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49 タブレットを持ち帰ることの有用性

こんにちは。
ICTのねこです。

今回は生徒にタブレット端末を
持ち帰らせることについて考えてみます。

昨年度のこと

昨年度は3年生の担当だったこともあって、
コロナ不安による欠席者を考慮し、
タブレットの持ち帰りは
個人に委ねられていました。

その結果、
受験勉強よりも友人同士で
Google meetなどで繋がり、
遊びに使う生徒が出てきました。

有効的にそのタブレットの機能を
使うというよりも、
タブレットで遊ぶ感覚の子たちが
多かったように思います。
3年生で受験もあり、
緊張感を持っていた学年でも
こんな感じでした。

当然保護者の中には
持ち帰らせないでほしいという要望を
上げてくるところもある中で、
オンライン授業を
せざるを得ない背景もありました。

持ち帰りをさせたことで、
機械の破損や充電器の紛失、
タブレット未返却などのトラブルもありました。

今年度のこと

今年度はほかの先生の意見もあり、
持ち帰りは何か特別に理由がある場合のみ
になりました。

例えば「宿題」や
「理由があってお休みが長く続く場合」です。
(この場合は担任が持っていきますが)

余談ですが、オンライン授業と
Kahoot!の相性は抜群に良いので
オンライン授業される際にはお試しください。

利用を制限することで、
今のところ学習端末感は維持されています。

しかし教育委員会は、
どんどん持ち帰らせることを推奨してきます。
、、、が、学年の意向として現在も、
「何か特別に理由がある場合のみ」を貫いています。

この行政側の意見と、
現場の意見が食い違う感じが
とても軋轢を生んでいるように思うので
いやだなぁと思います。

来年度どうするのか。

わたしは今年度のやり方でいいと思っています。

学習端末と言いつつも、
現状ではネット内の良くないサイトブロックや、YouTubeが見れてしまうことなどの
さまざまな問題が乱立している中、
わざわざ理由なく持ち帰らせるのは
トラブルの元だと思います。

学習端末としてもう少し整備され、
タブレットを使用することが
あたりまえになってからでも
自由に持ち帰り可にしても
遅くないと思うのです。

現状は情報教育がまだ足りてないので、
そのあたりを補ってからでも
良いのではないでしょうか。

最後に
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