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食の未来

いつも大体5時半には起床する私。

よく聞かれるのは「そんな時間に起きて何してるの?」

えっと、、、、何してるっけ(笑)

そんな毎日まいにち目的なんか持ちながら早朝におきないでしょ。

ただ早朝からおきていると、朝焼けみたり、鳥の鳴き声聴けたり、静かにそしてゆっくりと自分だけの時間が流れるから好き。


高校の部活で朝練の時間に間に合うためにルーティン化していたこの起床時間が、いまだに体内時計にしっかりきざまれていて、わらっちゃう。

でも悪いこと何もないから全然いい。強いて言うなら夕方には身体のバッテリーが切れることくらいかな。


昨日もニールセン北村朋子さんの「いまを生きる手習い塾」に参加させて頂きました。

https://nielsen-folkehojskole.studio.site/?fbclid=IwAR1EOMGPB31gj4i_tuCT_XQnLbjiv7uCjFpo1XLGS5FYNUCwWVKxRFWeaS4

テーマは「デンマークの食文化と環境」

ゲストとして、レストランのシェフ兼野菜農家の

Asger Lünekilde Knudsen(アスカ・ルネキレ・クヌセン)さんを招いてのトークセッションでした。


なんでこの回に参加したのかというと私自身が、

食という観点から日本の未来を変えたいと思っているからです。

きっかけは「日々の暮らしを大切に営めない社会」を問題視したことから始まります。

働くことでいっぱいいっぱいで、帰宅したら料理を作る気さえ起きない人。

栄養補給でしかなくて、ながら食べをし、食べることに真剣に向き合わない人。

私の家も、作る気力がないからと、買ってきたお惣菜で賄われる毎晩の食事に悲しさを覚える毎日。

結局プラスチックの消費は増えるし、食の背景がみえないものだらけだし。

結局はその人の問題というより、そうさせている日本の社会に問題がある。

その人の生活より、社会を優先しろという見えない圧力が常にわたしたちの背後に迫っているんです。

そしてこのように自分の生活に目を向けられない社会の状態が、大学の福祉でもよく話題となる日本人の精神的幸福度の低さにも影響しているんだと思うのです。

私の願いは、自分自身を大切に出来る状態を、関心の向けられやすい食分野から変えていきたい、というもの。

最終目標は精神的幸福度を高められればと考えていますが、そう簡単にいくものではない。夢物語で終わりかねません。

まずは食を中心として、ひとりひとりが多様な社会課題に目を向けられるようにならないと何も始まらないし、自分たちの生活に違和感を抱けないと何も変わっていかない。


お話を聴いていて、デンマークの食文化改革の始まりは、意外にも日本の今の状態と似ている部分が多く、ヒントがたくさん散りばめられていて希望がもてました。

社会的地盤が違いすぎるのがやはり難点なのだけど、、、、(笑)

もちろん社会システムを変えない限り、根本的な問題解決には至りませんが、そんなこといっていたら、行動しなくていい理由を並べているようなもの。

もう日本の政府には頼れないから、動くしかないんだって思うのです。


大学院にいけたらいけたで出来ることは広がるけれど、いけなくてもやろうと思っていることが山積み。だから行動しつづけて、足を止めないことかなって考えています。

昨日のアスカさんも、そして私の大好きな教授も

「まず自分でやってみる。そしてやめないこと。」と。


頑張りすぎない程度にがんばろうっと。


いけだ



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