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【Biz Eye】プロの仕事を観察する。

テレビで、高級寿司店の心配りについて、
取材していましたが、
“さすが!”と言うしかありませんでした。

カウンターに座ったお客さまが、最初に食べるのを見て、
利き手を知り、次の「握り方」を変えるのです。

右利きの人と左利きの人で、
「握り方」を変えるということです。

江戸前では、ネタの切り方や握り方に、細工があります。

標準的な右利きの人に合わせ、
持ち方や口への運び方を計算し、
その細工が決まっているのです。

そこで、左利きの人の場合には、食べる方向が違うので、
切り方・握り方まで、変えてしまうのです。

どうですか、この心配り。

また、お客さまがあがり(お茶)を飲んでいる時、
口につけた湯飲みの角度で、お茶の量を知り、
少なくなってきたら、新しいお茶を出すのです。

参りました。

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