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割り切って、実は最も大切にしてる美容法

★ マドンナはそんなにいけない?

時々

「美しく老いる」

という言葉を聞くけれど、正直に言うと私には、ないと思っています。

誤解を恐れずにいえば……

"単純な見た目それだけ" の話だけだと、誰もが確実に老いて鮮度が失われていく今の世界では「美しく老いる」は、実在しないもの。

私は、そう割り切っています。

若けりゃ美しいってものでもないと言いますが、若いと美しいのも現実。

例えば、アイドルグループだって、おじいさんとおばあさんだけのグループだったらびっくりするし、いろいろ心配になり、手放しで応援しづらい。

老人アイドルが汗をかいたら「キラキラ!」より体調への不安が先立つし、人間の本能的に生足やセクシーな表情へのドキドキも期待しづらい。

コスメやスキンケアアイテムのイメージキャラクターが全員お年寄りになったら、果たして今みたいに売れるのだろうか?

人間、本音と建前がある。

それがいい悪いの話ではないのです。

どんなに理性や知性をもって、自分や他人の老いを受け入れようとしても、本能的に、若いことを美しいと人は思ってしまう。惹かれてしまう。

植物だって、鮮度のいいほうが「美しい」と判断されて選ばれてゆくのだから。

「美しく老いる」ってファンタジー。

人の素敵な優しさや方便なんじゃないかなあ、と思っています。

優しい方便。

自分や自分の身の回りの人間、そして素敵な先輩方が老いていく中、人類に最大限の賛美を送ると同時に、年をとる道が美しいと信じたい人間の心の現れ。

ある種の信仰にも似ています。

本当は「美しく老いる」に今のところ正解がないはず。

だからなのか、見た目のこととなると、人はちょっとしたことにうろたえてしまう。

例えば、先日、マドンナさんのSNSに上がっている写真のお顔が不自然だとか整形だとかいうことがネットのニュースになっているのを見ました。

年相応にすればいいのにみたいなことや自然に老けたほうがいいとか、自分はこういうんじゃなくて美しく老いたいとかそういうコメントも色々と見かけました。

正直、マドンナさんがお顔をどういじろうが、自分には関係ないことなのになあと私個人は思います。

人の美意識を他人が否定することじゃないだろうと。

そもそも、その人の人生の正解、美の正解なんて誰にもわからないわけだし。

うーん。

あれもひとつのマドンナさんの作品であり表現のひとつととらえれば、賛否も起きることのなのかもしれないけれど、でも、なんせ生身の人間だし。

作品ととらえるのも少々残酷。まあそこがマドンナらしいとも言えるが。

スターだからそういう話題の対象になるのは理解はできるけれど、マドンナさんの勝手だし、自分で自分を美しいと思える状況であるなら、それでいいではないかと私は思ってしまうのです。

おそらく、世間には一般的に言う

「美しき老い」

というものが、何だか圧倒的理想のまま存在するのだろうけど、それが何かは一言で言えないものだから、マドンナさんみたいな人が登場すると

「あれは違う!」

というふうに、言えてしまうんじゃないかなあと。

「違う」は言えるけど「正しい」となると、人は途端に曖昧になりだす。

女性の場合、おそらく日本で上がるのは吉永小百合さんとか八千草薫さんとか樹木希林さんとかみたいな?

「かわいいおばあちゃん」とか「きれいなおばあちゃん」とかを想像した時に、例えば女優の〇〇みたいなっていうような、ふわっとした正解感覚はあるのでしょう。

でもそれは霧の向こうにあって、くっきりしていない。

人は、性格が可愛らしいとか、生き方が美しい、考え方がかっこいい、振る舞いがなんとも愛しいみたいなことが付加されてトータルで見ているんですよね。

あとは「あの年齢の割には」とか何目線かわからない失礼な感覚が加わったりね。

とにかくそういうのがいろいろミックスされてやっと「美しく老いる」がぼやっとだけ浮かぶ。

総合得点なんですよね。

そう考えると、人は、やることいっぱい。

いい生き方を重ねて、性格も良く、声や喋り方も魅力的で、振る舞いも美しく可愛らしく、容姿もできる限り素敵に。

大変たいへん。

そこを補填するために、マドンナさんみたいに、いろいろ施して自分が気分良く生きていける方法を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。

じゃあ、自分の目指すところはどこか?

てきとーに思っていると、てきとーにそれなりに老いていくことでしょう。

そこに関して、実は10代の頃からずーーーーーっと考え続けていました。

老いに関してまるでもうルーティンのようにとことん考えて抜いてきたから、妙に見た目若いってところも正直あると思います。

そんな中、これぐらいの年齢になり、ひとつ答えが見つかっているんです。

私の目指すところは

「一生なんかきれいな自分」

です。

強烈に曖昧でしょう?
散々言っといてそんなことかよって思うでしょう?

そこがポイント。

美しく老いるということが、永遠に明確でないなら、その曖昧さを意識して

「なんか」

を、徹底的に育てようという魂胆。

その先にゴールがあり続けると信じているのです。

シワがなくてきれいな人。
たるみがなくてきれいな人。

みたいな具体的なこともいいんでしょうが限界がきますし、よほどのことをしないと、いやしてもシミシワたるみなし一生は無理でしょう。

だからと言って、全部あきらめるというわけでもなくて、なんとなく気にしつつ、改善しつつ、食い止めつつ、丁寧にケアをして、自分の正しいと思う生き方を軌道修正しながらも重ねてマインドを清潔に保って、

「なんかきれいだよね私」

と "自分で思える" ような人でありたい。

で。

そのために、いったい何をすればいいのか?

ずーっとこつこつしていることや心構えがいくつかあります。

それは、心と見た目の間に美容を差し込む作業。

表記してみると

【心】美容【見た目】

の位置づけです。

この部分を大切にしてこそ、トータルのきれいさが立ち上がってくる。

なので今日は、いつもその重要な部分の美容をお伝えします。

実は、一番大切にしていることかもしれません。

「何をしてればそんなに若いの?」

と、よくいただく質問のヒントになれば嬉しいです。

<今回も、ご好評の、私の本気使用アイテム紹介があります。それも含め、記事が大変長くなっておりますので、分けて読むなどお好きなペースでお楽しみください>

★ あらゆる細胞の機能を上げるたった16秒

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