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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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2024年1月の記事一覧

続けることは「生きる」こと|変わる世界をみたくなる一冊

基本、怠け者の私。 「やってみようかな」 その気持ちで動きだしてみることはできる。 でも、すぐに辞めちゃう。 そんな「続けられない自分」はなんだか好きになれなかった。 だから、この本を読んでみた。 こんな私でも続けられるかな。 その気持ちを変えてくれる一冊だった。 続けられない人。 好きなことがみつからない人。 毎日なんとなくつまらない人。 そんな人におすすめの本。 目的や結果ではない、続けることを考える「目的」より「仕組み」を考える。 目指すべき「ゴール」を考

「好き」は喜びの源|つながり広がる幸せな世界

美しい。 すてきだな。 そんなクリエイティブなものに触れると心が喜ぶ。 すばらしい価値に触れたことへの感動。 綴られることば、イメージへの共感。 その裏側にある、創り手たちの気持ち。 そんなものに想いを馳せて、心が揺れ動く。 なぜ? 単純に、感動した、という感情がそこにある。 それも、もちろんある。 だけど、その裏側を想うとより心が揺れる。 その人の人生や価値観が見える気がする。 それは、「人が好き」な私の心の喜びだ。 同時に。 私もそんな創り手になりたい

「繊細さ」を受け止めると、きっといいことしかない

じゅうじゅうじゅう。 隣のキッチンで夫がご飯をつくっている。 お肉と野菜をいためた香ばしい匂いが漂ってくる。 今日の晩御飯はシチューだ。 私は聴覚が他の感覚より優れているのかな、という先日の気づきから。 日常的に、「音」「聴くこと」がどの程度情報として自分に入ってきているのかを意識して生活してみている。 そうすると、 遠くの方でしている家族の会話 キッチンで回している換気扇の音 扇風機がブーンと回る音 隣でしている工事現場の音 などなど、意識していなくても頭に入って

変わろうとしなくていい、そのままを受け止め満たすこと。

『変わろうとしなくていい』 もらった言葉に、縛られていた何かが解けた気がした。 小さい時からいつも、『変わること』を目標にしてきた。 もう少し人の気持ちが分かるようになれば。 もっと視野が広くなれば。 今より段取りよく進めることができれば。 そんな風に自己を振り返り、今足りないと思うものを目指して自分を高めようと努力してきた。 その先に、幸せな未来があると信じて。 いつも苦しかった。 未来の幸せを目指して頑張ることで変われたこともあると思うし、それによって得られ

本当の望みを知る|自分をみつめた5か月の振り返り

『正直であること』 9月から受講を始めたプログラムの第1フェーズである5か月が今月で終わろうとしている。 これからも、変わり続ける自分との対話は続いていくが、今現在みつけた『私』のピースをここにまとめようと思う。 正直に、ありのままでいること『正直であること』 それが私の心の中にある最もコアな願い。 いくつか浮かび上がってくる心の声が、この『正直さ』に紐づいている感覚がある。 まず、ひとつめは、 『そのままの私を愛して欲しい』 という望み。 他者の目を気にして取り繕

無駄な時間なんてない|固まりをフワフワにする価値観の置き換え

イヤイヤ期って、難しい。 ご飯食べたいって言うからご飯つくり始めたのに、傍にいて欲しい、抱っこして欲しいと言う。 抱っこしてたらご飯つくれないよ、と言うと「ご飯いらない、バイバイする」と言う。 でも、お腹は空いてる。 お腹空いているから本人の自覚なしに不機嫌はMAX。 なんとか説得し、大好きな車のおもちゃで遊んでもらう。 急いでご飯をつくる。 この、すったもんだしている時間。 あぁ~~~、もうっ!無駄~~~~っ!! と、いつもイライラしている。 この時間があれば、

喜びの素、みつけた|自分の中の「達成欲」について

今日、拝読したハルリさんのこちらの記事。 恥ずかしながら「ストレングスファインダー」を初めて知ったのですが、このハルリさんがお持ちという「達成欲」という資質が私自身にも当てはまるなぁ、と思いながら読ませていただきました。 自分の中の喜びについて考える中で、この「達成欲」というワードはすごくしっくりくるものでした。 例えば。 ネットでみつけた美味しそうなレシピを実際に作り美味しく仕上がったとき 想定していた通りことが進み予定通りにスケジュールをこなせたとき やりたい

