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自分と仲良くなる

こんにちは。いくえです。
私事で恐縮ですが、8月を迎えて、人生で初めてのスタジオレッスンから1年が経ちました。
はじめてのレッスンはフローのクラスで、とにかくついていくのに必死、でも最後のシャバーサナでは得も言われぬ幸福感に包まれたのを覚えています。
早いものでそこからもう1年。飽きっぽい、すぐ諦める、やらない理由を見つけるプロの私がどうしてヨガをまずは1年続けられたのか。理由を改めて考えてみました。

1年間気をつけてきたこと

ヨガを続ける際、自分なりに気をつけてきた事がいくつかあります。
例えば…

・定期的に写真を撮って比較し、成長した点を見つける
・「しっかりやらなきゃ」と言う気持ちを一旦手放す
・ポーズで無理をしない、気持ちいいと思える範囲で留める
・他人と自分を比べない

こういった事に気をつけつつ練習を続けてきました。

私のヨガは「ガッチガチでもないけど、でも特段柔らかいわけでもない」というところからのスタートでした。
そこから、長座でつま先に手が届くようになり、前屈で床に手が届くようになり、開脚が深まり、蓮華座が組めるようになり、戦士のポーズ2でバインドができるようになり、懸垂ができるようになり……。
あれやこれやを積み重ね、ついには自分とは無縁だと思っていたヘッドスタンドや三点倒立までできるようになりました。

(今はピンチャマユラーサナを練習中…)

学生時代、運動部に所属してバリバリ動いていた頃でもできなかった倒立ができた時の感動と驚きは今でも忘れられません。

1年続いた最大の理由

勿論、前述のポイントはヨガをやめずに取り組む上で大きな支えになりました。でもやはり1年続いた最大の理由は
「ヨガを通じて自分で自分を認める・褒める経験を重ねてこれたから」
だと思います。

一見して「いや、こんなの絶対できないでしょw」「手足短いから私には無理w」
という様なポーズでも、まずは今時点の自分の状態を知って受け入れ、時には道具の力を借りたり、時にはお休みを取ったりしながら、細く長く練習を重ねていけばいつしかできるようになることもあるのだとこの1年で学びました。

思い返せば、この一連の流れを様々なポーズを通じて繰り返していくことが、
・今の自分を認める
・思うようにできない時も自分を否定しない
・難しい時はサポートを得る
・できるようになった自分を祝福する
という体験の積み重ねにつながっていたのでしょう。
その結果、ヨガを始める前よりも「自分と仲良くなれた」と感じています。
もう少し思い切って言うと、前よりも自分が好きになれました。(照れますね)

体の変化の観察から心の変化の観察へ 

ここまで自分の1年の変化を振り返ってきましたが、こうして自分の心の変化に気づけるようになったことも、1年ヨガを続けた成果の1つです。

今までは、自分の感情にブン回されてきた人生でした。
(ブン回されっぷりはこちら↓にも書きました。笑)

ヨガを通じてまず学んだのは自分の体の観察。
どこが伸びてどこが縮んでいるのか?どこで体を支えているのか?足は内旋?外旋?息は吸えているのか?呼吸の音は?空気の通り道は?
一口に「体を観察する」と言っても、切り口は色々あるものです。
こうしてまずは体を多角的な視点から観察することに親しみ、徐々にその方法を心の観察に応用できるようになってきました。
そして、こうして自分の心を一歩引いたところから見つめることができるようになったことで、心が暴走することが圧倒的に減りました。
それはつまり、暴走後に起きる自己嫌悪が減ったということ。これも、前よりも自分のことを好きになれた理由の1つでしょう。

時とともに変化する体とヨガ

これから先、ヨガを何年続けられるか。
長く続けること自体が目的ではないけれど、進みゆく時間とともに変化していく自分の体をよく見て、その時々の自分にあったヨガを選びながら続けていければと思います。



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ここまで目を通してくださって有難うございます。とても嬉しいです。
こうしてお目に留めて頂いたのも何かのご縁だと思います。
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