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マーケターを目指す人が一番最初にやること。最短の時計を持とう。

プロマーケターになりたい人、社内のマーケティング事業部(担当者)に配属され、マーケティング手法を身に付けなければならない人、
マーケティングの基礎を習得することで、自身や会社の業務成果を高めたい・・・

様々なきっかけがあってマーケティングに向き合うことがあるかと思います。

また、プロマーケター(外部企業法人のマーケティングを代理で行うこと)を目指すには、どうすればいいか、なんて相談も時々あります。

目的がないとマーケターはできません。

まずは、何の目的のために、マーケティング手法を学びたいか、これが最初に決めると成長が早い気がします。多分、始めは

  1. 直感や曖昧な判断に頼るのではなく、確固としたビジネス理論を身につけたい

  2. 資格を取り、就職・転職・昇進などのキャリアアップにつなげたい

  3. 担当者になったので、業務を遂行するための基礎知識を身に着けたい

  4. 起業したい

上記のようなきっかけが大半ではないでしょうか。
目的が定まりましたら

自分が理想とする最短の道を選択する。

これにつきます。
マーケターはスケジュール管理が肝になってきます。
時間という概念で、報連相はもちろんのこと、目的を達成するまでの最短の道を選択しないといけません。

なぜ、選択しないといけないか。

私たちは生きている以上、すべて死に向かっているからです。


知識では過去に振り返ったり、未来を予測は可能です。
ただ、この世のありとあらゆる生物、モノ、コトが死(劣化)に向かってまっしぐら。ある意味平等な社会です。

今日という時間は明日には二度と戻りませんし、息抜きで子供時代に好きだった漫画を読んでも、自分がいい年をした大人、という事実は変わらないのです。

マーケターに必要な概念、それは時間の価値。

プロマーケターを目指す方や、クライアントの担当者様に常々、伝えるのがこの時間の概念です。
目的を見失ったて、ただ生産性をあげて業務効率化をして欲しいわけではありません。

時間という価値の重要さを理解しないといけません。
クライアントや自分が業務でマーケティングを遂行する場合、『結果』がすべてです。もちろんKPI(重要業績評価指標・・・組織の達成目標(例:売上高)に対して、目標達成度合いを評価する評価指標)も考慮しますが、過程での評価も見ながら、結果をどう最短で出すか、がマーケティングの真骨頂です。
ですので、クライアント様とお仕事をする時、必ず私は『期限』を決めます。こうすることで、日応対効果も理解しやすくなりますし、双方、全力で取り組むことが可能です。

怒られるかもしれませんが、

私は、コンサルタントという業務があまり好きではありません。●●企業診断士の友人もいるため、怒られそうですが(笑)。
コンサルタントとは、戦略系、業務・IT系、シンクタンク系、組織・人事系、FAS系、事業再生など領域やテーマに専門性を持って支援を行います。
コンサルタントは具体的な製品・サービスを売るのではなく、コンサルティングそのものを商品として対価を受け取る職業です。つまり、相談を受けたクライアントの課題とは何かを見つけ、その解決策を提案する。はその実行を支援することがコンサルタントの提供する価値であり、商品です。コンサルタントに仕事を頼むクライアントとしては、その領域に関する知見のある人物の力を一時的に借りることで、コストを抑えつつより良い解決策を見出したいという考えがあります。そのため、限られた期間の中でクライアントが望む以上の、つまり報酬以上の、高いアウトプットを出すことが求められる職業です。ゆえに、求められる能力は多岐に渡り、いずれも高いレベルであることが求められます。

某有名コンサルタント会社で、大阪の勉強会に招かれたことがあります。
その時にいた先輩講師、若手講師が2名おりましたので、ある質問をしてみました。

その時は、斜陽産業のテーマでしたので『このような業種にもアップセル、クロスセルは継続的に見込めますか?』こんな言葉だったと記憶しています。

その時、講師2名はどちらも意味を理解せず、返答ができませんでした。

時間を無駄にしてはいけない。

別に1個の質問の回答ができなかっただけで、コンサルタントを否定したわけではありません。
ただ、その会社だけでなく、多くのコンサルタントがとっている手法が
自分の仕事を、細く長く途切れさせないようにしている、というケースが多々垣間見れます。
私が、コンサルタントを名乗らない理由がそこです。
専門家であるならば、クライアントに幸せを、結果を、ゴールを最短で目指すことが優先順位でありたいものです。

もちろん、立派で志高いコンサルタントもおりますし、すべてが同じだとは思いません。

ただ、私はプロのマーケターでありたいと考えているだけです。
マーケティングの定義で『複数課題がある時に、何を解決したら、同時に解決が早くなる重点を見極める』というものがあります。
すなわち、マーケティングは最短で結果を出すのが必然と与えられた使命といえるでしょう。


















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