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プールの時間

❝何のために泳ぐ経験をするのか❞


勤めている保育所でプール開きをしました。
組み立て式の丸いプールがテラスにできると
子供たちは大喜びです。
保育している子供たちは乳幼児なので
水遊び程度になりますが、
それでも2歳児は30cmくらいの深さの水に入ります。

中には水を嫌がる子供もいますが、
今年の2歳児はほとんどが水遊びが大好きです。

プール開きでは楽しく水に親しむためと
危険を避けるための寸劇を保育士がしました。
・勝手にプールに入ったり出たりしない
・プールの水は飲まない
・お友達とふざけあったり走ったりしない
この3つが子供たちに示したお約束事です。

危険行為は命にかかわります。
伝えても守れないのが子供の特徴です。
「見守り」と「一緒に楽しむ」という行為を通して
水場での成長をともにしていきたいと思います。

高知では小学生が水泳の授業中に溺れて亡くなる事故が起きました。
夏休みになると子供同士で川遊びに行く機会も増えます。
水遊びは夏の楽しみの大きなものです。

危険だからと言って禁止ばかりしていては
貴重な経験を奪うことになります。

プールの時間は全員が泳げるようになる事が目的ではなく、
水とはどんなものかを知り、
水に対して自分は何ができるのかということを
知るための時間になるといいなと思うのです。

プールの中でキャーキャー言いながら
笑顔を輝かせる子供たちとともに
責任ある夏の経験をしたいと思います。


❝何のために泳ぐ経験をするのか❞


今日は水曜日。経験する一日でありますように💖









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