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小説「氷磨と王子」第四章 後半

これまでのお話

 下のマガジンにこれまでのお話をまとめてあります。第四章前半までは、あらすじをのせておりますが、そろそろ物語も終盤、作者の余裕もなくなってきたので(おい)、省かせていただきます。

 これまでのあらすじと関係図を載せた、第四章前半はこちら。

 それでは本編、舞台は西の城から東の山へ。過去に何があったかは王子たちの知るところとなりました。さて、これから物語はどのような結末へ向かうのか。今回を除きあと二回ほど更新する予定ですので、もしよければお付き合いいただきたく。

回想七 老人は山へ向かっている

 老人は、馬に跨り、従者を一人伴って、東の山へ向かっている。馬の背に揺られながら、老人は王とその兄の最後の晩を思い返した。

 即位したばかりの西の王が、弟に請われて食事に向かおうとしたとき、老人、当時の絆は反対した。必ず裏がある、危険だ、と。しかし、若き西の王は言った。
「弟をあんな風にしてしまったのには、私にも責任がある。なに、死んだりはせぬ。」
そう、笑った。そして急に真面目な顔になって言った。
「これは賭けだ。私は、弟を信じてやる方に賭ける。憎まれようとも、疎まれようとも、私は弟を愛してやりたい。この冷たい城の中で、私だけは。そして、本当の善き国を共に作りたい。」
 自分に言い聞かせているようにも聞こえた。

 晩餐を終えて居室に戻った若き王は、寝床に倒れ込んだ。絆は医師を呼びに走った。すぐに医師と、王の母である第一妃が駆け付けた。第一妃は医師に懇願した。
「我が子をどうかお助け下さい。」
 医師はそうしたかった。この若者の幼いころから主治医として関わってきた。しかし、もう希望を見出すことはできなかった。第一妃はそれでも、医師にどうか、と言い続けた。返す言葉も見つからない医師を、息も絶え絶えの若き王は見やった。そしてか細い声で、
「母上。」と諫めるように言った。
「母上、もう、おやめください。どうか、私の側に。」
 そして弱々しく手を母の方へ伸ばした。母は我が子の手を握った。次に彼は絆を呼んだ。
「お前は、弟を支えよ。あれが王となれるか、わからぬが。私は賭けに負けた。もはや我が愚かさを、笑うしかあるまい。だが、まだどこかで、弟を信じたいと、思うのだ。」
 若き王の意識は朦朧としてきていた。最後の力を振り絞るように、彼は言い残した。
「もうすぐ、希望が、生まれる。祝ってやってください。母上。」
 この時は分からなかったが、それは次の絆となる我が子のことを言っていたのだろう。あるいは、こんな結果にならなくとも、彼は我が子を次の王にするつもりはなかったのかもしれない。弟に子が生まれ、その子が王子となれば、弟とのわだかまりも少しは解けるかもしれない、と。
「幸あるように。母上、私を、産んでくださって、ありがとう。」
 若き王はこと切れた。妃は我が子の亡骸に縋って嘆き悲しんだ。

