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【スキルアップ】冷遇に耐えるか? 楽をして高給を目指すか?

管理職になりたがらない若者が増えていると言います。

降格して、現場に復帰したいと考える
管理職もいるようです。

何れにしても、管理職が嫌われているということです。

なぜ、そんなに嫌われるのでしょうか。

確かに、上からは絶えず成果を求められ、
下からは頼られるばかりで、
疲れる立場であることは間違いありません。

しかし、サラリーマンになった以上は出世したい、
と思うのが当然なのではないでしょうか。

と考えるのは、ふた昔前のこと。

いまは、出世レースに興味はなく、
ほどほどの収入を得て、自分の好きなことをして、
自分らしい生活を実現させることを望むようです。

仕事より生活、仕事より家族を大切にしたい
気持ちは理解できます。

しかし、それで仕事にやりがいを見出せるのでしょうか。

収入のためだけに働いていることには
ならないのでしょうか。

「俺はそれでいい」と割り切っているのなら、
他人が文句を言うことではありませんが、
およそ40年という時間を費やすのに、
“もったいない”とは思わないのでしょうか。

人生80年の半分を使ってしまうのですから、
楽しく仕事をした方が、
充実感が得られると思いますがどうでしょう。

私は、会社勤めをしていた時、
中間管理職となったことがありますが、
非常に楽しかったと思っています。

自分に決定権があり、
人を使って自由に仕事ができるからです。

正直に言うと、“楽ができる”のです。

自分が管理・監視をして、部下にやらせれば良いのです。

こう言うと、傲慢で嫌な上司のようですが、
それが管理職のあるべき姿だと思っています。

自分が楽をするためには、部下を育て、
部下の能力を高めなければなりません。

自分が関知しなくても、
仕事が進むような体制づくりが必要となります。

それも管理職の務めなのです。

「俺がいなければダメだ」と思っているような上司では、
その部署の成績は上がらないし、部下も育ちません。
育てる能力が欠如しているのです。

「管理職は辛いよ」と言っている人は、
自分に能力がないことを認めているようなものです。

“管理職になれば、楽ができる”ということがわかれば、
上を目指す人が増えてくるのではないでしょうか。

上を目指す人が増えなければ、
日本経済も浮揚しないのです。

現状で満足する人たちばかりでは、
企業の業績は上がりません。

すなわち、日本の経済にとってはマイナスなのです。

みんなが上を目指すことこそが、
経済の発展に繋がるのです。

「生活が大事」「家族が大切」と言うと
聞こえは良いのですが、それを言い訳にして、
仕事から逃げているように思えます。

仕事を一所懸命にやることと、
生活・家族は別ものではないでしょうか。

仕事もバリバリこなし、
生活・家族も大切にしている人はたくさんいます。
できないということはありません。

仕事ができれば、当然管理職となっていきます。
給料も上がります。

上を目指さず、現場に留まるなら、
やりがいもなく、冷遇に耐えなければならないのです。

40年という時間を有意義に過ごせるのは、
どちらなのでしょうか?

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