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『スマホ脳』を読んでFacebookを休止してみた

ちょっと前にベストセラーになっていた『スマホ脳』(新潮新書) を読了。

自分自身がいろいろとストレスが多過ぎる日々を過ごしている最中に読んだので、スマホやそれに伴うSNSなどが精神に与える悪影響について、分かりやすく具体的に腑に落ちた点が多かった。

Facebookは、遠方だったり、普段なかなか忙しくて会えない友人知人とのコミュニケーションや、世の中の情報や流行り、自分が働く出版業界の友人知人も多く友達登録していたので業界の情報も入るし、使っていてポジティブな面も実際は結構あるのは確かだ。だから、なかなか休止する決断がつかなかった。

しかし、今の私のこのストレス過多の状態は、あまりこれ以上長引かせるのは危険である予感が日に日に高まっていた。そんなときに読んだ本書に書かれていたことは、分かっているつもりでいたことも多いけれども、それでも衝撃的だった。

この本を読んだことが最終的に決断を押すかたちで、私は昨日、Facebookのアカウントを休止した。
ただ、退会はしていないので、ログインするだけですぐに簡単に復活することができるという、非常に軽いいつでも戻れるシステムになっている(さすがFacebook、メタ社)ので、休止した後、それを確認しようとして、iPhoneでつい自動ログインしてしまって休止から復活したりと、実は何度も昨日は復活と休止を繰り返していた。

でも、それも夕方までには落ち着き、それからは私のFacebookは休止状態。まったく見ていない生活になった。それによって、果たして、どんな心の、精神の、生活の変化が訪れるか、自分で自分自身を観察してみたいと思う。

このnoteは、ここにも私の友人知人でフォロワーの人もいるし、投稿は無料公開に全てしているので、誰でも見れるはずだが、なぜか友人知人からは、ほんのわずかしかコメントが入ることがなく、ほとんどは、会ったことも見たこともないフォロワーとそれ以外の閲覧者が読んでいて、たまにそんか方達からコメントが入る。でもそれ以上でもそれ以下でもない、近くと遠くもない、適度な距離感がある。そういうこともあって、Facebookとは全く違う空気感で、私の心への影響もnoteは少なく感じる。

そのかわり、誰にでも見れるものになっているので、Facebookに書いていたことでもnoteには書けないこと、書かない方がいいと判断する内容のものがある。なので、このnoteにはそういうことは書かない。書くときに自分自身に緊張感が加わることはある。今はストレスはnoteでは、それぐらいだ。

ただそれでも、このnoteでも、誰かが強烈に絡んできて、傷つけられたりして、ネガティブなことが起こる可能性もゼロではない。そんなときは、このnoteも休止するかもしれない。

一度、全てのネット関連の活動を休止して、加えてスマホを1週間ぐらい電源落とすとか、そんな実験をしてみてもいいかなと、思ってもいる。そこまでできたら、かなり精神に平穏が訪れるのかもしれない。孤独にはなるかもしれないが。でもリアルな家族や友人知人との付き合いが消えるわけではないから、孤独になることは、たぶんそれほどない。

Facebookを休止すること、それは、時代に乗ることも大切だけど(まあ今は若者の間ではFacebookは「オワコン」扱いされてるとも聞くが)、振りまわらせないことも大切だと、よく分かったからだ。

自分自身の人生を、一度見つめ直す年齢になったからなのかもしれない。




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