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【出版物紹介】アダム・ネイマン『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』
アダム・ネイマン『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』井原慶一郎訳、DU BOOKS、2021年
書評掲載情報
つい先日公開された予告編から既に傑作臭がぷんぷん漂う最新作『Licorice Pizza』が待ち遠しいポール・トーマス・アンダーソン監督。彼の全作(MVも含む)を解説しつつ、その魅力に迫る壮大な1冊。『ブギーナイツ』のあるシーンを繰り返し観たサフディ兄弟が序文を寄せているってところも含め、マジで読みどころしかない。(鍵和田啓介氏=ライター)
映画『インヒアレント・ヴァイス』のマーヤ・ルドルフ登場シーンでミニー・リバートンの「Les Fleurs」がかかった瞬間、自分でも引くくらい涙が流れた。感動シーンでもなんでもないのに。……公私混同も厭わないPTAのポップカルチャーへの偏愛と悪戯心に、やはりこいつは信頼できると感極まったのだ。本書はそんな異才の現状全作品を網羅したビジュアル大全。レディオヘッドのJ・グリーンウッドや美術監督J・フィスクのインタビューも読み応えあり。(荒木重光氏=編集者)
▼「シネマカフェ」にて紹介。
▼「シネマトゥデイ」にて紹介。
▼【POP LIFE: The Podcast】#276 映画『リコリス・ピザ』を観ずに死ねるか!
「#POPLIFEThePodcast」の『リコリス・ピザ』(ついに今週の金曜日公開!)回にて、宇野維正さんと木津毅さんが『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』を激賞!ありがとうございます🙇🏻♂️
— diskunion/DU BOOKS (@du_books) June 28, 2022
「この世でもっとも安い4950円」😭https://t.co/tQ6JLloXgD
目次
序文(文=ジョシュ&ベニー・サフディ)
イントロダクション
WORKS
第1章『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
第2章『ザ・マスター』
第3章『インヒアレント・ヴァイス』
第4章『ブギーナイツ』
第5章『ハードエイト』
第6章『マグノリア』
第7章『パンチドランク・ラブ』
第8章『ファントム・スレッド』
『JUNUN(ジュヌン)』&ミュージック・ビデオ
INTERVIEWS
ジョアン・セラー(プロデューサー)
ディラン・ティチェナー(編集技師)
ロバート・エルスウィット(撮影監督)
ジョニー・グリーンウッド(音楽)
ジャック・フィスク(美術監督)
マーク・ブリッジス(衣装デザイナー)
ヴィッキー・クリープス(俳優)
あとがき
フィルモグラフィー
謝辞
タイトル・デザイン
索引
参考文献
図版クレジット
ためし読み
▼イントロダクションより「ショットのためなら何でもする」
▼序文(文=ジョシュ&ベニー・サフディ)
編集を担当したアダム・ネイマン著『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』(井原慶一郎さん訳、サフディ兄弟序文)が本日発売になりました。編集技師や撮影監督など“PTA組”のインタビューも収めた決定版🔥⛪️🎳 pic.twitter.com/pNOCBCdV2h
— 小澤俊亮®︎ (@sh333zy) October 8, 2021
批評の読みごたえにくわえて、美しいレイアウトも見どころです。ホアキン演じるフレディの孤立を映したショットだという説明に即して、右ページにフレディだけはみ出させてる! pic.twitter.com/Mv70zY8AnL
— 小澤俊亮®︎ (@sh333zy) October 8, 2021
▼5本のPTA作品に出演し、46歳の若さで亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンについて語るアダム・ネイマン(英語・字幕なし)