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「強く楽しいICUFCであるために」

ICUでの思い出を振り返ると、その中心にはいつもICUFCの存在がありました。

初めは大学で何か活動したいというくらいの軽い気持ちで見にきたICUFC。
マネージャーの仕事にも、何の意味があるのか疑問に感じていました。
でも、実際に部活に参加してマネージャーとして取り組むうちに、その意味を先輩や同期から学んでいきました。

選手を支え、チームを作り、ICUFCを築いていく。

ICUFCのメンバーは選手だけではなく、監督やマネージャー、応援してくれるサポーターたち全員だと理解できました。マネージャーはチームを支え、選手を助け、組織を成り立たせるための大事な役割だと今では考えています。


マネージャーとしての仕事を私は充分果たせていたでしょうか?チームの一員としてICUFCのなかでマネージャーの立場から選手をサポートする。それに必死で取り組み、ICUFCが強い組織としてまとまって歩んで行けるよう、少しでも力になれたと信じています。

途中、やりたいこととやらなければならないことの波に揉まれ、自分のことを見直す機会がありました。その時、私はICUFCを一時的に離れることを選びました。正直なところ、部活を辞める選択肢もありました。でも、先輩や同期、マネージャーの仲間がまた戻ってきなと声をかけてくれたおかげで、まだICUFCで頑張っていきたいと思わせてくれました。

休部期間を経て、少しタスクマネジメントが上手になって帰ってきました。時間に追われる私から、時間をコントロールする私へと進化できました。
やっぱり、ICUFCの練習に参加する時間は、周りの人と比べると少なかったと思います。でも、練習に行くと「ちひろ〜!」とみんな声をかけてくれるので、そんな状況でもICUFCに自分の居場所を感じていました。


また、「Humans of ICUFC」を始めたことで、今まで以上に部員のみんなと関わる機会が増えました。ICUFCの中で何か自分にできることを探して取り組みたいと考えて始めたこの企画。みんなも楽しんでくれているでしょうか?部員のみんなにインタビューをするなかで、それぞれの素顔や気持ちを知ることができました。サッカーへの気持ちだけではなく、これまでの人生や、これからの歩みに関する話まで、一緒に戦う仲間として絆を深める企画だったと思っています。

マネージャーとして何ができるのか。

その問いは、きっと私だけではなく先輩マネージャーや後輩のみんなも抱く疑問だと思います。自分にできること、ICUFCのためにできること。それを常に探して全力で取り組む気持ちが大切だと思います。ICUFCのために貢献する方法はきっと一つだけではなくたくさんあると思います。できることに全力で取り組む姿勢。それを忘れずに頑張ることが大事だとICUFCで私は学びました。


私がマネージャーとして入部してから、3部に昇格し、今では2部の舞台で戦っています。成長していくチームの中で、仲間として一緒に励むことができたこの2年間は、かけがえのない思い出になりました。
ふざける時はどこまでもふざけて、真面目な時はどこまでも真面目。
そんなICUFCの雰囲気が大好きで、尊敬しています。
引退しても、ICUFCのみんなと過ごしたこの思い出を胸に全力で突き進んでいきたいと思います。
常に一瞬一瞬に全力で取り組む。
そんなICUFCの姿がこれからもずっと続いていくことを願っています。
大変お世話になりました。
これまでありがとう!

袴田知優


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