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「パニクったら終わり。」
今日のブログはこちら!
多くの人は自由を望んでいるのに自由を恐れている。
自由でありたいなら読んでみて!
では、本題。
映画・「シャイニング」を久しぶりに観た。
作家志望であるジャックは、妻と息子を連れて冬の間閉鎖されるホテルに管理人としてやってきた。
ホテル支配人は「以前の管理人は頭がおかしくなり家族を斧で惨殺し、自殺した、いわく付きの物件だ。」と注意するもジャックは気にすることなく住み込むことを決める。
猛吹雪により外界から切り離されたホテルで起こる超常現象に恐怖を感じながら、三人だけの生活が始まる。
というのがあらすじのホラー映画。
狂ったジャック、恐怖に怯えるウェンディ、この二人の演技がマジでスゴい。
天才キューブリック監督が創る、他のホラー映画とは異質の映画史に残る作品だ。
この映画を観れば、パニクった人間は超恐ろしいんだとわかる。
もっといえば、この世で一番恐ろしいのは人間だとわかる。
たしかにホテルで超常現象が起きて恐怖を感じたかもしれないけど、それは人間の心が生んだものなんだよね。
だって超常現象なんて存在しないんだから。
そして人間の心が存在しないものを作り出してしまう原因は、目に見えない孤独・不安・恐怖といったものに蝕まれるからだ。
それに蝕まれると、だんだんと頭がおかしくなっていってしまう。
最初はまともだったジャックを観ればそれがよくわかる。
執筆活動が思うようにいかずイライラしたり不安になり、精神的に疲れたときに超常現象を見てしまう。
その恐怖に飲み込まれて狂気に落ち、支配人を殺害し家族まで手がけようとする。
そして最終的に吹雪の中迷路に迷い、凍死する。
人間の心が作り出したものに蝕まれ、人間自身がパニクりまともじゃなくなる。
ぜんぶ「人間」なんだよね。
だから一番恐ろしいのは「人間」なんだ。
これってコロナウイルスでパニクっている今の社会とかなりリンクできるよね。
たしかにコロナウイルスは存在しないものじゃなく、実際にあるものだ。
だけど多くの人が目に見えない恐怖・不安に駆られているところを見るとまさに「シャイニング」だ。
目に見えないものに恐怖を感じ不安を煽られた結果、多くの人がデマ情報を信じてしまってペーパーの買い占めなんてバカみたいなことが起こったでしょ。
デマ情報を流したヤツが一番悪いしクソだなとは思うんだけど、
恐怖を感じる→不安に煽られる→パニクる→よくわらないものを簡単に信じる
といった人間心理があることの教訓になったんじゃないかな。
パニクったモブキャラが最初に死ぬなんて設定は映画やマンガでもよくあることだけど、これは人間の本質だ。
じゃあパニクらないためにはどうしたら良いのかというと、淡々とやる力をつけることだ。
力がなくても、パニクりそうなときほど淡々とやることを意識することだ。
前にも書いたように今は、
・しっかりうがい手洗いする
・しっかり食べる
・しっかり寝る
・人混みを避ける
これを淡々とやって免疫力を高めるしかないんだよ。
医者や研究者等の専門家の一次情報以外はシカトすればいいんだ。
とにかく、人間はパニクったら終わりだから。
目に見えないものに蝕まれるな。
大衆心理に煽られるな。
どんなときでも淡々と。
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