 兄の死後王位についた弟は、権力を恣に、「改革」を断行した。まずは兄に近しかった者で、自分を疑っている者、明らかに良い態度を見せぬ者を片っ端から地下牢に放り込んだ。そして決まって満月の宵になると、何かをかき消すように宴を催して騒ぎ、何かを振り払うように酒を呷って、地下牢の「罪人」の処刑を言い渡した。その翌朝、血に染まった処刑台を見るまで王は眠らなかった。絆に王はこぼした。
「あの音色の忌わしきことよ。あれが聞こえると眠れぬ。」
 絆は、王の死んだ兄の言い遺した通り、王を支え、その信頼を勝ち得ていた。また王は、東の王や、城内の現国王に反感を持つ者たちが黙っているのは、絆、将軍、そして王子の侍従となった兄の子を、王が重用しているためだということも理解していた。
 しかし、満月の日が訪れるごとに、処刑を重ねるごとに、王の不安は増大していった。ついに地下牢には罪人が一人もいなくなった。王は理性と衝動の狭間で決断を下した。まず王は絆一人だけを内密に呼び出した。
「絆よ。おとなしく地下牢へ繋がれてくれるなら、命は取らん。次の満月、儂は静寂が欲しい。宴は飽きた。完璧な神の国を、儂は作る。」
 絆が何か言う前に、王の従者たちが現れ、絆に縄打って地下牢に連れて行った。王は出陣の準備を始めた。「新王が、東の王に挨拶に行くのだ。」と。だが王の成したことは言うまでもない。
 東の山が血に染まり、王が「成し遂げた」時、王の心配事は消え去ったかに見えた。笛の音は絶え、目障りなものは、兄も、父も、東の王も、もういない。兄の子も、心にあまりにも深い傷を負った。もう王には逆らえまい。今回の殺戮で、東の王に嫁いだ妹を失った将軍には鎖として、その娘を王子の許嫁とした。
 ところが王子が十五になった時、満月の夜、王にとって聞こえてはいけないはずの音色が響いた。老人、そしてその弟子である侍従は確信した。西の王子よりひと月遅く生まれた、東の王の末の子、氷磨が生きている。

 老人を乗せた馬は行く。この先に何が待ち受けているか、まだわからない。だが、老人は若者たちに確かな希望を見出していた。王子が成人した時から、何かが動き出した。まるでこの時を待っていたかのように。凍りついた侍従の心を溶かしたのは、笛の音であったか、王子であったか。あるいは侍従自身であったか。王子や侍従、氷磨に、在りし日の東の王や、混血の西の王の姿が重なって見え、老人は天に言った。
「どうか、お守りくだされ。お導きくだされ。あの希望の子らを。三人の王子を。」


第二十節 同じ名の娘


 東の山では、氷磨が王子たちを待っていた。氷磨に会うなり、沙耶姫は駆け寄ってその両手を取った。面食らっている氷磨に、沙耶は息せき切って話しかけた。
「あなたが氷魔ね。私の従弟。会えてうれしいわ。ねえ、私あなたを抱きしめてもいいかしら。」
 氷磨が答える間もなく沙耶は氷磨を抱きしめた。氷磨はただただ初めて会う従姉の勢いに驚くばかりだったが、熱い抱擁に応えてそっとその背に両手を回した。花のような香りがふわりと氷磨を包んだ。その瞬間、目頭に熱いものが込み上げた。それは母の香りだった。将軍が言った。
