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Vol1 「移住」ってなんですか?

今回が第1回です。そもそも「移住」って定義がありません。では「移住」って何なのか?についてお伝えします。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまで17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から、
皆さんにお役に立てる情報を書いています。
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1⃣ 「移住」に定義はありません

移住セミナーで講師を務めると、良く質問を受けるのが
「そもそも移住ってなんですか?」ですね。

正直、「移住」に定義などはありません。
ですので、はっきりとした説明はできません。
地方へ引っ越すと移住になるでしょうし、転勤で知らない町に
引っ越しても移住になるかもしれません。

そこで、私は次のように説明します。
このことについては、2012年日本経済新聞の取材を受けときにも答えています。

移住とは
①自分の好きなことをするために
②自分の好きなタイミングで
③自分の好きな場所へ
移動することです。

移住とは、人生の大きな転機となります。
この転機を自分で決められるのが移住とお伝えしています。

当然、仕事の転勤や子供の学校の都合での引っ越しとは、違うことがわかります。

①自分の好きなことをするために
②自分の好きなタイミングで
③自分の好きな場所へ
移動できるのですよ。最高じゃないですか!

2⃣ 「移住」に関わるデータなんて気にしないで

移住に定義がないのですから、信憑性のあるデーターなんてないのです。

例えば都会から地方への人口流動数は発表されていますが、移住者数なんて発表されていません。
当然、移住者数なんてわからないのですから!
それなのに、「地方への移住者が増えた」「A町は移住者が2倍になった」「〇県は移住人気No1」などなど

移住の定義などないのにね。

3⃣ 自治体によって「移住者」の定義が異なる

確かに、各自治体で移住者数を公表しています。
「A町は移住者数100人。それに比べてB町は移住者数が10人」
これではA町は移住者にとても人気の町に見えますね。
しかし、大概の場合、A町とB町では移住者の定義が異なります。
いわゆる、移住者数もカウント基準が異なります。
ですから、「移住者数」で町を比較するのは注意してくださいね!

ちなみに、移住者数は多くても、移住後に戻った人の数はは絶対の公表されていません。というより、自治体では把握が難しいのです。
良い町とは、移住後に戻った人が少ない町とも言えますよね。
「どこの町が移住者の戻りが多い?」って、私はいくつか知っていますが・・・

4⃣ TOPの写真紹介

最後に、私の好きな場所をご紹介。移住地の参考にしてみてください。



ここは私の青春時代にとても多くの時間を過ごした
長野県最大のスキー場「志賀高原」です。
スキー・スノーボードなど、うぇんたースポーツに興味のある方なら
ゲレンデの近くに住んでみたいですよね。
朝一番から、まだ誰も滑っていないゲレンデにシュプールを残す。
午後は温泉に入ってゆっくり過ごすなんて、そんな暮らしにあこがれる人も多いかも。

最後まで読んでいただき有難うございます。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。