見出し画像

~故郷を思い出すメロディー~宮城県の魅力を探る!その7

こんばんは。
今日も数ある投稿から私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。お盆休みも明け、「さあ!」と言う方もいれば、これから夏季休暇を取られる方もいると思います。
大雨によって被害に遭われたり、避難をしているなど被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

私も8月はいろいろ予定がありましたが、変更を余儀なくされました。
家族で一緒に過ごせる時間は長くあり、時間が割かれる機会が増えると
”永遠”にあると思いがちですが、成長は早く意外と限られた短いものですから、一緒に宿泊を伴う遠出できないのは非常に残念です。

この状況で帰省したり遠方への旅行を躊躇された方もいらっしゃるかもしれません。

首相官邸のホームページを見ると65歳以上の方の新型コロナワクチンの接種率は80%を超えて、この夏休みにご家族やお孫さんに会うことを楽しみしていたおじいちゃん、おばあちゃんも残念に多く思っている方も多いのではないかと思います。
また、ご両親や親せきにに再会するために接種された方も残念に思っているかもしれません。
首相官邸のホームページは以下ご参照ください。

帰省や旅行できなかった方に、故郷(ふるさと)や旅情を感じていただくべく、今晩は宮城県の民謡をご紹介したいと思います。

祭りと民謡

昔は、NHKののど自慢や紅白歌合戦、TXNネットワークで民謡枠がありましたが最近はお目にかからなくなったような気がします。

オリンピックでも祭りや民謡を触りで紹介されていましたが、
そもそも祭りとは

「感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為(儀式)で供物そのほかが捧げられるもの」

ですが、その背景的なものをもっと強調して伝えてもらえればもっと良かったなと思っています。
そして、民謡は民衆の、労働・儀礼などの集団の場において自然に発生し、伝承されてきた歌謡。素朴な生活感情を反映し、地域性が強い。 遊び歌・祝い歌・仕事歌・酒盛り歌・盆踊り歌など、祭りとは非常に縁が深いものです。

斎太郎(さいたら)節(大漁唄い込み)

「斎太郎節」は宮城県牡鹿半島の沿岸地域に伝わっていた櫓漕ぎ唄(船をこぎながら歌う唄)が元になっているそうです。少しさびしい感じのする節に,「エンヤートット エンヤートット」などの勇ましい掛け声が入ります。歌詞かしには,大漁のときの喜びやふるさとへのほこりなどがこめられています。

「斎太郎節」の生まれについてはほかにも,金華山沖から気仙沼方面に「さいとく節」と呼よばれる祝い唄があり,これがなまって「さいたら」になり,「斎太郎」の文字が当てられ,旋律せんりつも変化していったという説があります。

港を行きかう漁師たちに広まり、それが「斎太郎節」として唄われるようになったと推測されているそうです。
実は「斎太郎節」の後に「遠島甚句(としまじんく)」が付け加えられたのが「大漁唄い込み」という違う歌名がありますが、曲としては同じようです。

さんさ時雨

旧仙台藩の領内である宮城県全部と岩手県一関・水沢地方,福島県北部・会津および山形県米沢地方に行われる祝歌だそうです。 仙台地方では《君が代》の異称もあるように,必ず祝宴の最初に,全員が正座して厳かに手拍子を打って

「さんさ時雨か萱野の雨か 音もせで来てぬれかかる」

以下3首を斉唱するそうです。(世界大百科事典 第2版「さんさ時雨」の解説より)

秋保(あきう)の田植踊

「秋保の田植踊」は宮城県仙台市,太白区秋保町の馬場地区,長袋地区,湯元地区にそれぞれ秘伝わる3つ稲いねの豊作を願って行われる田植踊の総称です。そして、国の重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産です。

塩釜甚句 (しおがまじんく) 

塩釜市で歌われてきた唄です。塩竈のシンボル「鹽竈神社」の社殿落慶の祝典の余興として、伊達四代藩主綱村(1659年~1719年)が、文人粋客らに歌詞を作らせ、当時海岸地方に流行していた「南部アイヤ節」の曲を付けて歌ったのが最初だそうです。

秋の山唄

宮城県を代表する民謡の一つで,涌谷町が発祥の地といわれています。
もとは「草刈り唄」と呼ばれる労働歌で,朝近くの山で草を刈り,それを馬の背に積んで運ぶ時に唄った唄だそうですが、昭和17年ごろに民謡研究家の後藤桃水氏が編曲して「秋の山唄」と名づけ,東北地方のみならず広く全国で唄われるようになったそうです。

宮城長持唄

長持歌は,昔の結婚式における花嫁行列(嫁よめ入り行列)にて,歌われた祝の歌だそうです。この歌は全国的に広まっていますが,特に宮城県と秋田県のものが有名です。「さんさ時雨しぐれ」や「お立ち酒」といった,ほかの民謡とともに歌われることもあります。

お立ち酒

婚礼の祝宴などで歌われる宮城県民謡です。宮城県黒川郡大和町が発祥とされますが、幕末頃の江戸の俗謡・流行歌に由来するとの説もあるそうです。「お立ち」とは、ここでは花嫁が実家に別れを告げて嫁ぎ先へ出発することを意味している。江戸時代などの伝統的な「嫁入り」において、嫁方の親族と花嫁が縁切りをする別れの酒が『お立ち酒』なのだそうです。

如何だったでしょうか?

民謡やお祭りも後継者をしっかりつくり伝承していかないと、生で見たり聞いたりする機会も減ってきてしまうかもしれませんね。

農業、漁業、林業等一次産業を中心とした労働・儀礼などの集団の場において自然に発生し、伝承されてきた歌謡である民謡を聴きながら、自然と闘いながらもそこに従事される方のご努力によって我々が安心して食べ物を食べられ、安心して暮らしていけることに感謝し、時々思いを馳せるのも良いかもしれません。

冒頭のサムネイルはみんなのフォトギャラリーから利用させていただきました。今回の内容は宮城県ですがサムネイルは熱海の漁港のようです。
いつもありがとうございます。

今日はここまでにしたいと思います。
本日は最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また次回の記事で会いましょう!
明日も皆様にとって良い一週間でありますように!

#スキしてみて #人生 #未来志 #未来史 #noteのつづけ方 #自分にとって大切なこと #宮城県 #祭り #民謡 #斎太郎 (さいたら)節 #斎太郎節 #大漁唄い込み #さんさ時雨 #秋保の田植踊 #塩釜甚句 #秋の山唄 #宮城長持唄 #お立ち酒

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?