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【転職】特に専門性のないアラサー女が転職して面接全勝、内定8社、年収250万UPさせた一部始終(4/5)


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みなさん、こんにちは。イガラシです。

わたしは都内で働くアラサーOLです。

------------------------(以下、共通の記載)------------------------

このnoteは、「年収をUPさせるために転職を考えているけど、どうやったらいいのか分からないから具体的な体験談を知りたい(そして自分もチャレンジしたい)」というあなたに届いたらいいなと思って書いています。

タイトルそのままなのですが、わたしは特に専門性のないアラサー女性です。半年ほど前に転職したのですが、その時に面接全勝(8割はその場で通過)、内定8社獲得、年収は250万UPさせました。この度は、その一部始終をお伝えさせて頂きます。

というのも、わたしは自分で言うのもなんですが、専門性は特に無いものの何故か転職は毎回「勝ち」ます(複数回の転職経験あり)。

つまり、そこまで苦労せず・複数の内定をゲットし・なおかつ年収は上げる、という転職の仕方です。わたしはこれを勝手に「上昇転職」と呼んでいます。

このnoteは、その時の具体的な一部始終を、ポイントを押さえつつエッセイのような読みやすい形にして発信することで、上昇転職を成功させるビジネスパーソンがひとりでも増えたらうれしいなーと思って書いています。

一応、わたしが想定している「この記事を読んだら成果が出る人のイメージ」は、以下のような感じです。とどのつまりこの記事は「わたしが成功したやり方の一部始終」なので、タイプ的にわたしに近い方のほうが再現性はあるだろうな~という程度です。もちろん、下記に当てはまらなくても転職時の参考にはなると思います。

■この記事を読んだら即成果が出る人のイメージ
・社会人経験3年以上の25~35歳くらいの女性
・ベンチャー~中堅クラスの企業狙い
・年収を上げたい、上昇転職をしたい
・これまで or 現在の仕事をそれなりに頑張って成果を出している
・特に専門性のある職種ではない or 異職種/異業界に転職したい

 補足)転職活動期間について
    わたしの転職活動期間は約2か月でしたが、じっくりやるなら
    6か月くらいかけても良いと思います

ここでのポイントは、これまで or 現在の仕事を「それなりに」頑張って成果を出しており、かつ「特に専門性が無い」というところです。

当たり前ですが、専門性の高い職種に就いているなら、あなたは既に引く手あまたでしょう。例えばエンジニア職や介護職は、それこそ地球規模で人材不足の専門職なので、内定100コくらい取れそう。また、現職でズバ抜けた成果を出しているなら、転職活動しなくても勝手にスカウトが来るので大丈夫です。

つまりこの記事が有用なのは、「上昇転職するためには、ある程度ポテンシャルを評価してもらう必要がある」あなたです。

そんなあなた(=わたしみたいな人)は、転職活動に対して、裸で真っ向勝負すべきではありません。それなりに装備を固め、勝てるフィールドを選び、得意な戦い方に持ち込んで、転職活動というサバイバルゲームに挑まねばならないのです!

……と、わたし自身は実際に感じました(笑)

それではさっそく参りましょう!

------------------------(共通の記載 ここまで)------------------------

今回のnoteでは、以下、太字+★付きの項目について記載していきます。

■特に専門性のないアラサー女が4回目の転職で面接全勝、
 内定10社、年収250万UPさせた一部始終 _ 目次
ーーコラム.最初に確保しておきたい旅の仲間たち
ステップ1.3段階の目標年収を立て、コワイ年収を選ぶ
ステップ2.全知全能の神となり、職務経歴書を作る+α
ーーコラム.実際に登録した転職エージェントと彼らとの付き合い方
ステップ3.いざデュエル!面接を乗り切るメンタルセット
ーーコラム.面接対策はやったほうが良い?
ステップ4.負ける戦場は捨て、勝てる戦場に集中★
ステップ5.年収交渉は自己洗脳とわらしべ長者★
ステップ6.さぁ、入社先を「選ぼう」
ーーコラム.上昇転職後に訪れる厄介なもの
ーーコラム.結局のところ



ポイント4.負ける戦場は捨て、勝てる戦場に集中


突然ですが、あなたはなぜメジャーリーガーが高給取りになれるのか、考えたことはあるでしょうか。

プロになれるくらい、めちゃくちゃ野球がうまいから?

