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『暮らしnote』 フードクリエーター 2児のシングルマザー 旅とラジオと季節こと

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ゲストハウスで朝ごはん作り

旅先で、ごはんが作れるのは幸せなこと。 先日の山形旅はゲストハウスに宿泊。 翌朝はセルフスタイルの朝ごはん。 長期にわたる旅は、どこか1食でも自炊ができる時間があると 自分の心身を感じ取りリセットできるような気がしてほっとします。 前日の夜、オーナーさんから 「朝ごはんは、うしろにある棚からパンと携帯スープを自由に食べてくださいね」 「冷蔵庫のこの2段は好きに使ってくださいね」 「炊飯器にはごはんがあったりなかったりします」 と伝えられていました。 冷蔵庫には冷えた牛

    • 東北旅〜山形編〜

      2024年、夏の終わり。 「秋田」を目指し往復1300kmをかけて東北旅をしてきました。 今回は途中で山形にあるゲストハウス「ミンタロハット」さんに宿泊させていただきました。 こんな旅スタイルも初めての経験。ドキドキとインターホンを鳴らすと金髪の青年、leo君が出迎えてくれました。部屋に入ると、そこには地元の常連さんとフランスからのお客様が既にくつろいでいる様子。台所にはエプロン姿で夕飯の準備をするオーナーのhideさんの姿。緊張をほぐしてくださるように、穏やかなトーンで

      • <レポート>yomoginchoさんを取材させていただきました

        - 生まれ育った村と、よもぎに興味を持ち出したきっかけは? 滋賀県北部(現在長浜市)、地元の方が「村」と呼ぶ場所で、18歳まで育ったというyomogincho代表のmiwaさん。 普段、車も人もほとんど通らず、山の上流にはワサビが育ち、魚が泳ぐ姿も見れるそう。そんな清らかな場所で育ったよもぎを、miwaさんが、改めて注目し出したのは約5年前。 東京でメイクのアシスタントとして、多忙の日々。心身の疲れを癒そうと、訪れた東京のエステサロン。「とても貴重」とされるよもぎを使った

        • 目の前の人はだぁれ?

          ワタシがはじめて店舗をかまえたのは、 東京下町荒川区にある、細い路地裏。 目の前に銭湯がある小さな店でした。 おとずれるお客様は、皆口々に 「なんでここに店を?」と尋ねられました。 大きな宣伝もせず、というか、SNSも縁遠い時代。 広告といえば、アナログのチラシ。勇気を振り絞って配ったチラシはたった1枚。 そんな、ささやかなはじまりでした。 はじめは、お客様が来ないが当然。 壁のペンキ塗りやら、看板作りやら、なにかをしながら、お客様を待つ日々。 「あ!ごめんなさいねー」

        ゲストハウスで朝ごはん作り

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          未来日記がうまれたきっかけ

          「私なんていなくなればいい」 10歳を期に、そう思うようになりました。 家族から愛されたい。 そんなたわいない本音から目を反らし、 誰でもいいから、自分を愛してくれる事を求めました。 『痩せているのは綺麗』 『綺麗であれば、人から愛される』 摂食障害と共に、こびりついた私の法則でした。 思春期と合わせて、ダイエット依存になりました。 「食べたいもの」を感じる『素直な気持ち』より、 ダイエット情報や栄養知識を優先しつづけました。 心を無視し続けた結果、産後鬱と合わせて、

          未来日記がうまれたきっかけ

          祖母とワタシ

          アナタが 『産まれ』たから 生まれたんだ。 2022秋。ひとつの灯火が 風に吹かれました。 94歳。ガンを患いながら老衰となれば 冷たい言葉ですが、悲しみはなかったかもしれません。 両親の離婚、嫁姑、摂食障害から自身の自殺未遂。 わたしの人生と、家族の絡み合いはとても複雑でした。 祖母である彼女は、 反抗期真っ盛りの私が嫌いなようでした。 いつも背を向けられ、東北なまりで、 「うるせー」と怒鳴られ、 あからさまに嫌がられていました。 気性の荒い祖母は、何度となくわめ

          祖母とワタシ

          小さな世界を作る

          不思議なもので、大きな闇にぶつかる度に、大きな愛を受けている。 そんなコントラストを感じるここ最近です。 でもどうやら、そう感じているのは私だけではないようで、親しい人々の話を聞くと、似たような事例が起きているようです。内容を聞いてみると、大体が「お金」「契約」が絡み、そこに加え「夫(妻)」「先生(生徒)」「客(作り手)」といった双方の肩書が、何やら話をこじらせているように感じます。なんなんでしょうねえ? なんとなくですが、今ここ何年、もしくは何百年という時代が「物質世界

          小さな世界を作る

          辛い時期の乗り越え方

          「あーやだやだ」「なんでこんなことばっかり」 うまくいかない事が続く事。ありますよね。 心の晴れ間が、なかなか訪れないと、ついつい「自分の人生は試練ばかり」と考えがちです。 辛い経験が、未来に活かされると理解しつつも、渦中の息苦しさは、綺麗事ばかりでは、いかないようにも感じます。しかし、この苦しみは「永遠に続くかどうか」は、自分の「脳」と「視点」次第なのかもしれません。 私たちの脳は、苦しみや不安を「苛立ち」に変換したり、まるで何もなかったように、無感覚の状態に置き換えよ

