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自立と自律の過程を大事にする

❝口や手を出すことはブレーキになることもある❞


岡山で子育て支援をしている「NPO法人ねっこ」
の代表の方のお話が昨夜ありました。

主に発達に凸凹がある方たちの支援をしています。

ここでの活動の大きなものは
「こどもイベント」です。

これはどんな子供達でも
自律し自立できると信じてすべてを子供に任せる
というイベントです。

①高学年の子供が実行委員となり、
やりたいこと、できること大人に頼むことを考え
②低学年の子供も含めた参加者会議を開き
(ここで参加しないと判断する子もいるそうです)
③会場・予算・スケジュール・ルールなどを決め
④会場予約や関係者への挨拶や買い出しなどをし
⑤当日の受付・進行・片付け・清掃・反省会
⑥関係者(含保護者)への完了報告とお礼

という流れでイベントが進みます。

支援者は「受容」と「待つ」を意識して
質問やアドバイスを求められない限り口を挟みません。

イベントとしての成功よりも(失敗も経験する)
子供たちの努力を成果とすることに重きが置かれます。

子どもたちには自分たちで何とかしよう
という気持ちが生まれ、
様々な工夫をして自分たち独自のイベントを作り上げる中で
助け合い学び合う姿が見られる様子を知ることができて
大きな気づきになりました。

子ども同士のかかわりの中で、
自分の凸凹による困りごとを
ちょっとずっ取り去っていける子供もいて、
自分で何とかする力を大人は踏みつけないようにしなくちゃ
とも思ったお話でした。

この話もうちょっと続くかもです😉


❝口や手を出すことはブレーキになることもある❞


今日は土曜日。受容する一日でありますように💖






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