ASDがわかるおすすめ本

くろみです。

以前、「発達障害当事者おすすめ本」「発達障害パートナーおすすめ本」をnoteでご紹介しました。

今回はASD、アスペルガー症候群について分かる本を紹介したいと思います。

ASDは発達障害関連の言葉の中でも最もよく知られている一方、イメージばかりが先行し間違った理解が広まっていると感じています。
加えて、ASDは発達障害の人と周りの人との関係においてADHD以上に根深い問題を生じやすいのではないか、とも思っています。

今回紹介する書籍によって、少しでもASDについての理解が深まり、皆さんの人生の一助になれば幸いです。
(なお、以前のnoteで紹介した書籍の中にもASDが詳しく書かれたものはありますが、今回のnoteでは割愛します)

旦那さんはアスペルガー
オススメ度:★★★★☆

定型の妻の視点で描かれた、ASDの旦那さんと子供たちとのエッセイマンガです。

当事者なら必ず「あるある!」となること間違いなしの、非常にリアリティのあるエピソードが並びます。
エピソード中心で、網羅的にASDを描いているわけではないため、どちらかというとASD診断前後で、まだ知識が深くない方々におすすめの本です。

ASD当事者と、そのパートナーと一緒に読んでほしいなと思います。
このシリーズは2020年7月現在、8巻まで出ているので作者家族がどんな人生を歩んでいくのか、ストーリーモノとしても良い書籍だと思います。


家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方―知っていればお互いラクになる (COSMIC MOOK)
オススメ度:★★★★★

先程紹介したエッセイマンガと同じ作者の書籍です。
エピソードをASDの特性ごとに整理し、専門家の解説を加えたより網羅的な書籍です。
これはとってもオススメです。

エピソード+専門家の解説+「どうすればいいのか」のアクションが特性ごとに書いてあるため、何故必要なのか理由まで理解した上で行動に移すことができます。網羅的なだけでなく、実用的な良書です。

くろみは大きな彼とコミュニケーションが上手くとれないな、と感じたときはこの本に立ち戻るようにしています。とはいえASD特性を持っているとはいえこの本の通りには全くいかない(一個人なんだからアタリマエ)ので、試行錯誤しています。



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