シェア
草一条
2021年8月30日 17:15
まえがき この小説の元になったのは、14歳の頃の構想です。もういいかげん表に出してやらないと、と思いつつ、10年が経ちました。なんとか、人様に読んでいただけるように整えましたので、お暇のある方、ぜひ読んでいっていただければ幸いです。今回お届けするのは、「氷磨」(ひょうま)第一章です。序 子守歌 母は我が子に歌う。この国の言い伝えの歌を。月の光の満ちし時耳を澄ませば笛の音響く美しき調
2021年9月3日 13:04
第一章(振り返りなので不要な方は飛ばして下さい) 第一章をまだお読みでない方はぜひ第一章からお読みください。と言いつつ、振り返りにあらすじを書いておきますと、第一章では、この物語の主人公で、なんだか無気力な「王子」、そしていつも側にいる気の利く、混血の「侍従」、この国で絶対的な存在である「王」、物語を語る「老人」、そして回想に「鬼の子」が登場しました。王子もメロメロの美しいヒロイン「沙耶」も
2021年10月10日 23:49
これまでのお話 これまでのお話はこちらのマガジンにまとめています。更新の間が開いてしまいましたし、なんとなくことのあらましはリンクの下に書きます。作者ですら混乱するので関係図も置いておきますね。 これはある国に、二つの民族が住んでいるお話です。もともと「東の民族」が住んでいた土地に、「西の民族」が入ってきます。西は侵略者ですが、やがて二つの民族は争いをやめ、互いに混ざるようにもなります。しかし
2022年1月18日 00:13
これまでのお話 下のマガジンにこれまでのお話をまとめてあります。第四章前半までは、あらすじをのせておりますが、そろそろ物語も終盤、作者の余裕もなくなってきたので(おい)、省かせていただきます。 これまでのあらすじと関係図を載せた、第四章前半はこちら。 それでは本編、舞台は西の城から東の山へ。過去に何があったかは王子たちの知るところとなりました。さて、これから物語はどのような結末へ向かうのか
2022年4月4日 18:35
これまでのお話 下のマガジンにこれまでのお話をまとめてあります。第四章前半までは、あらすじをのせておりますがもう前回に引き続き要約が大変なので・・・省きます。 これまでのあらすじと関係図を載せた、第四章前半はこちら。 今回は第五章、物語はついに完結します。ちょっと校閲をサボってるのでまだまだ作業はありますが、とりあえず漢字やらなにやら細かいところは置いておいて、公開します。第五章第二十