          辛い時期の乗り越え方

          ナマの世界

          とある時からSNS断ちをしている。 かといえ、これを書いている時点で、もちろん「完璧」ではなく ゆる断、とでも言いますか。 定期的にSNS断ちは意識していたのですが 今回は「スマホ上のアプリを削除する」ことにより、 尚更、見える世界がクリアになり、肩の力が抜けました。 無意識に情報は詰め込まれ、 自分の意識が狭められているなあ、と 我ながら気づかされます。 ご存知の方も多いと思いますが、 ゆるSNS断ちの体感(効果)として 1、時間が「余るように」増えた 2、早く眠く

          ナマの世界

          人生はゲーム

          今回のタイトルを読んで、皆さんはどのように感じますか?? 誰しも、一度は聞いたことのある言葉かと思います。 「まあ、そうだよね」と、あっさり納得する方もいれば 「人生がゲームだなんて、なんとなく軽くない!?」 と、しっくりこない方もいるのではないでしょうか? 私はというと、後者「でした」。 リアルタイムな「人生」に対して「ゲーム」という言葉が、 とても「軽く」感じ、嫌悪感にもにた違和感を感じていました。 しかし、あら不思議。 ある事をしてみたら、急に「人生はゲーム」に共

          人生はゲーム

          自殺未遂から得たハードルの下げ方

          えらいハードなタイトルになってしまいました。。。笑 皆さんは、人生のハードル、あげがちですか? もしくは「下げ上手」でしょうか?? この質問、アンケートをとったところ (私の周りに限ってですが) ほぼ100%【ハードルあげタイプ】でした。 昔のわたしも、まさに「ハードルアゲアゲタイプ」で いまも油断をすると、自分に対しバリバリと、厳しくなっちゃいます。 なので今回は「食事ハードル下げ」のコツと共に「生き方」のハードル下げを お伝えしたいと思います(^^) 〜お食事の

          自殺未遂から得たハードルの下げ方

          なんとかなる

          引っ越し先にはまだカーテンもない。窓際に布をさっとかけて【なんとかなって】います。我が家にはそのようなものばかり。 本来心配症のわたしは思い起こせば【いらぬ不安】ばかり抱えてきたよう感じます。この何年は【なんとかなる】という信念に似た想いと、息子からの 「おかあさん、だいじょうぶだよ」 「うまくいかなくても、つぎがんばればだいじょーぶ」なんてシンプルな言葉に助けられています。 【なんとかなる】は適当なようでそうではない。日々の精神的な訓練と継続からの自信。本来の自分がどうあ

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          新しい暮らしと息子のイボ

          2022 だいぶのんびりなお正月です。 新年早々やや煩雑な景色ですが二人も身の回りにあらゆるものを置いてくつろいでいるようで何より笑🐯 昨年は我が家は引越しをしました。 長男の転校も伴ったので「大変」か「大変ではなかった」と言えば前者になると思うのですが、 シングルマザーの不安もなんのその、不思議とその都度その都度の協力してくれる友人やタイミングに助けられ、子供の心もすぐに新しい場所に馴染んでくれました。 父の私もあまりの心の安定に自分でもびっくりしています。 心の変化と

          新しい暮らしと息子のイボ

          カラフルな食事をつくりたい

          〜素敵な方々の成功事例〜 フードクリエーター養成講座受講生の方は元々色々な方がいます。 食の道でプロを目指す方は少数で、 その他は、専業主婦の方もいらっしゃるし、産休・育休中の方、プライベートをもっと充実させるため、 という全く別業種の方もいらっしゃいます。 ●皆さんの共通点は ====== 『自分らしく生きたい』 『自分が何か家族や周りの役に立てないか』 ====== という想いがあるような気がします。 それは必ずしも、 メラメラとしている熱い想いでもなく、時として、

          カラフルな食事をつくりたい

          あなたと私

          誰しも弱さや自分の嫌なところ、ありますよね。この言葉も聞き飽きる位です。 耳にタコ、体にお肉です。 お肉? そう、私は自分に対して否定的な部分は、常にダイエットにとらわれているところ。体重、食事管理でほぼ脳内が占められているのではないかと思います。もう性格なのか生活なのか。生きていく上で一部になってます。太りたくない、お菓子を食べ続けてしまう癖は、いやだいやだといいながら、辞められない。むしろ辞めたくない?ダイエットを手放す人生を怖いかのようにも感じています。 それは病気、私

          あなたと私

          自己紹介

          フードクリエーターikuraです。「フードクリエーター」という肩書き。実は、もともと友人が私にあてたあだ名でした。 料理から暮らしをデザインする人。 食を持ってあらゆる可能性を広げ生み出せる人。 20年近く肩書きと共に活動した今、私はそんな風に感じています。 過去の活動 行政管轄荒川区の食育講師や 台東区演劇祭の舞台フード監修、 テレビ雑誌のアシスタントからプロ向けのファスティングテキスト監修など。多方面の取材を受けると共に、ジャンルは多岐に渡ります。 私の食のルーツ食は

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