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神の子から神へメッシの物語、悲願のワールドカップ制覇

おはようございます。

いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

12/19の日本時間0時にてFIFAワールドカップカタール2022のファイナルマッチである決勝戦『アルゼンチンVSフランス』の試合が行われました。

結果を先にお伝えいたしますとアルゼンチンが36年ぶりのワールドカップ制覇を達成いたしました。

https://twitter.com/GoalJP_Official

アルゼンチン代表の優勝は母国開催の1978年にケンペスが率いたのと、1986年メキシコワールドカップにてマラドーナ率いる代表が制覇してから3回目の優勝となります。
またマラドーナが制した一年後にメッシが生まれました(現在35歳)

激動すぎた決勝戦、両チームとも譲らずPK戦までもつれ込み、どちらが勝利してもおかしくはなかったです。
感情爆発しながら個人的な感想を書きます。

1.アルゼンチンの前半戦

Abema中継で解説の本田圭佑さんも伝えていたが、両チームともスローペースで試合運びをしていました。
両チームともカウンターが得意だからこそうかつに攻めることができなかったのかと思います。

ですが試合が動き、先発で出ていたディ・マリアが左サイドからドリブルを仕掛けたところデンベレに倒されPKを獲得。

VTRを見る限り触れてはいたけど強くはなかったのでディ・マリアがVARすら超えるマリーシアを発揮したなと、ドリブラーがなぜいつの時代も重宝されるかを証明してくれています。

そして得たPKをメッシがGKの動きを見ながらタイミングを見計らって蹴りこみ先制点を獲得。

その後2点目はフランスのコーナーキックからのカウンターでアルゼンチンがつなぎ、最後にディ・マリアがゴール右の流し込んで2-0に。

この段階ではアルゼンチン有利でしたが、日本代表も体感したように2-0からが怖いことを後半で味わうことになりました。

2.フランスの逆襲とエムバペのスーパーゴール

後半70分くらいまではフランスどうしたと思うくらい足取りが重かった。
謎の体調不良者続出で中3日のフランスと中4日のアルゼンチン、疲労度の影響の差があったのは歴然でした。
ただここでエースは違いました。

フランスのカウンターからコロムアニを倒してしまいPKを獲得。
PKをエムバペが決めスコアを2-1に。
その1分後にワンツーからエムバペがキャプテン翼かの如くダイレクトでジャンピングボレーを決める。
ぜひ動画を見てほしい、とんでもなくすごいシュートです!!!

後半80分過ぎにあんな動きができるエムバペがすごすぎる。
世代交代と言われるのも頷ける一撃でした。

フランスが追いつき2-2に。
動きが重かったフランスが追いつき勢いにのり、2-0から追いつかれたアルゼンチンは落胆が激しい中延長戦に迎えます。

3.神が与えた脚本

延長戦に入り、お互い膠着状態。
延長前半はそれぞれチャンスがありつつも動きがなく後半戦へ

そしてついてスコアが動きます。
延長後半3分にアルゼンチンがカウンター。
シュートのこぼれ球がなんとメッシの前に。
メッシが蹴りこみ、フランスの選手がクリアしたがすでにゴールラインを割っていたためゴールの判定に。

ドラマかと思うくらい見事な脚本、本当に神様っているんだなと思いました、終わるまでは。

4.新時代の象徴エムバペのハットトリック達成


延長後半3分にスコアは3-2とアルゼンチンがリード。
アルゼンチンの選手が時間稼ぎを実行、ここまできたらもう状況は変わらないとTV画面を見ていた方々は思っていたでしょう。
しかしサッカーの神様はまだここでドラマを用意していました。

延長後半11分にフランスのコーナーキックからのこぼれ球をエムバペが拾う、そしてシュートを放ったところ、アルゼンチンのモンティエルの手に当たりハンドの判定。
そしてハンドで得たPKをエムバペがきっちり決めて、ハットトリック達成。

ワールドカップ決勝戦でのハットトリック達成はなんと56年ぶりとのこどです。
エムバペ個人では4年前の19歳の時にロシアワールドカップを獲っており現在23歳とここから10年は彼の時代だろうなと決定づけるくらいのインパクトです。
ここまで簡単に勝たせないシナリオを描いた神様えげつないと思いました。

5.最後の最後、優勝はメッシに微笑む

最後までもつれPK戦にて決着をつけることに。
フランスは1人目にエムバペが決め、アルゼンチンの1人目はメッシも決めお互いエースがきっちり決める。

フランスの2人目、GKに読まれ防がれ、アルゼンチンはきっちり決める。
フランスは3人目も枠外へ、アルゼンチンは3人目も決める。
後がないフランスの4人目は決めたがアルゼンチンの4人目のキッカー、延長戦でPKを与えてしまったモンティエル、左に蹴りこみ入った瞬間、アルゼンチンの優勝が決まりました。
決まった瞬間、メッシが膝から崩れる瞬間に思わず涙がでました。

サッカーファンとして待ち望んでいた光景でした。

さいごに

まさにメッシのドラマとなったワールドカップ。
どんなに個人タイトルを獲ってもワールドカップだけは特別だとメッシ本人も語る。
ずっと同郷の故マラドーナと比べられ、個人タイトル、リーグタイトルを総なめしてもワールドカップを獲っていないからとずっと言われてきたメッシがついに”神の子”マラドーナと並ぶ偉業を成し遂げたことが何よりもうれしいです。
常人にはわからないレベルのプレッシャーがあったと思うと、本当に報われてよかったです。
また周りの選手たちもメッシの為にとチーム一丸となったのがフランスとの差だったと個人的に思います。

この前に個人タイトル表彰があり、MVPはもちろんメッシ、最優秀GK賞はアルゼンチン代表のマルティネス、ヤングプレーヤー賞もアルゼンチン代表フェルナンデス、そして得点王はエムバペとハットトリック達成しても優勝に届かないというワールドカップが如何にして難しいかを物語っています。

受賞式を最後まで見ていたら、気づけば朝4時になっていました。
次の日仕事なのにと思いつつ、気分的に最高でしたので人は興奮すると寝られないのだと実感しました。

ちなみに優勝したアルゼンチンの国内について挙がっていたTwitterをみて、サッカーが本当文化になっている光景が映し出されていました。

今大会を振り返ると日本代表のジャイアントキリングとアジア勢の躍動も含め、大いに盛り上がった大会となりました。
テクノロジーの発達により高度なレベルで戦い、技術の進化も見れました。
またワールドカップは見本市でもあるので、ここから移籍市場がどう動くのかも非常に楽しみです。

本田圭佑さんも言っていたように次は日本代表がワールドカップ制覇を見られるよう1ファンとしてサッカー熱を広げられるように応援を続けることを最後の締めとさせていただきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。



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