見出し画像

冬に聴きたいビョーク

先日、栗英田テツヲさんの
ビョークの記事を読んで、

私もビョークの話が
したくなったので、
ビョークのことを書きます。

とはいえ、私はビョークの曲を
全部聴いているわけではないですし、
浅い紹介になるかもしれません。

その辺はご了承ください。

私がはじめて
ビョークのことを知ったのは、
高校3年生の頃でした。

2000年のことです。

その時代にテクノにハマり、
音楽の深い世界に
入っていった私は、
売れている洋楽の一つとして、
ビョークのことを知りました。

当時、売れていたのは、
このアルバムです。

ビョークが主演も務めた
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の
サウンドトラックですね。

ただ、私はいまだに、
このアルバムが聴いたこともなければ、
映画も観たことがありません。

映画の方は、
とても暗い話と聴いていて、
なんとなくこれまで観ていませんでした。

映画を観ていなければ、
サントラも聴かないので、
これまで聴いてこなかった
というだけなんですが。

それにしても、
2000年当時は、かなり流行っていて、
このジャケットは
CD ショップや音楽雑誌で
よく見かけましたね。

そんな私のビョーク初体験は、
これらの作品を知った、
少し後のことでした。

当時の私は、
音楽にハマりはじめたといっても、
テクノを中心とする
電子音楽にしか興味がなかったので、
ビョークのこともそんなに
気になってはいませんでした。

ところが、このビョークですが、
初期の頃は、
かなりテクノに近いところに
いたんですよね。

私が中古の CD ショップで
80~90年代のテクノの CD を
買って聴いていたところ、

808ステイトという
(エイト・オー・エイト・ステイト)
イギリスのバンドのアルバムに
ビョークが参加していました。

そのアルバムとは、
『ex:el(エクセル)』(’91)
808ステイトの3枚目のアルバムです。

ビョークが参加しているのは、
この2曲ですね。

808ステイトは、
もともとインストの
テクノバンドで、ボーカル曲では、
ゲストを招くスタイルだったんですよ。

というわけで、この2曲では、
ビョークがボーカルを務めています。

はじめてビョークの
ボーカルを聴いた時は、
その独特な歌いまわしに
衝撃を受けましたね。

当時の私はそれほど音楽のことを
知っていたわけではありませんが、
他のジャンルに似たものがない印象でした。

強いて言いうなら、
80年代末期から流行り出した
ワールドミュージックの
流れを感じました。

今にして思えば、
808ステイトも2枚目のアルバム以降は、
ワールドミュージック的な
色彩を帯びたバンドだったので、
このコラボには必然性がありました。

そして、後に購入した
808ステイトの他のアルバムの
日本盤に同封されていた
ライナーノーツ(解説)を読んで、

ビョークがイギリスのテクノ系バンドと
ライブなどでよくコラボしていた
という話を知ります。

このエピソードによって、
私は俄然、ビョークへの興味を
高めていくことになるんですが、
ソロアルバムを聴くのは、
ずっと後のことでした。

ちなみに、ビョークの
2枚目のアルバム『Post』には、
808ステイトのメンバーが参加しています。

私がビョークのアルバムを
はじめて聴いたのは、
数年前のことです。

デビューアルバム
『Debut』(’93)を聴きました。

先ほど紹介した『ex:el』より
少し後の時代ですが、
これがめちゃくちゃいいんですよね。

このアルバムの大半の曲は、
元・ソウル・II・ソウルの
ネリー・フーパ―がプロデュースしています。

ソウル・II・ソウルは、
1枚目のアルバムが好きで、
かなり聴き込んでいたので、
このアルバムもすぐに耳に馴染みましたね。

打ち込み中心のサウンドが、
個人的には聴きやすかったんです。

今のところ、ビョーク関連で
しっかりと聴いたことのあるのは、
この辺りのアルバムだけですが、

とにかく、ビョークの他に類を見ない、
個性的なボーカルは好きですね。

あと、個人的には、
どちらのアルバムも、
今のような冬に聴いていたんです。

私の住んでいる札幌は、
今の時期、雪に覆われていますが、
ビョークの声は雪景色によく合います。

透き通った声の高さなのか、
はたまた、うなるような
独特の歌唱法のせいなのか、
わかりませんが、
寒さに合う声なんですよね。

ビョークの出身地が
アイスランドという
極寒の地であることも
大きいような気がします。

余談ですが、ビョーク関連だと、
ソロ活動をする前に在籍していた
シュガーキューブスのアルバムも
気になりますね。

シュガーキューブスは、
’86~’92年に活動していたバンドです。

数年前に知人に教えてもらった
このソロアルバムも試聴したことがあります。

母国のバンドとセッションした
ジャズアルバムで、
これもかなり好きなサウンドでした。

実は、このアルバムは’91年に
発表されたものなので、
ソロ活動開始よりも前の音源なんですよね。

そんな経緯から
「幻のジャズアルバム」
とも言われているようです。

ビョークに関しては、
まだまだ聴きたい音楽が
たくさんあります。

*  *  *

いつも読んでいただき、
ありがとうございます。

書いてほしい記事の
リクエストを募集しています。

「こんな記事が読みたい」
「○○についてわかりやすく解説してほしい」
「宿題の作文やレポートの代筆(笑)」
などなど

ご要望がありましたら、
ぜひ、以下の記事のコメント欄にて
リクエストしてください。

得意分野は
映画、音楽、本、マンガ、
テレビ番組、ゲーム、
書籍の紙面構成、文章術です。

お応えできるリクエストには
全力でお応えします!

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。