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ハードル低い「歓び✨」にわく @バリ島

こんにちは!バリ島発オリジナルバッグ "sisi"の生島尚美です😀

今年の大晦日から、なんと冷蔵庫の調子が悪く...「気のせいだ気のせいだ」と思えば「気のせい」になるのか、というぐらい子供染みた思いで「え?冷えて無い?そんな事も無いんじゃない?」と頑張って言っていたのですが...

志村、うしろ〜〜


実は気付いてるんでしょ、という話なんですが... 夫はこういうとき
「もう10年近く使ってるんだから寿命でしょう、よく保った方だと思うね」と気軽に言う。

大きめの冷蔵庫、買ったら幾らすると思ってんだ?家計をコントロールしてるのは誰やと思ってんねんっと言いたい...

しかし、来るべき時は来る...ここではメーカーが責任を持って修理してくれる、なんてことは...まず無い。いや、無い事も無いのだろうか?

あるのでは、とすら思った事が無い、程の「諦めの島 バリ島」である。

日本は良いな〜、何か困ったら「お客さま相談窓口」であったり、「責任者」というのがクリアになる。 更に居る居る、プロフェッショナルが!

こちらバリ島では「理容室」も「電気屋」さんも「バイクの修理屋」さんも、器用な「好きな人」で、「やれる!」と思った人がやっている。
(そうで無い人が居たらスイマセン🙏)

そんな中、夫が「冷蔵庫と言えば」の人を見つけたらしい。年末年始、泊まりがけのお友達夫妻も居て、「出来る限り早く来てもらって!」とお願い。でも、お願いした所で来れないんだ、宗教儀式とは関係無い年末年始だけど(こちらの職人さんの多くはイスラム教徒、ちょくちょくヒンドゥー教徒)、と思ってたら「お願いしてた人は島に帰ってて無理だけど、友達が来れるらしい。」と。 

「と、友達ぃ〜?」

更に、その「友達」が当日になって、更に来れなくなったので、友達の友達が行くから、と言われ、「こりゃヤバい💦」と思った私は「元々の島に帰ってる人が戻って来るまで待とう、これは あかんパターンやで!」と言った所で電話が入り「近くまで来てます」と。

制服着てるやん!それもぴしっとしてるやん!若いけど、頼りがいありそうな賢い顔してるーー。 いやいや、そんなんで騙されては行けない、今まで20年近く、どれだけ「よく分からない、多分ダメ」というような言葉と緩い笑いで「また壊れる新品」を買わされ続けて来た事か...

心配性の私は「ダメ、信じちゃ!」と思うしかない。

普通の人がこうやって「お直し動画」をyoutubeにあげてて、すごい再生回数なんだよ〜〜!と夫。この時のテクニシ(技術者)さんにも「あなたもやりなよ〜、youtuberだよ〜」と言っていた...

私は修理の途中で家を出たのだけれど...なんと、なんと、直った〜〜!
なんか冷気を出すガスのなんかがどうにかなっとった、とのこと。やった!
もう、「冷蔵庫を買わなくてはならない、年越せない(越してたけど)あどぅ💦と思ってたので、ガッツポーズ!
あまりに嬉しくて、3週間以上経った今でも開けると冷気が漏れる冷凍庫(冷蔵庫)に感謝する気持ちが無くなりません。

専門家(らしい)人を呼んで、お金を払っても直る事はまず無い、と思って無理だろう、と思いながら頼らざるを得ない「諦めの島・バリ島」で、快挙!!!

Facebookに投稿したら、在住者が同じように歓びにわいてくれておりました㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️

さて、そんな歓び薄れぬ今日この頃、フル稼働している私のMacちゃんの画面が真っ暗になりました。使いっぱなしでスリープで寝かされてはまた起こされてやってるこの子が遂にお怒りに!? 困る、困るよ〜〜 ジャカルタでの来月のイベントの為にやらなきゃならない事がいっぱいあるのに〜〜💦

「2週間ぐらい前にも同じような事になって、何回か再起動して、充電しておまじない唱えて一晩置いてたら翌日直った。壊れる予兆なんて無かったのに〜〜」と夫に言ったら

そもそも故障なんて『予兆』なしに突然来るんだよ、というか、その2週間前のが「予兆」でしょう。

だって!もっともらしい(?)事 言うやん!でも、そんな場合じゃないのよ、私〜〜。そう、実は既に1晩おまじないを唱えての今朝だったんです😹

充電器の問題かもね、とあくまで「志村後ろ!」状態で知らんフリ?しつつ、お店に行って充電しても...

ダメー

これは、モニターがダメか、接続部分がダメなんだよ、安いモニターでも買って、取り敢えずしのいだら?と夫に言われ、ネットで金額を調べるも、1万円近くする。

「私の中の「安い」は、2-3千円なんだけど」

家に帰って夫のデスクトップのモニターと繋いでみるも↓この🍎ちゃんマークの後、フツッと途切れてグレーの画面になって終わり。なに?HDDもダメなのかも?といよいよ本格的に焦って来た私。

いよいよ、無いよりもあった方が良いぐらいなんだろう、というぐらいの低い期待度のウブドの『MACお直し屋』さんへ電話。 過去に行った事のある別の所は期待度を裏切らない結果だったり、デンパサールに持って行くも「ジャカルタに送るから10日は待って下さい」とかなんとか。大切なデータが入ったPCをそんな誰か分からない人に長々と預けておけるだろうか???

