【子猫と暮らしている方・子猫を迎える方必見】猫のコクシジウム症を徹底解説します
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みなさん。こんにちは。
今回は、猫の「コクシジウム症」を解説していきたいと思います。
簡単に言うと、コクシジウム症は、寄生虫で、子猫に多いです。
ということで、子猫をこれから迎える方・現在子猫と暮らしている方、必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
参考サイト
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コクシジウム症とは
ではまず、コクシジウム症とはなんぞやというところから、解説します。
猫のコクシジウム症は、コクシジウム類シストイソスポーラ属のCystoisospora felisとCystoisospora rivoltaと呼ばれる原虫による感染症です。これらは猫同士で感染します。
多頭飼いは注意ですね。
関係ないですが、私は「コクシジウム症」の文字を読んだとき、「コクゾウムシ症」と読み間違えました。
感染しやすい場所
コクシジウム症は、子猫を集団飼育しているペットショップ・ブリーダー等での感染が高まります。
こういうことも相まって、私は命の販売反対派です。
感染経路
コクシジウム症は、感染した猫の糞の中にある「オーシスト」という卵型の原虫が体内に入ることで、感染します。
例として、感染してない猫が、オーシストに汚染されてしまった食器等を舐めても、感染します。
症状
ではここからは、症状を解説します。
第8位~第5位
コクシジウム症のサイン、第8位は「食欲不振」です。
何回言ったことでしょう。このブログでね。
よく飼い主さんは、食欲がなくなったら動物病院に連れて行かず、放っておきます。
ですが、この放置はNGです。
猫は数日食べないと「肝リピドーシス」という肝臓の病気にかかり、死亡率は90%にも上るそうです。
なので、食欲がゼロになったら、早めに動物病院に行きましょう。
コクシジウム症のサイン、第7位は「血便」です。
明らかにうんちに血が混ざっている場合、大腸等で出血している可能性があります。
コクシジウム症のサイン、第6位は「下痢」です。
寄生虫なだけあって、下痢は起きます。
気になったら動物病院へ行きましょう。
コクシジウム症のサイン、第5位は「発熱」です。
触って少し熱い場合は、熱がある可能性があります。
気になったら動物病院へ行きましょう。
第4位~第3位
コクシジウム症のサイン、第4位は「嘔吐」です。
さすが寄生虫といったところでしょうか。
嘔吐も起こりますよね。
気になったら動物病院へ行きましょう。
嘔吐については後日解説します。
コクシジウム症のサイン、第3位は「粘液状のうんちが出る」です。
気になったら動物病院へ行きましょう。
第2位&簡単にできる脱水チェック
コクシジウム症のサイン、第2位は「脱水」です。
点滴でなんとかなる場合もありますが、まずはチェックをしましょう。
皮膚で簡単にできます。
↑上の写真のように、愛猫の背中あたりをつまみます。
すぐに戻ったら脱水はしてません。
戻らない場合は危険なのですぐに動物病院へGOしてください。
第1位
コクシジウム症のサイン、第1位は「何かがおかしい」です。
もうこれは説明の必要なないですかね笑
何百と言ってきました。
この感覚が一番大事だとね。
「なんとなく熱い気がする」等…この「なんとなく」が大事です。
予防法
最後に予防法です。
子猫を迎える場合、すぐに動物病院で糞便検査をしてください。
ここで見つかった場合、適切な治療を行えば、発症を防ぐことができるかも知れません。
また、多頭飼いの場合、感染した猫を他の猫と接触させないようにご注意ください。
感染した猫が便をしたらすぐに片付け、トイレは常に清潔な状態を保ってあげてください。
まとめ
以上、コクシジウム症について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この情報がお役に立てたら嬉しいです。
それではまとめです。
まとめ
〈基本情報〉
コクシジウム症は感染症・寄生虫
ペットショップ等での感染が多い
感染した猫の糞に含まれる「オーシスト」という卵型の原虫が体内に入ることで、感染する
〈サイン〉
第8位 食欲不振
第7位 血便
第6位 下痢
第5位 発熱
第4位 嘔吐
第3位 粘液状のうんち
第2位 脱水
第1位 何かがおかしい
〈予防法〉
定期的な便検査
感染した猫が便をしたらすぐに片付け、清潔な状態を保つ
それではまた次の記事をお楽しみに。
※見出し画像は、https://www.anicom-sompo.coから引用した写真に、文字をつけさせていただきました。