「沙耶は妹に、つまり氷磨殿の母御によう似ておるのです。」
 氷磨の視界にある、陽の光のような金色の髪も、母と同じだった。忘れかけていた、十年前に失くした温もりを思い出した。氷磨の心を感じ取ったのか、沙耶がそっと身体を離して、美しい瞳で氷磨の顔を覗き込んだ。
「ごめんなさい。驚かせてしまったかしら。」
 そう言われて、氷磨はようやく自分が泣いていることに気が付いた。氷磨は首を横に振った。
「こちらこそ、すまない。・・・母のことを、思い出して。忘れてしまったと思っていた…。」
 沙耶は氷磨をもう一度抱きしめ、優しくその背をさすった。
「私、叔母様のこと少しだけ覚えているわ。とっても優しくて、綺麗で、憧れていたもの。…それから、叔母様が亡くなった時のことも。ひどいことよ。王様の前では、口が裂けても言えないけれど。あなたは偉いわ。一人で寂しかったでしょうに。ね、いいのよ、我慢しないでうんと泣いて。私、叔母様には、本当のお母さまには敵わないけれど、あなたのお従姉さんだもの。こんなことくらいしかできないけど、これからは頼って。ね。」
 村娘のサヤを紹介すると、沙耶姫はまた瞳をきらきらと輝かせてサヤを抱きしめた。サヤも初めは面食らった様子だったが、二人の同じ名の娘たちはすぐに仲良くなった。沙耶が言った。
「私ね、誰とでも仲良くするのは得意なの。でもね、こんな気持ちになったのは初めて。お城のほかのお嬢さんたちと何が違うのかしら。そうね、あなたは口数はすくないけれど、本当のことを言うわ。決してごまかしたりしない。あなたといるとなんだか安心するの。飾らない正直な私でいられる気がするのよ。不思議ね。まだあなたのことよく知らないはずなのに。」
 サヤが少しだけ微笑んで穏やかに応えた。
「姫様がいらっしゃるだけで、なんだか心に明かりが灯ったようです。場が明るくなると言いますか、陽の光のように明るくて暖かくて、山の草木すら喜んでいるような気がしてきます。」
 ふふ、と沙耶が笑った。
「サヤは詩人のようね。そうね、詩的に言うのって素敵だわ。あなたを例えるなら…月ね。真っ暗な夜闇に、静かに道を照らすのよ。不安な夜にも、あなたがいればきっと怖くない。」
 側で聞いていた氷磨が、何も言わずにふっと目線をサヤの方へ向けた。サヤもふと氷磨を見た。目が合ったほんの一瞬、氷磨がやわらかく微笑んだ。サヤは、いつも厳しい顔をしている氷磨が、一瞬でも人前でそんな顔をして見せたのに驚いた。そして、彼の言いたいことをその一瞬の微笑みの内に理解した。サヤは横にいる沙耶姫に感謝した。
「沙耶姫様、ありがとうございます。」
 沙耶は何のことやらと首を傾げた。サヤははにかむように笑って、小声で沙耶だけに聞こえるように言った。
「氷磨の心の氷が、ちょっとだけ解けたみたいです。さっきあなたに抱きしめられた時。」
 沙耶も微笑んだ。
「ねえ、堅苦しいのはやめましょう。もっと楽な言葉でいいわ。それから、姫、なんてつけなくっていいわ。名前で呼んでちょうだい。女二人、仲良くしましょう。」
 二人の娘が笑っていた。つられて王子も、氷磨も、侍従も、将軍も笑顔になった。

