【まち村】マスコミに売り込め!
どれほど良いまちづくり・村おこしをしていても、
それが世の中に伝わっていなければ、
効果はまったくない。
人は来ない。
SNSの活用はもちろん、
さらに幅広い宣伝活動が必要である。
それは、「プレスリリース」「ニュースリリース」
と呼ばれるものを作り、マスコミに配りまくれ、
というもの。
どういうものかと言うと、
新聞や雑誌、テレビで取り上げて欲しい事柄を
書面にまとめて、積極的に情報を流すのである。
企業が、
新商品や新事業のことを知らせる場合にこれを配る。
この方法は、何も企業しかできないことではない。
市町村や個人がやっても構わない。
ただ、取り上げるかどうかはマスコミの自由だが。
まちづくり・村おこしのことを
地元の新聞などに“取り上げて欲しい”
と依頼することはよくあるが、
地元でやってどうするのか。
まわりの人間だけを集めても仕方がない。
もっと広い地域の人に知ってもらわなければ、
大きな成果は得られない。
そこで、「プレスリリース」を
郵送でもFAXでもいいから、
大都市圏のマスコミへ流すのである。
マスコミはいま、情報探しに必死だ。
面白いネタ、変わったネタを探しまわっている。
必ずどこかが問い合わせてくるはずだ。
その時もひとがんばりが必要だが。
面白いということを必死に売り込むこと。
また、詳しい資料も揃えておくこと。
一度ダメなら、二度、三度。
きっと、取材陣がやって来る。
「SNS」と「プレスリリース」、
それと「ホームページ」。
これらを駆使して積極的に売り込めば、
宣伝効果は絶大なものとなる。
ただし、「ホームページ」は
“作っただけでそのまま”ではダメだが。
私も「メールマガジン」と「ホームページ」
がキッカケで、東京のテレビ番組から
「出演する気はあるか」
というような連絡を2件もらったことがある。
ぜひ出演して欲しい、というわけでもないが、
出演の候補になっていたのである。
テレビに出るほどのことは
やっていないのでお断りしたが、
売り込んでもいないのに、
私のことを調べて連絡して来たのである。
「メールマガジン」と「ホームページ」
だけで、である。
これほど、情報の力は大きいものである。
『積極的に』が大切だ。
ぜひ、みなさんのまち・村でも、
マスコミに売り込んで欲しい。
何でもそうだが、“ダメもと”である。