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【売れるマーケ】お客さまにライバル店をお奨めする。

あなたは、お店で扱っている商品に自信がありますか?

「当たり前だろ!」と怒る方もいるかもしれませんが、
本気で“自信がある”と言い切れるでしょうか?

流行っているから、売れ筋だから、という理由で、
“自信がある”と錯覚しているのでは?

商品の良さに惚れ込んで扱っていますか?

お客さまが高い料金を払ってでも、
喜んで買ってくれていますか?

「高いなぁ〜。もう少し安いものは無いの?」
とお客さまに言われた時に、
「それなら、○○○というお店にありますよ」と
笑顔でライバル店を教えてあげることができますか?

たくさんの疑問符「?」をあなたに投げ掛けましたが、
すべてに「ハイッ!」と答えることができたでしょうか?
  :
  :
  :
できていませんよね。

「ハイッ!」と答えることができた方なら、
私のコラムを読む必要もないのですが……。

では、どうすれば「ハイッ!」と答えることが
できるようになるのでしょうか。

『自信の持てる商品を扱う』。

本当に良いと判断したものだけを扱うことです。

「流行りもの」「売れ筋」を置いていないと、
売り上げを確保できない、
という不安があるのはわかります。

だから、あなたのお店は個性が無いのです。

「流行りもの」「売れ筋」は、大型店でも売っています。
しかも、あなたのお店より安い。

これでは、あなたのお店に行く理由がありませんよね。

“あの店でなければ!”と、お客さまに思ってもらえる
商品を見つけてください。

ただし、この『自信の持てる商品を扱う』には、
補足があります。

どれだけ探しまわって良い商品を仕入れたとしても、
ライバル店が同じ商品を扱っている場合があります。

その際には、その商品の扱いをやめるのではなく、
もっと大切なこと、商売の原点を見直してみてください。

『お客さまとの信頼関係』です。

まったく同じ商品を扱いながら、
ライバル店より高くても、
買ってもらえるかどうかが重要です。

「多少高くても、ここで買う!」と
お客さまに思ってもらえるかどうか。

商品そのものに違いは無くとも、
信頼関係が上乗せされていれば、
それは違う商品になることを忘れないでください。

すなわち、『自信の持てる商品』となっているのです。

これさえあれば、
ライバル店などまったく恐くありません。

お客さまにライバル店をお奨めする余裕さえ生まれます。

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