見出し画像

【まち村】“強い農家を作るために、「農協」を廃止せよ!

一般の農家は、「貿易の自由化」に反対する。法人化したり、独自の販売ルートを開拓している農家は、「自由化」など恐れはしない。この違いは何か?

まずは、『商品力』。

どこにも負けないという自信を持っている農家は、海外から入って来る野菜など、敵ではない。逆に輸出することで、もっと販路を開拓できると期待している。

自信のない農家は、安い海外産に押されて、売れなくなるのではないかと不安を持つ。すなわち、商品力の低さを認めてしまっているのである。

次に、『営業力』。

強い農家は、スーパー・レストランなどと直接契約して、安定した収益を確保している。海外へのルートも開拓しようとしている。

弱い農家は、「農協」任せ。農協に持っていけば、金がもらえる。農協に言われるまま、農薬を使って、規格通りの野菜を育て、収穫したら持っていく。

そこには、努力もなければ、創造性のカケラもない。どこにも負けない美味しい野菜など、作れるはずもない。「ぜひ、売って欲しい」と、訪ねて来る者もいない。

農家は農協を頼り過ぎている。

自分で売ったことのない人間が、消費者が本当に求めている野菜を知ることはできない。自分で売り込む努力をしないビジネスが、どこにあるのか。“甘えている”としか言えない。

農家のためにも、「農協」という存在はない方が良い。農協がなければ、自分で努力するしか方法はなくなる。それが、強い農家を作る。

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。