にいがたヘルスケアアカデミー2022【第4回講義】リサーチ概論
2022年8月6日(土)、にいがたヘルスケアアカデミー2022の第4回講義が開催されました。今回のテーマは『リサーチ概論』で、講師には合同会社Cobe Associeの田中 志 氏をお迎えしました。
当記事では、第4回講義の様子をお伝えしていきます。当アカデミーに興味のある方、新潟のヘルスケアを良くしたいという思いをお持ちの方など、ぜひご覧ください!(にいがたヘルスケアアカデミーの詳細は、こちらの記事から)
まずは、アカデミー生が自身の活動と熱い思いを紹介する「ライトニングトーク」から始まりました。今回発表していただいたのは、東京の製薬会社で勤務されている石塚 教朗さんです。
『ライトニングトーク』
石塚 教朗さん
石塚さんからは、今回の『リサーチ概論』の講義に関連して、市場調査をテーマに発表いただきました。
石塚さんは『高齢者の骨粗鬆症による脆弱性骨折』について取り組まれていて、日々行っている市場調査のポイントをご紹介いただきました。
「高齢者に特化して二次骨折を防いでいくというような仕組みづくりをしていますが、アカデミー生みなさんの知恵をお借りして、新しい角度から活動を進めていきたい!」という言葉で締めくくられました。
アカデミー生とたくさん意見交換をしていただいて、課題解決に向かって取り組んでいただければ幸いです!石塚さん、ありがとうございました。
ライトニングトークの後は、田中志氏の講義に移ります。
講義『リサーチ概論』 田中 志 氏
今回は課題解決のための『リサーチ』のスキルを講義を通して学んでいきました。
・リサーチの概要
・デスクトップ調査
・インタビュー
・アンケート
講義の冒頭に田中氏から「今⽇2時間、ご⼀緒したからと⾔って皆さんの仮説検証⼒・リサーチスキルが一気に⾼まることはないですが、この場で、リサーチとは何か?のヒントを得ることで、自分がリサーチ力を高めていくための習慣や行動につながると良いなと思っています。」というメッセージがありました。
講義では、リサーチに対する考え方や、どのように行うと効果的か、などのお話をいただきました。リサーチに対する視座が広がる、普段ではなかなか聞くことが出来ない貴重なお話を伺うことができたと思います。事務局スタッフもリサーチの大切さを改めて感じることができました。
田中氏には、講義のセッションごとにアカデミー生からの質問に答えていただき、皆さんのモヤモヤも解消していただきました。アカデミー生からは「じっくりインタビューしてみようと思いました。今まで気付かなかった宝が見つかりそうです。」というコメントもあがりました!
中間発表会に向けて、自分の課題をどのように解決してくか。そのためのリサーチを学ぶことができたのではないでしょうか。
新しいことをやろうとした時に、感性はすごく大事だと思っています。熱意がすべての始まりです。次に、何をもってリサーチを完ぺきとするかです。リサーチが終わった段階で、考えられた新しいサービス作ったときに、自分の100万円を投資できると思うか。無理だったらもう一回リサーチしなおすべきなのだと思います。アカデミー生の皆さん、リサーチも企画出しも何十回何百回と止まらずにバットを振ってみてください。
次回のアカデミーはいよいよ中間発表会です。「私が考える(新潟)ヘルスケア課題」をテーマにアカデミー生のみなさんがどのような発表をしてくださるか、ワクワクしています。Note記事の更新もお楽しみに!
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