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(旅の道順)印象派の風景を巡る2週間
美術館巡りの旅note: 2024年7月フランス 1. オルセー美術館 https://www.musee-orsay.fr/fr 2. マルモッタン・モネ美術館 https://www.marmottan.fr 3. オランジュリ…
(展覧会の記憶)源氏・応挙・若冲―近世絵画と久保惣の名品―2024.4.24|Kuboso Memorial Museum of Arts, Izumi
本展では、和泉市久保惣記念美術館のコレクションの中から桃山時代から江戸時代に制作された近世絵画を取り上げ、国宝2点をはじめとする名品とともに陳列された。近世絵画は、特徴的な表現方法を有する作品に着目、桃山時代の土佐派を代表する絵師土佐光吉が絵を描いた重要文化財「源氏物語手鑑」の伝統的なやまと絵の絵画表現、江戸時代中期の京で活躍した円山応挙の写生的な画風、応挙と同時期に同じ京で腕を揮った伊藤若冲の拓
もっとみる三浦篤(2015)「まなざしのレッスン2」 から学ぶ「西洋近現代絵画」の見方
本稿は、筆者の個人的な「西洋絵画」鑑賞力向上のための読書noteである。
三浦篤『まなざしのレッスン2 西洋近現代絵画』東京大学出版会、2015年(以下、「三浦(2015)」と記す)は、三浦(2001)の続編で、教科書の体裁をとった「実践的美術書」。19世紀から現在にいたる西洋絵画を一気に見わたし、それまでの美術に関する約束事が存在した世界から約束事が崩壊していく世界への革新を、「主題とテーマ」
(旅の道順)印象派の風景を巡る2週間
美術館巡りの旅note: 2024年7月フランス
1. オルセー美術館 https://www.musee-orsay.fr/fr
2. マルモッタン・モネ美術館 https://www.marmottan.fr
3. オランジュリー美術館 https://www.musee-orangerie.fr/enルーヴル美術館 https://www.louvre.fr/
4. モンマルトル美術館
(続)三浦篤(2001)「まなざしのレッスン」 から学ぶ「西洋伝統絵画」の見方
本稿は、筆者の個人的な「西洋絵画」鑑賞力向上のための読書noteである。
三浦篤『まなざしのレッスン1 西洋伝統絵画』東京大学出版会、2001年(以下、「三浦(2001)」と記す)は、東京大学教養学部で行われた講義をもとに書き下ろされ、教科書の体裁をとった「実践的美術書」。14、15世紀から19世紀初めの西洋絵画を対象に、神話画、宗教画、風景画、静物画など主題別に12章からなり、各章は代表的作品
三浦篤(2001)「まなざしのレッスン」 から学ぶ「西洋伝統絵画」の見方
本稿は、筆者の個人的な「西洋絵画」鑑賞力向上のための読書noteである。
三浦篤『まなざしのレッスン1 西洋伝統絵画』東京大学出版会、2001年(以下、「三浦(2001)」と記す)は、東京大学教養学部で行われた講義をもとに書き下ろされ、教科書の体裁をとった「実践的美術書」。14、15世紀から19世紀初めの西洋絵画を対象に、神話画、宗教画、風景画、静物画など主題別に12章からなり、各章は代表的作品