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Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)の『エンゲージ』とは?

こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。

今日は「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)の『エンゲージ』とは?」という記事です。

”従来の”Googleアナリティクス(ユニバーサル アナリティクス)とともにGoogle アナリティクス 4 プロパティ(GA4)を併用して様子を見ていますが、個人的に、馴染むまでに時間がかかる用語もあります。

その一つが「エンゲージ」(エンゲージメント)です。

ヘルプページには、『エンゲージメント: 定義』として、『サイトやアプリに対するユーザーの操作です。』と書かれています。

一方、似た言葉として「イベント」があります。

ヘルプページには、『イベント: 定義』として、『サイトやアプリから Google アナリティクスに送信されるユーザー操作を表すデータです。』と書かれています。

何が違うんだよ!!と思ってしまいます。

しかしここで、GA4の「集客」メニューの「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」などを見てみると、「エンゲージ」の趣旨が垣間見える気がします。

例えば「集客」メニューの「ユーザー獲得」では、『エンゲージのあったセッション数』という項目のところで、

10 秒以上継続したセッション、コンバージョン イベントが発生したセッション、または 2 回以上のスクリーン ビューやページビューが発生したセッションの回数です。

と説明が書かれています。

つまり「エンゲージ」とは、単なる「ユーザーの操作」ではなく、『サイト運営者にとって有意な操作』という意味だと思われます。

先程の「エンゲージメント: 定義」のヘルプページには、

例:
コンテンツ配信者の場合は、ページを下方向にゆっくりスクロールするといった操作がエンゲージメントになります。ユーザーが記事の長さを確認するためではなく、内容を読むためにスクロールしていることを示すエンゲージメントです。
e コマースサイトの場合は、商品の詳細ページを閲覧する、特定のページに一定時間留まるといった操作がエンゲージメントになります。
オンライン バンキング アプリの場合は、口座の残高確認などです。
大学のサイトの場合は、情報動画の視聴などがエンゲージメントになります。

と書かれています。

全てのエンゲージメントが網羅的に紹介されているわけではありませんが、まさに『サイト運営者にとって有意な操作』と理解するのが妥当であるように思います。

単に、アクセスが増えた、減ったで一喜一憂するのではなく、きちんとエンゲージがあるセッションなのか(意味のあるアクセスを得られているのか)というのを、シビアに、また楽しく確認できるのがGoogle アナリティクス 4 プロパティ(GA4)なのでしょう。

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