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【売れるマーケ】高くても売れる、ギフト商品を創れ!

海外旅行でお土産を買う場合、
土産物屋さんもしくはデューティーフリーショップを
利用する方が大半だと思います。

しかし私は、地元の人しか行かないような
商店やスーパーで買うようにしています。

観光客相手のお店と同じモノ、
あるいは似たようなモノが、安く買えるからです。

驚くほど、価格に差があります。

日本人からすると、デューティーフリーショップでも
安く感じるのですが、地元のお店と比べれば、
“ぼったくり”と思えるくらいに、高いのです。

それでも、旅行の記念だからと、
たくさん買っていくのです。

ここに、商売のヒントがあります。

同じモノでも、高く売ることができる方法です。

お土産やプレゼントといった商品には、
「高くても良い」「高くても仕方が無い」という、
購買心理が働くのです。

日常的に買っているモノとギフト商品に、
大差の無いことは、誰もが承知しています。

デザインやパッケージなど、
見ための違いだけということは、わかっています。

しかし、“買うシチュエーション”が違うと、
「高くても良い」「仕方が無い」と感じてしまうのです。

同じ労力で高く売れるのなら、その方が得策です。

……と、言いたいところですが、
そう簡単なことではありません。

海外では、まったく同じモノを
高く売っていることはよくありますが、ここは日本。

そんなことをすれば、お客さまはすぐに気づきます。

だから、
パッケージだけを替えているメーカーが結構あります。

しかし、そんな汚い商売をしてはいけません。

高く買っていただくのですから、
それなりの付加価値をつけなければ、
お客さまを騙すことになります。

高くても納得できる。満足できる。

それだけの価値が無くてはいけないのです。

「素材が通常のものより高品質」
「特別な仕様になっている」
「高級感がある」

単純なところでは、
「おまけがついている」なども
付加価値のひとつだと言えます。

これまでに無いような、
まったく異なる商品を創る必要はありません。

いまある商品に、
ほんの小さなアイデアを付加するだけで、
お客さまは喜んで、高い金額を払ってくれます。

ギフト商品は、利益率の高いアイテムです。
頻繁な購買が無くても、売り上げ構成比は高くなります。

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