12-3年以上ウブドに暮らす人なら分かるでしょうか? ネットカフェの「BALI 3000」の引っ越した跡地の西側の道を北上してすぐ右。

素っ気ない程の真っ白のお店にカウンター。ちょうど、自分のラップトップを受け取りにきた欧米人の女性が。「これ、どうなってんの!ねぇ、まだ見えないんだけど、補償してもらえるの?」なんて焦ってそこにいた2人に若干詰め寄っていて、早速「おいおい💦大丈夫なのかよ〜〜」と思い始める私。

しかし、焦らずのんびりと「ちょっと待って下さい、大丈夫ですから、ほら、ここ見て」なんて対応する2人は余裕の表情。 ちなみに2人とも男性で、年齢不詳...何故ならバリでは最近でこそ、ちょこちょこ見かけるけれど、少ない「頭髪薄め男子」

この髪が薄めなのがインテリを感じてしまう〜〜♥️
お店に来る前に実は電話をした私。出てくれた渋めの声が頼りがいのある男性、「分かりました、まずは状況を教えて下さい」と。

これは、「よく分からんからジャカルタ送りまーす」てのとは違うな!と既に思っていました。私が下手な説明(ジャーンと音がする、とかりんごちゃんがね、とか色々バーって押して起動させる、とか)の後に

「なるほど、なるほど、○○の問題ですかね(私にはよく分からない)ま、とにかくこちらで確認しましょう、持って来て下さい。17時で閉まりますからね、急いで」と。

私の手前に居た、恐らく30から前半ぐらいの男性(電話の声の主)が私の説明を聞いたあと、パソコンを起動させる。「それ、押し過ぎちゃう?指めりこんでない?」って言うぐらいcommandボタンを押してる!そして、斜めからジーッとモニターを見てる...

「(macの)後ろを開けるね」と言われた時に一応リポート用に、と「写真撮っても?」と言ったら、お兄さんが親指立てたかったみたいだったのに、私の自慢の「早撮り」に間に合わなかった様子。私の当時の焦った気持ちも現すいい写真である。

中、アリの巣とか出来てたらどうしよう〜〜💦と思ったけれど、意外に普通だった。いや、ちょっとホコリ入ってた...確認する前に「スーツケースの中開けられる」気分である。

ここをチョイチョイっとね...バッテリーも一度ちょっと外してみて

あれ?よく見るとやっぱり汚れてる??バリだからね〜

そして、緊張の一瞬の起動!!!「これが出来なきゃシリアスな問題が起こってるってことですからね」と脅かす(?)お兄さん。イヤ〜ン、と私、呪文を唱えるのを忘れずに。

やったね!夢にまで見たログイン画面登場〜〜〜㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️
お兄さんの横で「やったぜ!信じられ無ーい、嬉しいぃん」と2回転ほどする私を苦笑いをこらえ切れずにする2人。

「神様〜〜〜🙏🙏🙏

(もちろん和子 関西人にしか分からない?)

冷蔵庫に続く「大快挙」に、こう叫ばずには居られません。

その昔、ウブドで双子を妊娠した方を診たお医者さんが「腫瘍です、手術です!摘出です!」と言ったらしいという話を聞いたのは10年以上前だったでしょうか。

「神様〜〜〜🙏🙏🙏」(もう一度)

私以外の感謝✨なお客さまの写真が日々アップされているようです↑
私が載る日も近い筈〜〜 バツグンの笑顔で写ってきました!


あまりに大喜びする私に、欧米人女性もあきれ顔!?
そして、あまりに簡単な作業だったようで「幾ら?」と聞いたら2人とも
困っちゃって、「幾ら貰うよ〜。奥さん、決めて下さい」ですって!
私の歓びはプライスレス!「どうしようかな〜」と思いつつ、財布の中から5万をつまんだ瞬間、申し訳無さそうに「じゃ、5万で」と(ルピアです。)
Cokのお兄さん!気が合うわ〜〜。 ちなみにお兄さんのCok(チョッ)はチョコルダ(王族)のチョッで、SukawatiのCokさんでした。奥の兄貴はEkaさんだったかな...?ジャカルタ出身、だそうです。頼りになる人、お店が出来ました〜〜。もちろん私のような彼ら曰く「チョー簡単」な事以外の事は実際どうなのかは分かりませんが、頼りになる雰囲気はものすごいありましたよ。「バッテリー交換も出来るよ。4日間ぐらいかかるけれどね、注文するから。iPhoneの修理などももちろん出来るから是非来てね!」と。

1月中に起こったこんなミラクル✨ 日本じゃ味わえない「諦めの島・バリ島」で直せた、ハードル低い歓びに喜べる私で良かった。

日本じゃ当たり前、出来なかったら「責任者呼べ!」となるんだもの。

実は今、私の身には同時に「諦めの島・バリ島」で諦めるしか無い案件が幾つかあり、それが故に、これには本当に心癒された、というか嬉しかった!

確実に個人レベルのバリ島のテクニシさんたちの技術は上がってるんじゃないでしょうか?嬉しいな、嬉しいな〜〜 ありがとう、実力者さんたちよ!

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バリ島発オリジナルバッグ【sisi(シシ)】

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