12日間を乗り越えて
12日間の実習が終わった。
振り返るとあっという間で、毎日の記憶なんてほとんど無い。それだけ毎日、必死だった。
いろんなことがあった12日間だったけれど、その中でも特に、初日の夜のことはこの先も一生、忘れないと思う。自分でも不思議なくらい涙が止まらなくて、すべてが怖く思えていた。利用者に食事介助を行わないといけないこと、言葉での会話はほとんとできないことなんて、予想はできていた。それでも、現場に立ってその状況を目の前にしたとき、そのハードルがとても高く思えた。それに加えて、