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リワーク日記90 理想の働き方を上司との面談で伝えてみようと思います。

そろそろ年末年始休み明けでぼんやりしていた頭もだんだんと回復してきています。とは言え私は1年半も休職していましたので、たった数日の連休からのリハビリなんてリハビリのうちに入リません。まだ社会復帰の大波に乗ろうとしている最中ですから、常にぼんやり状態ですけどね。もしかしたら二度とシャッキリすることはないかもしれません。

さて、来週に上司との個人面談をすることになりました。部署のメンバー全員が対象で、将来のキャリアプランと年単位での目標や計画を話し合う面談だそうです。

ちょうど良いですね。私は、ハードワークや出世を望んでいないとはっきり伝える良い機会にしたいと思っています。本来はこの面談で決めた目標と1年後の結果を見比べて成績評価を行うのですが、自分に合った会社生活を送るためには自分の正直な希望を会社と共有し双方の利益になるやり方で合意する必要があります。

私にとってはプライベートが充実した生活が理想で、仕事はあくまで生活費やプライベートでしたいことを叶えるための資金を稼ぐ手段でしかないというのが基本的な考え方です。

仕事上の面白みが全くないわけではありませんが、それは無理なく長く働き続けるのに必要な味付けを加えるための調味料であり、メインの素材ではありません。メインの素材は資金稼ぎである点は変わりません。一方で、資金稼ぎと言っても報酬をたくさんもらいたいとも思いません。高報酬には重責や長時間労働が伴います。そんなトレードは求めません。休日にまで仕事の難題で胃を痛めたくありませんから。ついでに、成果に伴って報酬額が増えるような報酬体系は、私にとって努力する動機付けにはなりません。動物のしつけじゃないのですからそんな単純なエサで人を思い通りに動かそうとする考えの浅さに呆れます。その仕事の意味は何かという点がむしろ重要です。ですから、繁忙期はともかくとして、残業を前提にした働き方や仕事量や責任の重い仕事を受け入れる気はないのです。全員が責任あるポストへの出世を目指す必要もありません。

こうした考えは、1年にわたったリワークでまとめたものです。再び同じ苦しみを繰り返さないためにはこの点を軸に据えて動かさない必要があります。上司にはそうした私の考えをよく理解してもらいたいです。そうして会社と私の関係を無理のないものにしていきたいです。まさにそうしていこうと私はリワークで構想し決めたのです。

現代の管理職って大変ですね。多様な価値観や個性や事情を抱えた部下たちという複雑な連立方程式を上手に解いていかなければいけないのですから。かつてはそんなものは見ないフリして一律横並びで扱えばどうにでもなっていたでしょうけど。だからこそ、現代の管理職には向き不向きがよりハッキリ出てしまうのではないでしょうか。

さて、昨年の繁忙期を終えて閑散期に入り、今は次の繁忙期に向けた準備が進んでいますが、当然ながら仕事量としては少ないので残業もほとんどないという理想的な働き方になっています。

しかし懸念もあります。あの繁忙期を全力疾走してしまった後で急に時間に余裕ができてしまうと、緊張の糸が切れて軽い燃え尽き症候群になってしまっている気がするのです。少なくとも心身への負担はゼロではないでしょう。それに、これからもこの繁閑の落差を繰り返すのかと思うとやや気だるさを覚えます。

まあ、人生ってこういう上り下りの繰り返しなんですよね。平坦な道なんてそうそうありません。コンビニでスイーツを買って食べてエネルギーを補充することにします。


実のところこの燃え尽き状態は次のステップが静かに始まっている証です。次のステップとは、自分が望み自分に合った働き方を構築して安定化させるというステップです。だいぶ新しい職場には慣れたもののまだまだ分からないこともたくさん残っているのでその習得も必要ではありますが、並行して次のステップへの移行は始まっています。ここでもリワークでの準備を活かせそうです。

ということで個人面談頑張ります。次回もまた楽しみにしていて下さい。

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