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24歳、何を食う#25「採血前日」

6連勤が終わり、明日から念願の2連休である。
土日休みの仕事から不定休の仕事になって、2連休のありがたみを感じている今日この頃だ。
明日は朝から病院に行って採血をし、終わり次第その足で好きなものを好きなだけ食べるお祭りを開催するのだ。
ドーナツ、カレー、アイスクリーム、天ぷら蕎麦、パン屋さんのパン、唐揚げ、シュークリーム、カツ丼、ケーキ…
毎日の自炊記録、慣れない新しい仕事…今日までたくさん頑張ってきたご褒美だ。
さあ、何を食べようか。

※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。


それでは、今日も食事記録をしていこう。
朝は、母特製の具沢山味噌汁と私特製の納豆丼(雑穀米150g)で、通称「いつもの」だ。
この朝食で身体にエンジンをかけて、連勤最終日も元気に出勤だ。

昼は今日も、手作りのお弁当を用意。
今日のメインは豚肉とピーマンの炒め物にした。
味付けは、酒、生姜、醤油のみ。
チューブではなく本物の生姜をすりおろして炒めているので、香りが良い。
甘めがお好みなら、ラカントを足すのもいいかもしれない。
副菜は出来合いの昆布の煮物と、冷凍野菜で手早く作ったほうれん草の胡麻和え。
おにぎりは雑穀米150gに、白ゴマ、鰹節、塩昆布を混ぜ込んで握った。
お弁当生活も慣れていて、朝のルーティンの中にうまいこと組み込まれている。
お弁当を作るのは、心に余裕が無いとできない。
1人暮らしをしていて鬱っぽい症状があった時なんかは、とてもじゃないけど料理なんて出来なかった。
添加物ばかりの安いレトルトカレーや、ご飯の代わりになるはずもない菓子パンを、毎日のように食べていた。
食べたいのかどうかもよくわからずに、スーパーへ行って事務的にカゴに入れていた。
そういった食品は、忙しい時にたまに頼るならいいと思う。
私の場合は、そんな生活をしたいわけじゃなかったのに、そうせざるを得ないくらい疲れていたのだと思う。
だからこそ、今私が自分でお弁当を作れていること自体に、少しの感動を覚えてしまうのである。

間食は、いつもと変わらず素焼きのナッツである。

夜は、明日の採血へ向けてかなり質素にした。
ミキサーを使って、「黒ゴマバナナきなこ豆乳」を作った。
冷凍しておいたバナナ1本と、無調整豆乳200ml、黒ゴマときなこをそれぞれ大さじ1を、ミキサーで混ぜるだけ。
それを今日は、温めて飲んでみた。
いつもは冷たいまま飲むのだけれど、さすがに寒いのでホットはどうだろうと興味本位で試してみたのだ。
レンジの中で膨らんで溢れてしまって、見た目は少し悪いけれど、味はとても美味しかった。
とある精神科医の先生によるとバナナは、メンタルにも良い食材らしい。
これから日照時間もどんどん短くなるだろうし、精神疾患のあるなしに関わらず、寒くなるにつれて気分も落ち込みやすくなることが予想される。
鬱のスパイラルにはまらないためにも、規則正しい生活と、健康的な食事を継続していけたらいいなと思う。


いよいよ明日は採血の日だ。
私の血液は、どうなっているのだろう。
早ければ翌日の10月31日、遅くても11月1日には結果を受け取ることができると思う。
ハラハラするが、あくまで目的は現状を確認することだ。
依然としてLDLコレステロールが高ければ、自分なりに再び対策を練ったのち、健康的な生活を継続するであろう。
ある程度下がっていれば、縛りを緩めつつも、健康的な食事を継続する。
どちらにせよ自炊やお弁当作りは続けるのだし、普段から健康的な食生活を送ることは変わらない。
こうして3食きちんと記事として記録するのは、おそらく明日、明後日くらいで終わりになると思うが、私の健康的な食生活は続いていく。

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