頼んだ仕事に不平・不満を言われたら？【対処の方法教えます】
不満を抱えたまま仕事をしてもらうのは、無意味です
後輩に仕事を頼んだら、
「これは私はやる仕事ですか？」と言われた。
「やればいいんでしょ？やれば」「ったく…（ため息）」などと、返事に余計なひと言がついてきた。
口には出さないが、明らかにイヤイヤやっているのがわかる。など
そんなときは、その仕事がどれだけ重要な仕事なのかを説明したうえで、
だからこそ、
「イヤイヤやるんだったら、やってもらわなくて結構です」と言いましょう。
どんなに小さな仕事でも、大切で重要なことです。
たとえば、取引先との会議用に、資料を人数分コピーしてホチキスで留める作業を頼んだとします。会社がこの仕事にかける熱い思いは、この資料を通して取引先の相手に伝わるのです。
だから、簡単な作業でも、思いをこめてやってもらいたいのです。
そこを、いい加減な気持ちで作業をすると、実際に肝心なページが抜けていたり、用紙が逆さまに留められていたりといったミスが起きるのです。
私は、目に見えなくても、思いというのは相手に届くものだと思います。
たとえて言えば、文句ばかり言いながら作られたお弁当を、あなたは食べたいでしょうか？
安い素材であっても、笑顔で一生懸命作った愛情のこもったお弁当を食べた方が、何倍もおいしくて体にいいと私は思うのです。
「どんな仕事でも、思いは相手に伝わる」と心にとめて、感謝の気持ちで取り組んでください。
頼み方・断り方のポイント
やってもらったあとに、日ごろから相手を評価したり、感謝の気持ちを伝える事も重要。「あの人のお願いならよろこんで引き受けたい」と思われるくらいの人になりましょう。
⏬プロフィール 井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英（いがきとしえ）【私の仕事】プロとして大切なこと
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