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せとうち移住旅ー高松市ー

◇気候・土地について

崖っぽい感じの山々に囲われた、平野である。
夏は暑く「さぬきの夕凪」という無風の時もある。冬は寒いが、岡山と同じで晴れている日が多く、降水量も少ない。一番快適な時期である9月中〜下旬に訪れたことも要因であるが、基本的に涼しく快適でマスクが蒸れることも無かった。昔は日照りによる水不足が問題だったが、現在ではインフラ整備などで改善されている。災害が少なく、地震などを考えると今まで回った中で1番安全かもしれない。

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◇生活について

高松駅から商店街まではその昔、塩田だったのでホテルや企業などの大規模な建物が多い。高松港の右側には造船所があったり、風俗街の城東町があったりする。高松駅からのアーケード商店街は2.7キロにも及び、日本最長の長さを誇る。夏の暑い日や雨の日は、アーケードを通れば日差しや雨を遮れる。

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また商店街の通りエリアによって、観光や日常、飲み屋の通りと分かれている。ただ観光や飲み屋エリアには堂々とナイトクラブや風俗の店があり、客引きもあるので、気になる人は避けて行くべき。メイン通りの開けた場所では、土日祝日限定でマルシェも開催されており、飲食や物販のお店があり、活気がある。

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自転車も専用の道があり、走りやすい。地元民も結構使っており、レンタルサイクルステーションも至る所にある。車道や歩道が広いというよりも、全体的に道に余裕がある作りになっている。ただマナー的なことを言えば、自転車はあまり人を通してくれない傾向があり、交通事故の死亡率は全国有数。確かに道路の道は広くスピードが出しやすい上、信号も多い印象。

◇住について

中心部に住めば、生活圏は自転車移動でことが足りそうだ。中心部を外れば家賃も3〜4万で済むらしく、生活のコストは全国の中でも良いと思う。

◇食について

香川といえば「うどん」が有名で、至る所にうどん屋さんがある。基本的には物価は安く、またうどん屋のような飲食店が多いので、エンゲル係数が少ない。旅で出会った人によれば、物を買うとき「うどんの玉の値段」と比べて計算してしまうのだとか。しかしうどんばっかり食べるので、糖尿病になる人が多く、香川県は全国でもワーストらしい。

うどん屋さんは「さか枝」がお勧め!安い美味い種類が豊富、地元民に愛されているお店。うどんのコシといりこだし、揚げ物のバリエーションどれをとっても良く、接客や大将の印象も良かった。商店街の店舗と本店があるが、本店は役所やビジネス街に近いので、12時になると近所から大量のサラリーマンが流れ込んでくるので、要注意。

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四国一の繁華街である松山市に比べたら少ないが、それなりにお洒落な店や飲食店も多く、食べたり飲んだりするのが好きな人でも困らないと思う。
またスーパーで売られている魚や果物は四国からの地元の物も多く、新鮮な印象を受けた。地元ブランドである鯛やオリーブハマチなども売られている。

◇県民性について

県民性は四国の一万円の話が有名。各県民に「一万円拾ったらどうするか?」と尋ねたら・・・「愛媛県人は1万円で飲みに行く。香川県人は5千円を貯金して、5千円で飲みに行く。徳島県人は1万円を全て貯金する。高知県人は1万円を足して2万円で飲みに行く。」となるそうです笑 貯蓄率も全国トップクラスで金をあまり使わないらしく、企業の新製品の市場調査にも使われるのだとか。

他に気になったのは、やはり市民のマナーかな。歩きタバコや自転車を漕ぎながらタバコを吸うなどの光景が日常的であることには驚いた。またコロナ化の2020年9月で地元民らしき人がマスクを付けていないことも目立っていた。市役所の人の話では、豪雨や地震・津波などの災害に縁遠いし、コロナも全く入ってこないので、危機意識が欠如していることが要因だと話していた。

◇観光について

観光やインバウンドに関してはダントツで直島が多い印象だが、高松では栗林公園やうどんを求めて訪れる人も多い。市内に近い高松空港から上海や台湾などの直行便があるみたいで、海外から来日する人も多いみたいだ。それ以外はオタク気質で人混み嫌いのフランス人や、日本に住んでるアメリカ人がよく来るらしい。

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私も栗林公園に行ったが非常に良かった。焼き物や盆栽、組手障子などの工芸品も盛んで、土産物にも困らない。なお高松港から直島や豊島、小豆島へアクセスでき、また高松ー岡山はマリンライナーで小一時間、1,400円ぐらいで行けるので、勝手が良い。

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◇その他

現地での移住相談は、高松駅近くのマリタイムプラザ高松の2Fにある「香川県就職・移住支援センター」へ。私は親身に話を聞いてもらえたので、おすすめ。

またコワーキングスペースは「co-ba」、2020年11月にできたばかりの「Setouchi-i-Base セトウチ・アイ・ベース」 が良さそうだ。


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