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「とにかく描きはじめる。」


今日のブログはこちら!


テクノロジーが発達し、ライフスタイルが変わるなら人生を再定義しないといけない。


そのヒントを得たかったら読んでみて!



では、本題。


映画・「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」を観た。


フランシス・ベーコンやピカソから多大な影響を受け、不適切・危険・残酷・過激・反体制的と評される絵を描き続ける男ラルフ・ステッドマン。


彼は「ラスベガスをやっつけろ」の著者であり、”ゴンゾージャーナリズム”という型破りなジャーナリズムのスタイルを確立した男ハンター・S・トンプソンの親友でもある。

社会の欺瞞や権力への皮肉と反抗といった「怒り」を全面にぶち撒ける彼の絵はどうやって描かれているのか?そして彼はどんな人生を送ってきたのか?


そこを追ったドキュメンタリー映画。

俺は最初から最後までイッちゃってる映画「ラスベガスをやっつけろ」が大好きなんだけど、その原作の絵を描いていたとは知らなかったな。



マンガは笑いのためにだけに存在するものではないんだ。
物事をよい方向に変える力を持っている。


それを信条にして権威に対する攻撃としてショッキングな絵を描き続ける彼の一貫したスタイルはカッコよかった。


酒やクスリに浸りクレイジーで知られるハンター・S・トンプソンのことを多くの人は危険だというけど、


そのトンプソンが自分より常軌を逸している奴として挙げているのがステッドマンだ。


その理由は、躊躇なく一線を超え不適切とされる危険な表現にも挑んでしまうからだ。笑


常軌の逸し方、そして狂気の放ち方が「躊躇しないこと」だとよくわかる。


見た目も大事だけど、それに関係なくヤバい奴ってのはヤバい感じがにじみ出ているんだよね。



じゃあ彼はどうやって作品を生み出しているのか?


それは、「とにかく描き始めること」だ。


そう、彼はたとえ良いアイディアが浮かんでいなくてもとにかく筆をとりキャパスにインクをぶちまけているんだ。


そうやっていくとだんだん形が見えてきて、修正や仕上げをして完成させる。


これが彼のスタイルだ。



「とにかく描き始めること」


これはピカソから学んだことだと彼はいう。


そして、

結果は読めないがそこに何かが生まれる。
それが良いんだ。
追求を続ける価値がある。
最初から結果がわかっていたら意味がない。
自分を驚かせることができれば大成功なんだ。


と続けて語っていたけど、これは「なんであれ何かを生み出している人」にとっては大切なことだ。


ほんと、最初から結果がわかっているものに意味がないというか、面白さは感じないよね。


どうなるかわからないものって、わからないなりに追い求める価値があるってことなんだよね。


それに彼が言っている成功の定義は素晴らしいし、俺もそれにしようと決めた。笑


つまり金やフォロワー数といった数字、それに付随する名声とかじゃなくて、自分を驚かせることができるかどうか。


だから結果が読めないもの、どうなるかわからないものを追求し続けるべきで、そのためにはとにかく描き始めることなんだ。


そして尚且そこで躊躇をしなければ、常軌を逸し狂気を放てるんだ。


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