プロは"ストーリーで話を伝える力"が必要だと知っている

こんばんは:)IHAKUです*

昨日の記事では、仕事を回す上での、「人に伝える力」を述べました。

本日は、「プロは話をストーリーで伝える」ということ。
最近、本当に、思うことは、リーダーになる人達は、
伝える力が素晴らしいということ。


プロフェッショナルなリーダーはみな、人を鼓舞し、
自分自身で、行動を起こさせるために,
”ストーリーの力が不可欠”だと知っています。

そして、今回は、

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タイトル:プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える
著者:アネット・シモンズ 著/池村 千秋 訳
出版社:海と月社
定価:2,592円(税込)
出版日:2012年12月03日

という本から学んだことを。

人を動かすのに必要なのは、
客観的な事実やデータは少しは必要かもしれないが、ほとんどは信用。

そこで、”ストーリー”は、聞き手の信用を勝ち取るための手段になる。

人を動かすときに役立つのは、
次の6つのパターンのストーリーがある。

1,「私は何者か」というストーリー
2,「私はなぜこの場にいるのか」というストーリー
3,ビジョンを伝えるストーリー
4,スキルを教えるストーリー
5,価値観を具体化するストーリー
6,「あなたの言いたいことはわかっている」というストーリー

相手の信用を得て、話に耳を傾けてもらうには、
1と2のストーリーを省略してはいけない。

人は騙されるものかといつも身構えていると考えた方が良い。

まずはその警戒を解くために、
1,「私は何者か」を伝えることで「信頼できないかも」から「信頼できる!」にレベルをあげることが大事になってくる。

要は、相手が心を開いてくれるように伝えるということ

私的なエピソードや自分の弱さなど、
人柄が伝わるようなストーリーを伝えることにより、
相手は心を開いてくれる。まずは、自分が、心を開くことから。

そして、2,「なぜこの場にいるのか」を伝えることで、
聞き手に"あなたから全ては奪わないこと"をきちんと伝える。
そして、その理由は、健全で、且つ、相手に不愉快じゃないもの。
相手の気持ちを察することも大事。

聞き手のメリットを提示する

語り手の人柄と目的を知って安心したところで、
ようやく聞き手は本題を受け入れる準備が整う。

3,ビジョンを伝えるストーリーは、
ビジョンを伝える時は、大袈裟になりがちだ。
しかし、文字にすると白々しくなってしまいそうでも、
実際に口で語れば、大きな感動を生むことができる。
「自分に酔っている」と思われるのを恐れずに語る勇気が肝心になってくる。

4,スキルを教えるストーリーは、
技能を授ける際の時間を短縮するのに役立つ。
ストーリーを用いれば、相手に「なにを」するのかだけでなく、「なぜ」「どのように」それをするのかを学ばせられる。
もし表計算ソフトを覚えさせたいのであれば、
どこをクリックするかを教えるよりも、
テンプレートを作ったことでどれだけ業務が改善したかのエピソードを語り、スキルを獲得する意義を実感させるほうが効果的である。

5,価値観を具体化するストーリーは、
「誠実」「仕事を楽しむ」といった「お題目」になってしまいがちな理念を、聞き手自身のものにすることが可能。

6,「あなたの言いたいことはわかっている」というストーリーは、
聞き手の反論をあらかじめ予想した上で、それを穏やかに切り崩すことが大事である。

「ストーリー」と聞くと、
その中身やインパクトが重要なように思えるが、実際はそうではなく、
むしろ大切なのは、自分にとってそのストーリーが「本物」であることと、そのストーリーをどのように語るかである。ストーリーを語るうえで、聞き手に拒否反応を示されると、元も子もないからだ。






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