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尾道ワーケーション体験ツアー

尾道ワーケーション体験ツアーとは?

2020年秋に尾道市で行われた、広島県主催の文字どおり尾道でワーケーションを体験するツアーです。内容は尾道にあるコワーキングスペース「ONOMICHI SHARE」で各自の仕事をしながら、合間に町歩きをしたりレンタサイクルして島を巡ったりできる、といった内容でした。

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※「ONOMICHI SHARE」正面。2階部分がコワーキングスペース。

全体的に自由度が高く、ひたすら仕事に専念する人、町や島を探索する人など、人それぞれでした。おそらく行政側も初めての取り組みで、あれこれ詰め込むよりも、参加者に任せてみようという意図もあったのかもしれません。

そしてこの体験ツアー、2泊3日の旅程だったのですが、なんと交通費と宿泊費が支給されました!コロナ化の中で早い対応した取り組みであったため、予想以上の応募が集まり倍率も高かったみたいです。

↓後日TVで特集されていました!当日の様子は2分15秒ぐらいからです。

※広島県公式チャンネル:ひろしま県民テレビ「暮らしてみんさい広島で」(令和2年11月29日)から抜粋。

体験ツアーに来ていた人たち

尾道に来たことないから来てみたというテレワーク中のサラリーマン・ノマドワーカーが多かったですが、中には尾道に本格的に移住したいという人まで集まっており、刺激的な出会いとなりました。

人によっては「一緒に仕事ができるかもね〜」という方もいたりして、業種・職種の垣根を超えて仕事ができるかもしれないという、可能性も秘めていました。

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※「ONOMICHI SHARE」のテラス

ワーケーション体験ツアーの効果と移住者

私が把握する限り、私を含めて3組の参加者が、その後尾道市に移住して来ました。尾道市は2020年度だけでも、80組強の世帯が移住して来ています。

色々な人と話していると、前から観光などを通して尾道に興味を持っていた人たちが、コロナの影響により実際に移住して来た、というケースが多いように感じます。

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※「ONOMICHI SHARE」の会議室。

そしてその中でも早い段階で行動に移せる人々は、やはり手に職を持っていたり、会社に属しつつも自由に働ける環境を構築していた人たちが多いと実感しています。例をあげるとライターやWEBデザイナー、プログラマーなどですね。このような場所を選ばずフリーで働ける人たちは、尾道と親和性が高いと思っています。

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※ツアーのミーティングが行われた「尾道市役所」

2021年はワーケーションが加速する?

2021年度の観光庁関連予算案から「新たな旅のスタイル」促進事業(新規予算:5億400万円)の予算があり、その中でワーケーションの活性化が触れられています。

まだまだコロナが収まらない現状、主に地方都市で観光活性化・移住者増加のため、積極的に行っていくと推測しています。もし興味のある地域があれば、自治体の情報をこまめにチェックしておきましょう!

↓以下、参考になるメディア。

・地方移住応援webマガジン「Furusato フルサト

・地方創生専門メディア「ネイティブ.メディア」


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