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【日本企業vol.5】日本の上場企業

こんにちは、I-GLOCALメディアチームです。

前回の記事では上場することのメリットと責務について紹介しました。今回は実際に日本で上場している企業について紹介していこうと思います。

○日本で上場している企業

まずは日本で上場している企業を紹介しようと思います。
東京証券取引所に上場している企業は全て合わせて3,827社あります。

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(出典:東証HP https://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html)

この中には、三井グループ、住友グループ、三菱グループ、トヨタ、日清製粉グループ、クックパッド、グリコ、森永製菓、ブルボン、不二家、山崎製パン、亀田製菓、湖池屋、カルビー、ヤクルト、明治、雪印メグミルク、キリン、アサヒ、伊藤園、ローソン、日本マクドナルド、味の素などなどの企業が含まれています。誰でも知っていそうな有名企業を抜粋しました。

ちなみに、有名な企業でも上場していないところもあります。大創産業(DAISOの会社)やロッテ、小学館は上場していません。有名=上場しているというわけでもないようです。

特に「三井・住友・三菱」グループは「三大財閥」と呼ばれ、もしかしたら社会の授業で習った方もいるかも知れません。主に一族で経営しているのが特徴で、その歴史はものすごく古いです。一番新しい三菱でも1870年(明治3年)創業です。
三井財閥は1673年に越後谷三井呉服店が開かれたのが始まりです。住友財閥に至っては1590年創業の住友金属鉱山が始まりだそうです。織田信長が明智光秀に討たれた8年後です。これを知った後だと1870年が最近に感じられると思います。

これら3つのグループは金融・工業・商業・食品など様々な分野でトップに立っています。本社だけでも三井グループには約2万人、住友グループには約8万人、三菱グループには約14万人の従業員が働いているそうです。おそらく皆さんの身の回りにも1人くらいいるかもしれません。それほど日本の経済全体にとって非常に大きな影響力をもっている存在です。


それでは最後に上場企業の中から代表して三菱グループとトヨタグループについてその規模の大きさなど軽く紹介していきます。

○日本の上場企業の例1(三菱グループ編)

三菱グループは主に「三菱重工業」「三菱商事」「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の三企業を柱としています。そこからさらに約4000社の子会社が所属しておりその従業員数は87万人に上ります。

その子会社にはキリン・ニコン・ローソンなども入っています。有名な企業でも実は大きな企業の子会社だった、というパターンが意外とあります。お暇な方はぜひ調べてみてください。なんの役に立つというわけではありませんが、わりかし面白いです。

三菱グループの売上高は日本の上場企業売上高の7.7%にあたる69.3兆円です。
保有資産は日本政府の資産の6割を超える432.9兆円(金融機関を含む)にのぼります。
よくドラマなどで財閥令嬢に大人がご機嫌取りでペコペコしている場面が出てきますが、その理由がわかった気がしました。私も全力でペコペコすると思います。

○日本の上場企業の例2(トヨタグループ編)

トヨタは1949年に東京・名古屋・大阪証券取引所の第一部に上場しました。その後1999年にはニューヨーク・ロンドン証券取引所にも上場しました。

トヨタグループは約800の企業から成っており、本社である「トヨタ自動車株式会社」に勤めている人だけで7万8千人、子会社も含めると36万4千人が働いています。愛知県豊橋市の人口が大体37万人くらいです。余談ですが豊田市の人口は42万人くらいです。(2022年3月現在)

トヨタの製品は今や世界の170以上の国や地域で販売されています。最近は車の自動運転化など技術は目まぐるしく進化していて、その進歩への世間の期待もかなり大きいわけですが、それに伴って部品などを作る子会社への要望も複雑になっていっていると予想できます。しかしそれに応えないわけにもいかないので、子会社側は本社の人の顔色を伺っていたりするのかな、と思いを馳せたりしています。

今回は日本で上場している企業について紹介しました。そして今回で日本企業についての記事は最後になります。ここまで全5回、拙い文章ではありましたが読んでくださった方、ありがとうございました。

今後もインターン生が企業や経済についてなど調べたものを記事にしていく予定なので、ぜひそちらもご覧ください!!

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