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大江健三郎『キルプの軍団』を読む #1
『キルプの軍団』は「季刊へるめす」に5回に分けて連載されました。大江健三郎は「この小説は、私が生涯で経験した最高の知的サークルといいたい同人誌『へるめす』に連載しました」と、 講談社文庫版『キルプの軍団』あとがきで述べています。編集同人の名前を見ると、建築家・磯崎新、詩人・大岡信、作曲家・武満徹、哲学者・中村雄二郎、文化人類学者・山口昌男の名前が並んでいます。
武満徹と山口昌男はこの小説のなかで
ガーデンズ文学カフェで取り上げた本
▼詳細は以下を参照。
1stシーズン「庭園文学百貨店」(2010年10月〜11月)
◉バーネット『秘密の花園』(新潮文庫)
◉江戸川乱歩『パノラマ島綺譚』(角川ホラー文庫)
*特別ゲスト 村瀬士朗氏(鹿児島国際大学准教授、日本近代文学)
◉梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫)
2ndシーズン「子どもたちの時間」(2011年5月〜6月)
◉ウィリアム・ゴールディング『蠅の王』(新潮文
デヴィッド・フィンチャー監督によるミュージック・ビデオ&コマーシャル
1. 「喫煙する胎児」CM(1984年)
2. リック・スプリングフィールド「ダンス・ジス・ワールド・アウェイ」(1985年)
3. ポーラ・アブドゥル「恋するままに」(1988年)
4. スティング「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」(1988年)
5. ローリング・ストーンズ「ラヴ・イズ・ストロング」(1994年)
6. スティーヴ・ウィンウッド「ロール・ウィズ・イット」(1
PTA監督によるミュージック・ドキュメンタリー&ビデオ
ミュージック・ドキュメンタリー『JUNUN(ジュヌン)』
※Apple TV(有料)で視聴可能。
ミュージック・ビデオフィオナ・アップル
1. ファースト・アズ・ユー・キャン(1999年)
エイミー・マン
2. セイヴ・ミー(1999年)
ジョアンナ・ニューサム
3. サポカニカン(2015年)
4. ダイヴァーズ(2015年)
レディオヘッド
5. デイドリーミング(201
【出版物紹介】アダム・ネイマン『デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム』
書評掲載情報
▼BRUTUS(ブルータス)2024年1月15日号【特集:理想の本棚。】において紹介(30頁)。紹介者は映像ディレクターの大根仁氏。
▼「シネマカフェ」にて紹介。
▼「映画.com」にて紹介。
▼目次
▼ためし読み(インタビュー with エリック・メッサーシュミット)
▼『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』と『デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム
【出版物紹介】アダム・ネイマン『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』
書評掲載情報
▼「シネマカフェ」にて紹介。
▼「シネマトゥデイ」にて紹介。
▼【POP LIFE: The Podcast】#276 映画『リコリス・ピザ』を観ずに死ねるか!
ためし読み
▼イントロダクションより「ショットのためなら何でもする」
▼序文(文=ジョシュ&ベニー・サフディ)
▼5本のPTA作品に出演し、46歳の若さで亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンについて語るアダ
デイヴィッド・シルヴェスター『ジャコメッティ 彫刻と絵画』(武田昭彦訳、みすず書房)
ジャコメッティの芸術を現在進行形で見続ける――「晩年のスタイル」への再考を促す論考
二つの事情が本書をユニークなものにしている。一つは、本書が四〇年という長い歳月をかけて書かれていることである。本書に収録された最初のエッセイが書かれたのは一九五五年であり、以後、断続的に書き続けられたエッセイがまとめられて、原著は一九九四年に出版されている。著者は「まえがき」で、「主要な諸テーマをさまざまな点でさ
【出版物紹介】共著書『映画とイデオロギー』
書評掲載情報
本章が扱うのは、映画のなかのイデオロギーというよりも、むしろイデオロギーとしての映画――イデオロギー的実践としてのリメイク――である。本章では、ハリウッドによってリメイクされた外国映画のひとつの事例として『Shall we ダンス?』を取り上げ、それが〈アメリカ化〉された過程を詳細に見ていく(その過程で〈映画のなかのイデオロギー〉についても一部論じる)。本章の目的は、ハリウッド映画
映画『ダンケルク』レビュー
幻影から没入へ――IMAXカメラで描く360度全方位の戦争パノラマ画『ダンケルク』
『ダンケルク』(2017年)についてのインタビューのなかで、クリストファー・ノーラン監督は、「subjective experience」や「subjective view」というように、しばしば「subjective」という言葉を使っている。「subjectivity(主観性または主体性)」は、『ダンケルク』を
【出版物紹介】訳書『クリスマス・キャロル』
書評掲載情報
▼東雅夫・下楠昌哉(責任編集)『幻想と怪奇の英文学II―増殖進化編』(春風社、2016年7月)の執筆者紹介のコーナーで、「本書に御寄稿いただいたテーマに関心を抱いた一般の読者が、続けて手に取るべき推奨本」として紹介(435頁)。紹介者は同志社大学文学部教授の下楠昌哉氏。
▼ページ見本
【出版物紹介】共訳書『ヴァーチャル・ウィンドウ』
書評掲載情報
▼東京国立近代美術館で開催された「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(2019.11.1–2020.2.2)において主要参考文献として紹介。
▼『毎日新聞』今週の本棚に掲載された共訳書『ヴァーチャル・ウィンドウ』についての山崎正和氏による書評(「視覚と知性の近代史 一貫性の再認識」2012年9月30日)が潮出版社より刊行された『「厭書家」の本棚』に再録(79-82頁)。
▼『ヴ
【出版物紹介】共訳書『ウィンドウ・ショッピング』
書評掲載情報
▼共訳書『ウィンドウ・ショッピング』についての高山宏氏による書評(「かたち三昧・62 矩形なのに、まどか」『UP』2009年2月号)が羽鳥書店より刊行された『かたち三昧』に再録(138-39頁)。
▼『毎日新聞』今週の本棚に掲載された共訳書『ウィンドウ・ショッピング』についての山崎正和氏による書評(「移動する視線の社会学」2008年9月28日)が潮出版社より刊行された『「厭書家」