商人魂(繁盛事例):元ホームレスが切り盛りする、50円おにぎり食堂。
人は悩み、人はさまざまな事情を抱えて、
時にはホームレスに身をやつすこともあります。
その迷宮から抜け出すことは容易ではなく、
何度も自分と戦い、傷だらけになりながら、
そこで力尽きてしまう人がたくさんいます。
しかし、中には奮起し、社会復帰を果たす人もいます。
愛知県名古屋市のある区役所の一角に、
おにぎりや惣菜を50円で販売するお店があります。
このお店の主も、
ホームレスから這い上がったひとりです。
学校卒業後、28歳まで会社勤めをしていましたが、
働きづめであることに疲れ、退職。
就職先を探していましたが、気力を喪失。
人生の迷子になってしまい、7、8年ひきこもり状態に。
その間に親とのいさかいもあり、
家を出て路上生活、ホームレスとなります。
多少の蓄えもあったので、
1日100〜200円でやりくりし、
5年間ホームレスを続けてしまいました。
その後、ホームレス支援の情報誌
「ビッグイシュー」に出会い、その販売で、
徐々にホームレスから脱却することに成功。
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