なぜ好きか?の先に、何を望むかが見える

私の好きな作品たち。 大河ドラマ(日本・韓国)。 十二国記。 薬屋のひとりごと。 古い時代をモチーフにしていたりテーマにしているものが好きだ。 その根幹には、「歴史が好き」という気持ちがある。 なんで私は歴史が好きなんだろう。 そんな風に「なぜ好きか?」という問いを自分に投げかけてみると、そこにある「本当の望み」が見えてくるのではないか。 そんな思いを胸に、私の「歴史が好き」の気持ちの先をみつけにいってみよう。 中学のあの先生がいたから、私は歴史が好きなんだ歴史が

求めるものを知らず知らずに与えていたと気づいた

自分がかけてほしかった言葉は、全部息子にかけたい言葉だった。 「失敗してもいいよ」 「生きていれば迷惑はかけるもの、感謝とごめんねを忘れずに」 「自分を大切に」 「正直に、自由に生きなさい」 年末に起きた時間のズレの話例えば、昨年末の話。 年末に義理の母に家族で会いに行く約束をしていた。 1年忙しくて、全然息子の顔を見せに行くことが出来なかったし、私も会うのを楽しみにしていた。 スーパーで働いている義母は、年末大忙し。 午前中は忙しくて相手ができないから、ということで

未来の自分からの言葉|あのとき出なかった答えを考えて

昨日、未来の自分を想像する中で、以前も同じように未来について考えたことを思い出した。 この記事の中で書いている、未来の自分。 あれから3カ月。 肌触りの良いタオルほどフワフワではないけれど、以前より自分のことが分かるようになり、穏やかな日が増えてきた。 この頃はまだお腹の子はいなかったので、6カ月後、1年後と挑戦している自分を想像しているけれど、昨日書いた1年後の自分がちょうどこの時の「6カ月後の自分」になれてればいいな。 そんな風に、挑戦をワクワク楽しんでいられたらい

今描く、三年後の私|#かなえたい夢

未来の自分を想像してみよう。 「これって、無理じゃない?」 そんな気持ちは取っ払って、まずは目いっぱい妄想してみよう。 半年後の私無事に二人目を出産し、病院での強化合宿を終え、家族4人バタバタの生活を送る。 一人目との違いに戸惑ったり、一人目とは違い「ま、いっか」といろんなことが許せたり。 恐らく最後であろうドタバタな新生児との生活を、思いっきり感情を揺さぶられながら生きている。 一年後の私年が明け、2025年に。 下の子の離乳食が始まる時期で相変わらず忙しい毎日を送

日常に取り入れたい、心とつながるアートセラピーを体感してみて

昨年、楽天のセールで『はじめてのアートセラピー』という本を買った。 最近若者の間で「アートセラピー」というものが流行しているらしいと知って、どのようなものか、自分自身が体感したらどう感じるか、自分がこれを生業にするというのはどうだろうか。 いろいろな思惑のもと購入してみたが、結局読まずに2023年を終えてしまった。 今日、朝いちばんにパラパラと冒頭部分を読み、本に書かれている「マインドフルネス」という状態を体感してみた。 「ブリージング」という呼吸法を行うと、少しずつ

2024年をどう生きるか?育てて、みつめて、大切に。

私の2024年のテーマは、『育』。 現在、妊娠5ヶ月、1月1日にちょうど安定期に入りました。 6月に出産を控えています。 なので、今年は恐らく、半年間はお腹の中でわが子を育て、産まれてからも生後6ヶ月くらいになるまでは、初めての二人育児にてんてこ舞いな状態でしょう。 不器用な性格で、たくさんのことを同時には抱えられない性分なので、 「今年は子を育てる年」 として、『育』をテーマに邁進したいと思います。 そんな中でも、受講中のプログラムは8月末までと決まっているので、産

2023年ベスト本|さみしい夜にはペンを持て

あけましておめでとうございます。 2024年、最初の記事は今年の抱負で、と思っていましたが、年末に読んでいた本をやっと読み終えたので、今日はその本について書きたいと思います。 『さみしい夜にはペンを持て』 いろいろな人に勧められ手に取ったのですが、昨年読んだ本で一番記憶に残るものでした。 ことばにすることの大切さが腹に落ちる ことばにするときの躓きへの向き合い方が理解できる 一冊にこめられたクリエイティブのすばらしさ この本が記憶に残った理由を書いていきます。