やがて老人が到着し、王の意向を告げた。次の満月まではあと半月ほど。王がやってきた時、あの殺戮の日を再現させることだけは、あってはならない。


さやけきものの歌


1.
漆黒の闇 奈落の底
絶望の淵に溺れ
肺の中まで真っ黒なものが侵していく
血液をめぐりそれは心臓に纏わりつく

何かが呼んでいる
まだ私を呼ぶものはなにか
天を仰ごうにも
もはや上下もわからぬ

2.
漆黒の闇 奈落の底
絶望の淵に手を伸ばす
あなたを抱きしめその青い唇に触れ
体中を蝕む黒いものを押し出すように

あなたを呼び戻す
太陽にはとても敵わずとも
せめて天を仰げるだけの
闇夜を照らす光を

3.
漆黒の闇に一筋の光
呼びかける声に応える
侵された肺に温かい息をふきこんだその唇は
きっと陽の光の元では赤いのだろう

私たちは呼び合う
何度も確かめるように
月の光は優しく寄り添う
幸あるように 愛しき人よ


第二十一節 白い刃と黒い刃


 侍従は氷磨に笛を返した。氷磨は受け取って、顔をしかめた。侍従が謝った。
「申し訳ございません。大事なものをお預かりしておきながら、堀に飛び込んで濡らしてしまい…」
「違う。王子からあなたがしたことを聞いた。なぜそんなことを。俺はこれ以上、大切な者の命の上に生きるのは嫌だ。」
 氷磨は顔を真っ赤にして怒っていた。怒っているうちに涙まで溢れてきて、みかねてサヤが触れようとしたが、強く振り払われた。沙耶姫がなおも氷磨を止めようとするサヤの両肩にそっと手を乗せて、「今はだめ」と言った。勢いのまま氷磨は侍従に掴みかかった。今度は王子が止めようとしたが、将軍が王子を制止した。王子は困って将軍を見上げたが、将軍は王子の肩を掴んで、行かせてはくれない。
「なんとか言え!この裏切り者!俺だって、お前よりずっと幼かった俺だって、あの惨劇を見ていた。見ていただけだ、父上に止めを刺したわけではないが!俺の為に死ぬつもりだったのか巫山戯るな‼」
 氷磨は力任せに侍従を押し倒した。侍従はされるがままだった。侍従に馬乗りになって氷磨は叫んだ。
「俺はずっと死にたかったんだ。家族のところに行きたかったんだ。この上お前の命まで踏み台にして生きろと言うのか‼」
 氷磨の涙が雨のように、侍従の顔に降ってきた。何も言えない侍従の上で、氷磨はかんしゃくを起こした子どものように泣いていた。将軍がやっと王子の肩を離して、言った。
「次はお前の番だ。」
 王子は氷磨に近づいて屈み、優しく声をかけた。
「氷磨、そのくらいにしろ。もう許してやってくれないか。己のしたことはこの者が自分で一番よく分かっている。」
 氷磨は王子を見た。次の瞬間今度は王子に殴りかかった。まさかいきなり拳が飛んでくると思っていなかった王子は、それをまともに食らって地面に尻もちをついた。氷磨が啖呵を切った。
「貴様はなんなんだ偉そうに‼お前のそういう平和的で能天気なところが腹が立つんだ!ぬくぬくと何の苦労もせず育って自分の世話すら自分でできぬ甘ったれのくせになにが「己のしたことはこの者が自分で一番よく分かっている」だ。そんなことは俺だって百も承知だ、その上でせめているのだ唐変木‼お前なんか能無しで言いなりで意志薄弱なくせにっ」
 今度は王子が氷磨に掴みかかった。
「私も人間なのでな、そういう言い方は腹が立つ。偉そうに言ったつもりはないがそう聞こえたならすまなかった、だが私は、私は…」
 氷磨が煽るように言った。
「なんだ反論もできないのか、この国の行く末が案じられるな!それでも王子か。悔しかったらせめて殴り返すくらいしてみろ!武芸まで甘ったれの骨なしか!」
「喧嘩を売っているなら買ってやろう。私も男だ。」
 王子が一発殴り返したのを合図に、取っ組み合いの喧嘩になった。止めに入ろうとした侍従も巻き込まれ、氷磨に怒鳴られた。
「どっちの味方かはっきりしろ中立はなしだ!」
「おやめください。子どもですか!」
「お前より子どもだ!」
 娘たちは将軍にどうにかしてくださいと訴えたが、将軍は胸を張って高らかに笑った。
「やらせておけやらせておけ。その方が気が晴れるだろう!」
 娘たちは顔を見合わせてため息をつき、今度は老人の方を見た。ところが老人も笑っていた。
「王子様が誰かと喧嘩など、これがはじめてではないですかな。」
 沙耶が眉根を寄せた。
「どうして笑っておられるのです?あれでは明日には痣だらけですよ。」
「なに、子犬がじゃれ合っているようなものですよ。」
「もう。だれがあの泥だらけの服を洗って、手当てをすると思って?ねえサヤ。…もういいわ、私が行く。」
 サヤがえっと言った。沙耶は王子たちの方へつかつかと歩み寄って、言い放った。
「いいかげんにしてちょうだい!それ以上やったら手当てしてあげないわよ!」
 そしてすぐ踵を返してサヤの手を取った。
「行きましょ。男どもなんて放っておけばいいのよ。」
 去っていく娘たちの背を見送り、少年たちはお互い顔を見合わせて、自分たちがどんな有様かようやく気付いた。氷磨が王子に手を差し出した。
「王子、すまなかった。頭に血がのぼって心にもないことを言った。…なあ、今一度、俺たちは本当の約束を交わせないか。西の王子よ。」
 王子はしっかりと頷いて、その手を握った。
「私こそすまなかった。もちろんだ。約束を交わそう。東の王子よ。」
 侍従が微笑んだ。
「私が証人となりましょう。今ここに、東と西の真の絆が再び結ばれ、共に歩むべく、手を取り合ったことを見届けました。」
 将軍が王子たちに歩み寄った。
「さて、男たち。麗しの姫君たちに機嫌を直していただかねば。」
 氷磨が頷いた。
「はい。ですが、その前に王子、あなたに受け取ってもらいたいものがある。」
 王子は首を傾げた。氷磨は意味ありげに笑って、王子の手を取って導いた。

