いちや

適量を手に取り全体に馴染ませてください

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最近の記事

タートル・トークのAnti Piracy Screen

お前達〜!!最高だぜ〜!! おっとォ〜?俺たちウミガメの挨拶を知らない奴が… ______クラッシュ!!大変!! おっとキャストさん、どうかしたってのかい? ______今ここでクラッシュとお話ししてるお客さん、どうやら海賊版のタートル・トークを違法ダウンロードしてるみたいなの…! 『かいぞく…?』は分かるけど『いほうだうんろーど…?』 ちょっと海ではあんまり聞いたことない言葉だな〜 ちょっとそこのお前、分かるか?…そうそう そこから覗いてるお前だよ 教えてく

    • 自己憐憫と甘え

       病は気から、というなら今の僕はそろそろ病を患うのだろうか。それとももう病に侵されているのだろうか。ここ数日、心が重い。というよりはこういったネガティブな話を自らすることによって、自分の出せるパフォーマンスに制限とその正当性を作っているのではないか。  一人暮らしの中で僕にはこなさなければならない課題がどうしても発生する。掃除や洗濯、食事は最低限なくてもよい。もともと趣味だった料理も「自炊」として生活に組み込まれたとたん洗い物の面倒くささや食材の買い出し、保存に悩むことになり

      • 「誰が卵でとじろとまで言った」

        カツ丼をかなり久々に食べた。 そういえばカツ丼をカツ丼たらしめる要素とは何だろうみたいなことを考えたことがある。 カツ丼といえばトンカツを卵でとじ、丼ぶりによそったご飯に乗せた上で提供されるのが当たり前だし、そこに何の疑問も生じる余地もない。 だがカツ丼は卵でとじられる前、つまりトンカツの状態であれば揚げたてのサクッとした食感であればあるほど好まれるのだ。しかしこれが「カツ丼」として提供された途端に我々は手のひらを返したかのようにやれひたひたになったものが美味しいだの汁だ

        • あなたの声はどこから

          去年の11月にコロナウイルスに感染した時に(体調はそこまで悪くもなかったので)Twitter上でフォロワーとスペースで喋っていたが、自分でも分かるくらいに声が出ていなかった。喉だけが本当に痛かったことは覚えている。 度々考えているのだが、「喉の調子が悪く声が思ったように出せない状態」は実際には「スピーカー」としての喉に不調が起きているだけで、「音源」としての声自体は問題なく発音できる状態ではあるんじゃないんだろうか。 要はその人が出すことのできる声というのはトーンや声色と

        タートル・トークのAnti Piracy Screen

          2022年買ってよかったもの

          2022年に買って満足してるものを順番に挙げていく Nintendo Switch Lite 受験がひと段落ついたので思い切って念願の現行のゲームハードを買った。思い切って、と言う割に廉価版のやつだがポケモンの新作を早く遊ぶためというのと実家にいる内はテレビに繋ぐことはなさそうだと思ったので貯金ですぐに買えるかつ、後にSwitchを買ったことによる貯金へのダメージが少ないLiteにした。 当たり前だけどジョイコンを外すこともテレビに繋ぐこともできないので一般人がSwitc

          2022年買ってよかったもの

          アローレイズバックルっていいよね~~~!!!

          買ってしまった。元々レイズバックルの「ゲーム中にエリアを探索することで入手できる」「レアリティが明確に存在する」といった、モチーフであるバトルロワイアルやサバイバルゲームの世界観に忠実な設定に加え、フォーゼのアストロスイッチを想起させるような単体に個別のギミックを持つ仕様などの様々な点に魅力を感じていたのだが、気づくと家電量販店の玩具コーナーに自分はいた。 開封してからしばらく手元でいじっていたのだが、これがやけに楽しい。手元にすっきり収まるサイズ感に加え押したり引っ張った

          アローレイズバックルっていいよね~~~!!!

          歯を削る

          ここ数日の間奥歯周辺にずっと小石みたいなものが詰まっているような感覚があり、なんとか舌で取ってやろうと奮闘していたのだがそれが小石ではなく親知らずの顔見せだと気づいた僕は久しぶりに歯医者に行かなけばならないことにげんなりせざるを得なかった。 いや、ぶっちゃけ「親知らずなんだろうなこれ」と薄々感じてはいたが歯医者の世話になりたくないばかりに「これは歯ブラシの猛攻による死線を何度もかいくぐった食べかすが硬質化したものだ」と自己欺瞞を働かせていた。 しかし自分を騙し続けるのもいさ

          歯を削る

          給食委員のK君

          「給食委員」 思えば今までの人生の中で役職名で呼ばれるなんて体験は中3の頃そう呼ばれて以来めっきり無くなった。というのも自分が役職名で呼びかけられても自分のことか!とすぐに気が付けるような大層な役職に就いたことが全くない。 そういったこともあり「人生の中で一番役職名で呼ばれていた時期」である中3の給食委員としての記憶は高3になった今でも鮮明に思い出せる。特にその日々の中で起こったとある出来事はもの凄く微細なディテールまで完璧に思い出せるほど衝撃的な経験だった。 あれは中3の

          給食委員のK君