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山を登るようにヨガをしたい

こんにちは、いくえです。

今は月・水・金とVYASA Yoga Singaporeのアドバンスハタヨガインストラクター認定コースに通っています。
予習復習必須なので火・木・土もヨガの勉強。
更には隔週ながら週末に趣味の友達とパークヨガをしたりと、なかなかにヨガ成分多めの日々を送っています。

私が一緒にヨガをする仲間には色々な人がいます。
初めてヨガをする人もいれば、もう10年以上も続けている人も。
たった数ヶ月で難しいポーズをサラッととれる人もいれば、じっくり1歩ずつ歩みを進める人もいます。
出身地もバラバラで、特に今通っている認定コースは6カ国出身の8名で進めているので色々と自由な感じです。

こういう環境に身を置いてヨガを続けておよそ1年。
最近、自分の気持ちに変化を感じています。

ヨガを始めたばかりの頃

私が最初のインストラクター講習(S-VYASA認定兼RYT200)に申し込んだのは、スタジオに通い始めて1ヶ月ほどの頃。
もちろん、講習の受講は自分で下した決断だったのですが、その頃は

「初心者の私のせいで講習に遅れをきたしてはならない!!」
「みんな長年やってるのに私だけ初心者で、恥ずかしい思いをしたくない!」
「このポーズ、私だけできない…体固いし、向いてないのかな。でもどうにかしなきゃ」


みたいな調子で、楽しいながらも肩肘はって、必死にやっていました。
これはこれで、インストラクターを名乗って将来活動するのなら決して無駄にはならない責任感と真面目さかもしれない。でも、ちょっと行き過ぎてた。笑

1年経って感じたこと

そんな調子で始まった私のYoga journeyですが、インストラクター講習、スタジオ通い、自分主催のレッスン、そして2度目の講習を通じて、次第に「ヨガって山登りみたい」と思うようになりました。

自分より柔らかかったり体が強い人は、自分より先に山を登り始めた人。
自分よりも固い人は、ただ自分より上り始めたのが遅かっただけ。
登るペースが速い人がいたら、何がコツか、どんなルートを通っているのか学んで、取り入れられるものは自分も取り入れる。
登るペースが遅い人がいたら、自分なりのコツをシェアしてあげる。
登るペースは人それぞれだけど、続けているうちは1mでも1cmでも登っている。
ふと立ち止まって振り返ると、想像以上の高さまできていた!なんてことも。

どうして山登りかは自分もわかりません。講習中の先生の小話でこういう話があったかもしれない。
Youtubeやnoteなども色々見ているので、もしかしたらこういう例え話をした方のお話が頭に残っていたのかも。

出所はさておき、こういう風に感じられるようになってから、だいぶ気持ちが楽になりました
できない自分にがっかりしたり、できない自分を責めることがだんだん減りました。
練習を重ねることで、できなかったことができるようになるのがただただ楽しい。そんな感じです。

勿論、「ゆくゆくはインストラクターを名乗るのならあんなポーズやこんなポーズができなきゃいけない!」という気持ちもないではないです。
でも、そんな事を言い出したらキリがない。
例えばフィギュアスケート。トップ選手たちをみているとーーーっても柔らかく、しかも体幹もある。難しいポーズもサラッととれる。
こんな感じとか…(ロシアのシェルバコワ、ウサチョワ、アカチエワ)

では彼ら・彼女らにヨガインストラクターが務まるかというと、必ずしもそうではないでしょう。
アーサナ練習も頑張るけど、それが全てではない。
そう割り切って自分のペースを崩さないように心がけています。

自分なりの「自分に集中する」の実践

この「山登りみたいだなぁ」という気持ちは、ヨガの世界でよく言われる「自分に集中する」というのを自分というフィルターを通して言い換えたものなのかな、と思っています。
自分で変えられるのは自分の体だけ。
自分の体を変えられるのは自分だけ。
他の人を見て学びにするのは薬になるけど、学びなしに自分と比べてあれこれ思い悩むのは毒になる。
自分のペースが他の人より遅くても、沢山の人が自分より先を登っていても、歩みを止めなければ必ず登れる。

これはヨガを通じて感じた事ですが、でもヨガだけではなく人生そのものにも当てはまるのではと思います。大袈裟かもしれないけども。

職業、収入、結婚、子供、持ち物、車、服装、住居、生い立ち、家庭環境、学歴、障害、体型、容姿、育児、etc etc…

日常生活のどこを切り取っても、他人と比べて凹んでしまいそうなシーンって沢山あります。
でもそんなことをしても良いことなんて1つもない。
自分がその時持っているもので人生を切り開くしかないし、羨むだけじゃ何も変わらない。
自分よりハンデがある人を見て安堵してもやはり何も変わらない。
他人のペースに合わせてもいつか息切れする。

今の自分を知って、自分のペースで1歩ずつ進んでいく。
言うは易し、行うは難し。まずはヨガから始めて、だんだん生き方そのものに広げていければなと思います。


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ここまで目を通してくださって有難うございます。とても嬉しいです。
こうしてお目に留めて頂いたのも何かのご縁だと思います。
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