 氷磨が王子を連れて行ったのは、山を流れる小さな川のほとりだった。氷磨は水をかき分け、岩や木をつたい、どんどん上流へ歩いてゆく。氷磨は歩きなれているのだろうが、川はとても歩きにくいし、さっきの喧嘩で体のあちこちが痛む。やがて、「ついたぞ。」と氷磨が言った。見えてきたのは滝だった。王子は必死に氷磨についてきて、ようやくほっと息をついた。
「ずいぶん険しいところを来たな。だがいい場所だ。こんなところがあったとは。」
「険しいか?確かに道はないが。俺が一番好きな場所だ。一族と、その大切な者しかここに足を踏み入れてはならんのだと父が言っていた。」
滝の側に、人ひとり入れるかどうかというような、こぢんまりとした祠のようなものがあった。氷磨は、それを示した。
「そこだ。」
 氷磨は滝の水で顔と手を洗い、祠の固く閉まった扉を開けた。錆びついた扉の金具がギッと音をたてた。中に、細長い箱が二つ。白い箱と、黒い箱だった。白い方を、氷磨は王子に渡した。二つの箱を開けると、一振りずつ、立派な拵えの刀が納められていた。拵えもまた箱と同じく、王子の方は白、氷磨の方は黒だった。
「これは、東の一族に代々伝わるものだ。二つで対を成し、一振りを王が、一振りを第一王子が持つのだ。だが持つべきだった父上と兄上はもういない。だから王子、一振り受け取って欲しい。共に戦うためにも。」
「そのような大切な物を受け取るのが、本当に私でいいのか。侍従のほうがよいのでは。」
 氷磨は首を横に振った。
「王子がいいんだ。それに絆はきっと受け取らない。誓ってほしい。この刃に。この先も、東の民と西の民が、手を取り合い共に在ることを。あなたは絆を救い出した。王に歯向かってでも。俺が悪口を言っても、殴っても、俺を見下したりしなかった。正直俺もあんな喧嘩をしたのは初めてだったが…こんなことを言うのはおかしいかもしれないが、嬉しかった。村の子らが喧嘩をしているのを見ても、子どもっぽいと軽蔑していたくらいだったが、本当はあんな喧嘩をしても次の瞬間には笑い合っているような、ああいう子らが羨ましかったのだと思う。そして今、唯一無二の友を得た。」
 王子は氷磨を見つめた。二人とも何も言わないまま、滝の音だけが響いた。氷磨の目は揺るがなかった。王子がひとつ息をついて、頷いた。二人の王子は、互いに微笑んだ。二人は刀を持ち、皆が待つ屋敷へと向かった。

次回 第五章

 第五章で最終的にどうなるか、作者自身もまだはっきりとはわかりません。だいたいがこの第四章、もう少しコンパクトだったところを、会話を増やし、詩を入れ、増量しております。先が思いやられる・・・
 14歳の時に浮かんだアイデア、その頃考えていた結末があります。しかし、時を経て私も大人になり、色んなものに触れてきた中で、それでいいのか?と思うのです。今月中には完成させようかなんて思っていたのですがそれもどうなるか。冒頭でも書きましたが、最後までお付き合いいただければ幸いです。というか、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!お礼にもなりませんが、見出し画像にしていたものの全体を貼っておきます。だいぶ昔になんとなくで書いたものなので、あくまでもその時のイメージなのですが、グレーで描いた二人が、王の兄と東の王、一番大きく王、その胸のあたり、中央に氷磨と王子、脇にサヤと沙耶、下の三人が侍従、老人、将軍です。

氷磨 全員集合


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