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自己紹介記事②-転機編-


【前回のあらすじ】
皆みたいに仕事がうまくいかない…原因は何でも自分でこなそうとして無理なストレスをためていたこと。
解消するにも人に相談できない体質の私は、どんどん我慢を募らせていき、コロナの後押しもあってうつ一歩手前までメンタル悪化させます。
 
「このままじゃダメになっちゃう」そう焦った私は休職を決断。

一か月お休みを貰ったことをきっかけに
『人生とは…』
という壮大なテーマにはまっていくのでした。


私って私のこと全然知らないんじゃね?

休職期間のほとんどを布団の中で過ごしスマホと睨めっこしていました。




「仕事して無茶してストレスで休職して…人生その繰り返しなのかな?」


一人で生きていくことのビジョンが見えないんだけど…( ;∀;)

21歳で家を出た時からの孤独感がとうとうぶり返してきて、休職を期に25歳にしてようやく自分の人生を真剣に考えます!


どうしてこんなに生きづらいのか、Google先生に尋問を続けた結果。
出てきたのはHSPという概念やアダルトチルドレンというワード。

びっくりするほどに当てはまるじゃん!
「私が知らない私」を発見できた快感は即行中毒になりました。



生きづらさを解消して人生どうにかいい方向に進んでくれ( ;∀;)
不幸思考でどん底の私を何とかしたいんだ( ;∀;)

神でも藁でもなんでもいいからよぉぉぉ~…
すがりたい気持ちでスマホにかじりつきました。



死ぬほど悩んでる筈が全然話せない。

そのあとも調べまくってHSS型HSP専門のコーチングを受けることになります。

今まで「相談に乗ってもらう」ってことをしてこなかった人間からして(前回記事参照)コーチングってのは未知でしかありませんでした。

例えるならそれは、もう。
はぁ…はぁ…きつかった。

まず流暢に話せない自分自身にびっくり。

餅でも詰またの?ってくらいに声帯に力が入らないんです。
どもっちゃって…その声を聴かれるのがこの上なく恥ずかしかった(〃ノωノ)

せっかく聞いてもらってるんだから…!っつて脳幹から差し止めに抵抗しようとすると今度は涙が止まらなくなっちゃうんです。どもった上にうわずっちゃって。もっと恥ずかしい(〃ノωノ)

もうパニック、最悪です。



いい子キャラで育った私にとって。
素の私、等身大の思いは物心ついたころからずっと封印してきました。

生きづらさは過去のトラウマが関係している…。

アダルトチルドレンを調べるうちに何となく理解していましたが、実質20年分の我慢を借金していたことになります。滞納しすぎ。


看護師として再復帰してからもコーチングを並行して続けていきました、休職をきっかけに私は自分三昧の日々を送るようになります。




母から責め立てられる感覚

仕事のことは相談できるようになっても、一向に進まないのは家族の話題でした。

一家崩壊は自分も加担したことだったから、一見したら親不孝者認定されるのは確実。
世間から非難を浴びるんじゃないか?恐怖の妄想が絶えませんでした。


当時のいい子でいなちゃいけない我慢のほかにも、私にはずっと隠していたことがあって…

それは母の暴力。

「お前がうちの子じゃなかったらよかったのに」そういって全力蹴られてぶたれて、食卓に座ることも許されず、挙句にいること自体を無視される。

「今日は怒られませんように」玄関のドアを開く前に必ずしていたお祈り。



辛かったはずなのに。
記憶を頼りに話しているに過ぎない。

事実なんだって胸をはって言えなかった。

親不孝のレッテルに負けて押しつぶされる感情に一人ではどうしようもなかったんです。




私とは違う家族の形

コーチングでHSPのセミナーを紹介され参加しました。
セミナーの内容はHSC(Highly Sensitive Child)繊細に生まれた子供たちと向き合う母親が参加するもので

わたし子供いないから…めちゃ場違い感でしたw

でもここで現役のお母さんと直接話しができるというすごく貴重な体験をします。

子どもも苦労するようにお母さんもすごく悩んでいる事、
真剣に親子として向き合っている姿を直に目の当たりにしました。


画面端(ZOOM)に侵入してくるお子さんもすごく自由で、見てるだけで「愛されて育ってんだな」って伝わってくるんです。

もっとひがんだっておかしくないのにw
不思議と心が穏やかになっている自分がいました。


「純粋にうらやましがってのか、こんな家族の形もあってもいいんだなぁ。私にはちょっと無理だったけど…。
この子たちが幸せそうだから、それでいいのかも。」




世の中に「自分の家族とそれ以外」しかなかったのが、セミナーに参加していろんな家族の形を覗けて、多様性を許してもいいんだと思えたんです。

それはわだかまりのまま終わってしまった自分と母親の関係にも当てはまることでした。
親不孝で決めつけることはもうしなくていいんだ。



重い荷を下ろせた軽やかさ

考え方が変わっただけのはずなのに、どうしてこんなに気分が軽やかなんだろう?
今まで背負い続けてきた荷物がようやく降ろせたような感覚に、新しい世界に飛び込んだ爽快感がしました。


心の傷として拗らせはしましたが、それが今私の強さに変わっている。

そっか私は生きづらさを解消したかったんじゃない。
自信を持ちたかったんだ。

自分探しに一区切りついた瞬間でした。




続きはまた今度。
では


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