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両面型の転職エージェントに対する想い

※この記事はあくまで私の経験から来る考えや価値観であって、分業型のエージェントさんを批判するつもりは全くないです。良し悪しでは全くないと心から思っているので、その点ご理解の上、読んでいただけると嬉しいです。

転職活動の末、両面型の転職エージェントを選びました。その意思を形に残すべく、記事を書きます。
※両面型のエージェントとは、企業と求職者を一人のコンサルタントが一気通貫で担当するスタイルで、小規模のエージェントや特化型エージェントに多い。一方分業型のエージェントとは、企業担当と求職者担当が分かれているスタイルで、大手エージェントに多い。

私の仕事のキャリアですが、1社目(プライム上場企業、3年在籍、人材の媒体営業と企画)→2社目(ベンチャー企業、半年で早期離職、両面型の転職エージェント)→3社目として引き続き両面型のエージェントに意思決定、という感じです。

仕事人生を振り返ってみると、1社目では一定の成果を残せたものの、いつももどかしさを感じながら働いていました。

※仕事に対する思いはこちらで書いています。

2社目では、プライベートな事情(ライフイベントに伴う転居)もありつつも、環境が合わずに挫折。それでも仕事は好きで、人材業界で働く誇りも持っていました。

だからこそ、「自分がやりたいこと」をやれることの幸せと、「環境の大切さ」(※)、つまり、自分自身のスキルや”何ができるか?”だけではなく、カルチャーやその実態まで理解して納得して入社を決める大切さを身に染みて感じた。
※環境なんて入ってみないと分からないしコントロールはできないと言われることはあるけれど、企業のカルチャーを理解しにいくことはエージェントの努めだと思うし、環境のギャップをなくす最大限の努力はできると思う。

※「やりたいこと」と「環境」についてもう少し詳しく書いた記事がこちら↓

今回、転職活動を行うにあたって、両面型と分業型のどちらも受けており、幸いにも両者から内定をいただいた。比較ポイントはもちろん他にもあったけれど、やはり最後に決め手になったのは「両面型でエージェントがやりたい」という想いだった。

私自身、1回目の転職で「やりたいこと」を叶えたものの、2社目で「環境」が合わずに早期離職。今となってはこれも経験だと思うので、後悔はしていないけれど、当時の転職活動で、もっと「環境」面も考えられていたらと思う。だからこそ、改めて両面型のエージェントの価値を感じている。

しっかりと企業のカルチャーや活躍できる要素を把握し、求職者の方の理解にも同じくらい努め、100%自信を持って双方にご紹介する。企業によっては外部に自社情報を積極的に発信している所もあるし、選考中に社員面談を組んでくれる所もあるけれど、本当にその候補者にフィットするかどうかの観点で情報収集することは極めて難しいと思う。情報収集をして納得の上入社したつもりでも、肝の部分のマッチングができておらずズレていて、早期離職に至るケースを防ぐのがエージェントの仕事だと思った。(いや、早期離職に至るくらいなら100歩譲ってまだいいとして、求職者の方に一生残る心の傷を残してしまうことは絶対に防ぐ必要がある。もちろん企業にとっても、早期離職によるコストは高い)

客観的な立場で転職の意思決定のサポートをし、その前提として企業にも求職者にも深く介在し本質的なマッチングをすること。求職者の方へは、紹介する企業の深いところまで知った上でご紹介する、それも自分の目で確かめた上で。企業へも、本当の意味でフィットし、事業の成長を加速してもらえるような人材をご紹介することこそが、私が大切にしたいことであり、私の人生の軸である「自己肯定感高く、幸せに生きられる人を増やしたい」が実現できると考える。だからこそ、企業と求職者、両面での転職エージェントがやりたいと強く感じた、そんなことを再認識させてくれた転職活動でした。

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