いいえ、そうではありません。

「なぜメジャーリーガーが高給取りなのか?それは彼らが”野球”という市場を選んだからだ」

これはわたしが当時、転職の相談をしていた方から頂いた言葉です。プロスポーツ選手がみんな高給取りなのではなく、あくまで野球という、高給取りになれるジャンルのスポーツを選択した者が高給取りになれる。つまり、年収を上げたかったら、"野球=年収相場が高い業界"を選べ!というアドバイスです。

年収を上げたいという場合、「どの業界を選ぶか?」でほぼ勝負は決まってしまいます。

ここでポイントなのは、優秀だから、という理由だけでは年収を上げていくことはできない(限界がある)ということ。本当に年収を上げたいなら、まずは年収相場の高い業界をしっかり選ぶべきです。

そもそも社会には、年収相場が"高い業界”と、年収相場が"低い業界"があります。高い例としては、コンサルティング業界、金融業界、メディア業界など。低い例としては、アパレル業界、サービス業界などが挙げられるでしょう。

※キーワード「年収 相場 業界」でGoogle検索!

なのでもしあなたが2つの会社から内定を貰い、それが同じ職種、同じ業務内容であっても、その2社の業界が異なればオファーされる年収も異なってきます。例えばコンサル業界での人事マネージャーと、サービス業界の人事マネージャーなら、年収は百万単位で違ってくるはずです。

わたしも実際、まったく同じ職種で内定を頂いた2社がありましたが、オファー金額は50万以上違いました。それは2社の属する業界が異なるためです。

補足)
業界だけではなく、企業ステージ(大企業かベンチャーか?上場しているか上場前か?等)もけっこうオファー金額に影響してはきます


仮に、オファー金額が高かった方をA社、低かった方をB社とします。当時、オファーが低かったB社はその金額をすごく頑張って出してくれたのですが、オファーが高かったA社はポンと簡単に出してくれました。A社はメディア系ベンチャー、B社は飲食系上場企業でした。まさしく、業界(と企業ステージ)の差です。

またこのとき、その会社がどのくらい頑張ってその年収をあなたに提示しているか?にも着目してみてください。なぜならこの"頑張り度"は入社後、あなたが果たすべき仕事への"期待値"とイコールになっているからです。

もちろん、オファー金額自体もあなたへの期待値と比例するものですが、意外と見落としがちなのがこの”頑張り度”だと思っています。

オファー金額は、社内で決裁を取って決められます。その時に採用担当者と上司、もしくは人事部と他部門間で、「この候補者に、そんなに高い金額を出す必要あるの?」「はい、ぜひ採用したいのでこの金額でいきたいです!」みたいなアツい会話が交わされている……のだと思います、たぶん(笑)

ここでの頑張り度が高いと、比例して期待値も上がり、「そんなに言うならOKだけど、入社後には相当活躍してもらわないと困るからね」ということになります。当然、期待値が高ければ高いほど、入社後に求められる成果は大きなものになってくるので、ここで「わたしは期待された方が燃える!」というタイプであれば期待値の高いオファーを選べば良いし、逆に「過度に期待されるとプレッシャーになる」タイプであれば避けたほうが良いでしょう。

わたしの友人知人たちの転職のやり方を見ると、能力が高い or 専門スキルがあり、かつ転職に慣れている人は、あえて低めの年収で入社し、その後に爆速で年収と役職を上げていっています。彼らに理由を聞くと、みんな「最初から期待値が高いとやりにくい。どうせ成果を出せることは分かっているので、あえて期待値を下げて入社したほうが周囲の目も柔らかいし動きやすい。すると、結果として”すごいスピードで出世した人”になれる。そうなれば周囲から一目置かれて、さらに動きやすくなる」と、非常に戦略的な回答をします。

ちなみにわたしはそんなこと言ってる余裕もスキルも無かったので、期待値が高まるリスクを呑み、一番オファー金額の高い会社に転職しました。

ところで、わたしが転職活動をしていた当時は「年収上げたいから、まずは金融かコンサルだな」と考え、両業界の求人にエントリしまくっていました。そして、まったく相手にされませんでした(笑)

なので「あ、ここじゃ勝てないんだな」と早々に諦め、年収相場の高い業界の求人に、上から順にエントリしていきました。

かなり無節操に聞こえますが、これも立派な戦略です。わたしは年収を上げる転職がしたかったので、年収レンジの高い業界を上から順に当たっていくのは合理的。実際これをやっていくと、「あっちの業界は箸にも棒にも掛からなかったけど、こっちの業界はわりと勝てるな」という傾向が出てきます。そしたら、そこを狙い撃ちです。

転職活動ってやることも多いし時間も心も使うので、何のために転職をするのか?という”目的”を明確にし、その目的を忘れずに、その目的のためだけに割り切って、フットワーク軽くやっていくのが健康的だと思います。

まずは狙う戦場を決める。そして、その中から勝てる市場を見つける(わたしの場合はしらみつぶし戦法)。

勝てない戦場は捨て、勝てる戦場に集中していきましょう!



ポイント5.年収交渉は自己洗脳とわらしべ長者


さて、あまたの書類選考を受け、あまたの面接をかいくぐり、内定をもらい始めたあなたが次にやるべきことは「年収交渉」です。

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東京で働くアラサー。働く女性のセルフイメージを上げたいがためにnoteをはじめました。このnoteがあなたのお役に立ちますように!