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クリスマスの秘密

私は、クリスマスが生半可な気持ちではなく、好きだ。

よく、恋愛相手や一緒に住む家族やパートナーがいないとつまんないとか、逆に寂しい言う人がいるけれど、誰かそばにいようがいまいが、いつだってクリスマスが好き。

街の景色も、楽しそうにしている人たちを見るのも大好き。

実は好きすぎて、今やハロウィンすっとばして10月から飾り付けをしているほど。

書かせて頂き、テレビアニメ化もされた『少年ハリウッド』という作品にクリスマスがかなりのキーワードで出てくる。

原作脚本作詞シリーズ構成を担当していたこともあり、かなりの年数そこに全力をかけた。作品もクリスマスも大切すぎるから、本当に命懸けだった。

とにかくものすごい物理量だったのでスケジュール的に辛い時も、クリスマスの朝みたいなものを誰かに届けるんだと思うと頑張れた。

物心ついた頃から、うちにはサンタが来ていた。

12月25日の朝になると、枕元にプレゼントがあって、飛び上がるほどではなく実際飛び上がって喜んでいた。

正直、何が届いていても嬉しくて、欲しいものとか願ったことがない。

サンタさんが私に贈ってくれようとしているものをもらいたかった。

何が欲しいと願って、それがそのまま届くってつまんないと思っていた。

サンタさんが今の私のことを考えてこれをあげようと思って贈ってくれることに、胸が苦しくなるほど嬉しくて、大好きな朝だった。

あの時に私の手元にきた小さなお友達たち(一般的にはぬいぐるみっていうんですよね)は、いまだにわたしのベッドで毎日一緒に過ごしている。

私もだいぶデカくなったし、お友達たちも前よりずいぶんゆるっと優しい顔になったけれど、大事なパートナーだ。

この子達と一生過ごして、本当の最後一緒に眠れたら、あのサンタが来た朝に飛んで行けるような気すらしている。

つまり

クリスマスってなんかすきー
雰囲気がすきー

みたいなことどころか、ちょっと命懸けで好きなのだ。

なんでこんなことになったんだろうなと思い返したことがある。

今日は、せっかくの内緒話マガジンなのでその話をこっそりしますね。

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