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カシオペアより愛を込めて(第3章)


前回までの話


人は自分に耳障りのいい情報、又は聞きたい情報しか耳に入らないことがある。

私の中で、自分のハイヤーセルフを知れたという一種の興奮が、情報の受け取りの間口を広くしている可能性はないだろうか?

第2章でも書いたが、このセッション中は冷静かつニュートラルでいる事に努めた。
なぜならまだ完全には宇宙の歴史が受け入れきれていなかったからだ。

けれど、ガイドのレムリアの女性に続き、私のハイヤーセルフの生みの母であるアンドロメダの女性の説明を聞いた時、

「ハイヤーセルフの存在する宇宙の歴史は作り話ではない」

私のハイヤーが生きている宇宙の中に私もいる。

と、確信を持った。



アンドロメダは天の川銀河の10倍は大きく、天の川が地方都市札幌だとしたら、アンドロメダは東京だという。

そもそも秩序の星であり、アンドロメダの女性は美を尊び、ストイックで研究熱心。
どちらかというと、他を踏む台にしても自分を突き詰める孤高な所があると。

この説明を聞いた時、「…?私っぽくないなあ」と正直思った。

ところが、私のハイヤーの母は後年、天の川銀河に秩序をもたらすために出向した世代だという。

天の川には秩序がなく、権力がなく皆が平和で和の世界だった。

それは縄文の文化と同じ。
しかし、そこに秩序がない事で不具合が生じてきた時に、アンドロメダからの出向が行われた。

なので、Kさんは同じアンドロメダ星人でもシリウス前後と表現しているのだ。
(シリウスは天の川銀河に秩序がなかった時代に、その問題解決のために作られた知性の星)

このシリウス後の女性達は、皆に秩序を教える立場にありながら、天の川銀河の縄文的な和を尊ぶ文化(神)に帰属した。

いわば宗教替えをしたのだ。
プライド高きアンドロメダ人にはない性質がここにある。

そして他の民に混じって平等に同じ仕事もした。

それは、Kさん曰くあの

「おしん」

だと言う。

これには爆笑してしまった。

この時代のアンドロメダの女性の唯一の弱点は

自己犠牲!

まったくその通りだと思った。

私はなんて言ったてじっとしていられない。

もちろん誰も居ない家で、用もないのに細々と掃除する様な、殊勝な奥様ではない。
ただ動く場合は、自分で動いた方が早いと思ってしまうところがある。

裏を返せば人にお任せすることができず、抱え込むタイプと言える。

看護師を辞めた時、ちょっとした犠牲の上に人の役に立つことが喜びの私にとって、腰を悪くし思ったように動けない…まるで夢の中で走っているようなもどかしさは、当時のストレスランキング上位だった。

働けない自分に価値を見出せなかった自分。

そんな自分に「もっと周りを頼って良いのではないか?」と、厄介さに嫌悪感も抱くことがあったが、

「おしんじゃしょうがない(笑)!」

とストンと納得が行った。

あの時の、そしてこれまでの私の選択は、ハイヤー(潜在意識)の声に素直だったのだと自分を赦すことができたのだ。



                つづく

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