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10代でいられる最後の1日

あと10分くらいで、私が10代で居られる最後の日が来る。多分このnoteを書いているうちに、その日が来る。

これまでの人生を振り返ってみて思うのは、本当に、今日まで逃げずに必死に頑張ってくれてありがとうということ。19年、全てのことを詳細には思い出せないくらいは生きた気がする。小学校6年間のこととか、鮮明に覚えていてきっと忘れないと思ったことを忘れてしまったから。と言ってもまだ19年。私が忘れるのが早いのかもしれないね。

驚くことに、あんなに辛くて苦しかった高校3年間のことさえも、もう何も、ハッキリと覚えていないみたい。ただひとつ、鮮明に覚えているのは常に勝負という賭けを恐れなかったし、逃げなかった3年間だった、ということ。私だからこそできたことなんじゃないかと思いたい。目の前の勝負、人生という賭けから、逃げない強さを私はきっと人より持っている。人と比べる必要も無いけど。でもそう思う。どこか心に脆さがあった3年間。その中でも、勝負には果敢に立ち向かっていけたんだと思う。

中学の頃のことも、ほんの少し覚えている。やっぱり必死に自分の限界を超えたくて頑張っていたし、それを僻む人達に囲まれていたけれど、負けなかったね。この勝負強さは、きっと父親譲り。努力の天才、とまではいかないけれど、努力してやっと凡人になれた、と自分のことを思う。伝わるかな。凡人になることが、実はいちばん難しい気がする。オールラウンダーってことだとしたら、きっと難しい。

大学生、19歳の1年間は、これまでの人生の中でいちばん、幸せだった。18歳の幸せを更新する幸せだったし、ずっと、19歳でいたいと思えるくらい、楽しいことと嬉しいことと、素敵なことが溢れていた1年間だったと思う。色んな経験をさせてもらえて、色んなことをら学ばせてもらえて。絶えず自分の弱さに直面する日々だったけれど、頑張り続けることができた。目標も、達成できたし、できること、やりたいこと、やるべきことを何ひとつ残さなかったと思う。後悔ない。

20歳、ついに来てしまうのが怖い。でも、きっと、今まで通り真面目に一直線に夢を見つめて頑張っていけば、きっともっと幸せな1年間になると信じているし、きっとそう。

20歳は今まで以上に自分の特性を理解して、上手くコントロールできるようになりたい。それと、いくつになっても可愛い女の子でいたいから、勉強以外の努力もしていきたい。

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